見出し画像

「InnerSource Gathering Tokyo 2024」に参加してきました

表記イベントに参加したので感想を記載します。

仕事の都合で15:00までしか参加できませんでした。(インナーソースマン見れなかった・・・)でも動画放映があるのかな?また見たいと思います。
下記、見た内容の概要、感想です。

基調講演: 世界一流エンジニアの思考法から学ぶ、フィードバックを活かす組織づくり

マイクロソフトの牛尾さんの講演でした。
・アメリカでは個人商店型で働いている。P0(プライオリティーゼロ)の一番優先順位が高い事項に注力するのがデフォルト
・アメリカでは嫌なフィードバックに合った事がない。フィードバックが普通になっている。また日本のような負の感情を伴うフィードバックがないので、ネガティブフィードバックでも普通に受け止められる
・文化的なノリは本を読んでもわからない。そういった経験等もプレゼンして伝えてあげると良い(伝えたい内容があるのであればプレゼン資料を作ってプレゼンすることが大事)
・開発生産性を意識するより、ちゃんとしたものを作る方が結果として早くなる。日本の時はすべてが納期があった。納期がある仕事も大事だが、すべて納期があると品質やスコープが下がって結果生産性が低くなる(分子が小さくなるため)
⇒社内プレゼンのくだりは今狙っている方向と同じで勇気づけられました。もっとエヴァンジェリストに慣れるように頑張ろう・・・

スペシャルセッション: チームトポロジーとインナーソースの深堀り

アトラクタの吉羽さんとKAGの三宅さんのセッションでした。
・インナーソースパターンブックにインナーソースについての考えは書いてある
・すべてコラボレーションが良いというわけでもない。チームで結集した方が良い事もあれば一人が良いこともある
・インナーソースを会社に取り入れる場合、文化的/明示的な指示や調整がないときつい(組織の後押しは必須)
・組織の後押し(スポンサーになってもらう)のためには、まずやって見せることが大事。いきなりスポンサーなっては厳しい。まず実験してみることが大事
・露出やチームの外を意識することも大事
・インナーソースで考えるとプラットフォームチームやイネイブリングチームから始めるのがやりやすい。ストリームアラインドで提供側になるのはプロダクトの価値に集中する軸から考えるとかみ合わせが悪い
⇒インナーソースのくだりではないですが、露出やまず実験してアピールするはまさに大事だなと思っていたので、引き続き頑張りたい

ゼロからボトムアップで始めるインナーソース - ニフティのリアル事例

ニフティの小松さんの発表でした。手触り感のある発表で社内のデータやアンケート内容もそのまま発表してくれて非常に良いなと思いました。発表自体が会社の良い文化を表しているなと感じました。
・ニフティでは文化としてチーム横断のコラボレーションは多い
・実験的に初めて見て結果、組織と合うものを適用していく事が大事
・インナーソースについても2カ月のお試し実験から始めた
・実験の後、これがインナーソースかと感動したし、非常に勉強になった
・ブログ公開をする中でインナーソースのコミュニティとつながった
・お試し期間に前向きな若手を入れるのはポイント

感想

インナーソースについてはまだ少しうちの会社では乖離していると思ってましたが、色々ヒントになる内容をもらいました。とりあえず社内でのプレゼンを色々頑張ろうと思いました。
あと、インナーソースパターンブックを知れたのはとても良かったです。ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?