読書メモ「リーダーの作法 ささいなことをていねいに」
表記本を読んだので感想を記載します。
Netscape,Apple,Slackでマネージャやエグゼクティブを経験した著者のコラムをまとめたものです。システム関係の仕事でリーダーを実施する人には、どれかのコラム内容にぐっとくるメッセージがあると思います。スクラムマスター的なリーダーシップと自ら舵をとるアントレプレナー的なリーダーシップの両方が感じられました。
気になった点
まさにすぐこの状態になってしまうなーと身につまされました。
この感覚に耳を傾ける練習というのはとても重要と思っていますが、結構優先度を下げてしまうんですよね。
パフォーマンス管理はリーダーとしての存在自体が、パフォーマンス基準を設定しているという言葉が印象的でした。あなたがリーダーとして何を大切にしているかを示すのが重要という一節には痺れました。
説明責任ということで問題と感じた箇所はとりあえず青テープを貼ってもらい、対応するしない含めて、全てクローズするというのは透明性を高める上でも大事だなと感じました。
プロジェクトを任せた際に、B評価がリーダーとしての成功ということはしっかり覚えておこうと思います。自分でやってしまうとA評価になるが、それは、組織として継続性がないということです。
採用については今までは人事にお任せだったのですが、これから役割が上がっていく中で、採用の重要性は感じています。
タイムリーが大事!!!
説明できて、透明性のある組織図は大事。実体に合わせて描いてみると補足しないと伝えられないというのも良いなと思いました。
組織として語れる具体的なストーリーが組織の文化になる!
偽ゾーンに満足してしまうのは分かります。創造的な価値を持っているかをもっと重視しないと。。となるとその時間に対する準備や設計も重要かなと思います。
メンターは本当重要だと思います。大企業の管理職はもっとメンターつけるべきかと思います。
感想
単なるノウハウ集かなと思って読み始めたのですが、かなり響く内容があり、中間管理職である、今読む本としてちょうどよかったです。ありがとうございました。
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