Skyの愉快な友人⑪

今回は、私が初心者の頃から今まで大変お世話になっているフレンドである「マナさん」について書こうと思う。

彼女が写っている最古の写真(3/18)
背の高い星の子がマナさん

⚠️この先、裏世界の画像が添付されます



マナさんとの出会い

私がマナさんと出会ったのは、Skyを初めてまだ間もない頃。草原にて精霊開放をこなしている時であった。

その頃の私は一度目の原罪にて打ちのめされ、なんやかんや無事生還し、新たなSkyライフを楽しんでいる最中であった。
つまりは、恒常精霊以外の精霊である「過去の季節の精霊」の解放に勤しんでいる時期である。

マナさんと出会った日も、私は丁度草原の洞窟エリアの前に座り込む「屈伸する導師(感謝の季節)」を開放していた。

屈伸する導師(感謝の季節)

この精霊、今でこそ簡単に解放することができるが、当時の私には高難易度の精霊であった。

まず、恒常精霊とは違い「解放時精霊を運ばなければならない」という点において手強い相手だった。少しでも運んでいる手が離れれば、精霊はすぐさま地面に落ちる。そして一定時間内に拾わなければまた初めから…。このシステムが初心者である私を悩ませた。

また、運んでいる精霊を光のアイコンに触れさせなければならないのだが、この光のアイコンがなんと「空中に」あるのである。

空中にある光のアイコン

運ぶだけでなく飛行の技術も求められるとは…

そんな中、野良プレイヤーであるにも関わらず、初心者の私に付き添ってくれた方が「マナさん」だった。
彼女は私が解放成功へと近づくたびに、紙吹雪の従兄弟やオーロラスキップ、応援する観光客などのエモートを駆使して盛り上げてくれた。

私はとても嬉しかった。
エモートだけでこんなにも通じることや、励まされること。そしてそれを行う見知らぬ人の気遣いが、本当に嬉しかったのだ。

そして私は無事、精霊を解放することができた。

開放後、私はマナさんとチャットテーブルを使用し会話をした気がする(フレンド申請後/前であるかは定かではない)。
その際、お礼を言い、「ハートを毎日送らせていただきます!」など伝えた気もするが…。朧げな記憶のため自信はない。
(この「毎日ハートを送ります!」について。マナさんはカケラのことを、私はハートのことを考えていたため、この後しばらく私はマナさんにハート交換を強いてしまうこととなる…orz)

しかし、大変お世話になった方であるため、「いつかこの恩を返さなければ!」と強く思ったことは覚えている。

以上の経緯より、私はマナさんとフレンドになることができた。


マナさんとの日々

マナさんとは、時たまワープ或いはホームが被った際に一緒にキャンドル集めやパン、亀へいく日々を過ごした。
その際、マナさんには本当に多くのことを教えていただいたと感じている。

キャンドルの大切さ、ウニとパン、亀の時間は決まっていること、峡谷レースは転べば速くなること、闇花は一度焼くと黒くなること、暴風域の安全なルート、草原ホームで交流ができるということ、雨林や暴風域で見知らぬ人を助けることが出来ること、「訴えかける親」の解放等々。ここに書ききれないほどだ。

大樹の4人クエストを、自身のフレンドを呼び手伝ってくれた時もあった。

出会いの際もそうだったが、彼女はいつでも「やり方」を教え、私の「体験」を大切にしてくれた。
キャリーではなく少し先で待ち、追いついたらまたその少し先へ。そんな道標のような方だった。

Skyに慣れてきた私が、「もしかして…頻繁に会いに行くのは迷惑なのでは…!?!」と気がつき、彼女と出会う方法をホームサーバー統合(私は、神引きサーバーと呼んでいる)に委ねるまで、大変面倒を見てくれたのだ。

峡谷の裏世界にてハートの花火を上げてくれる
ハートの花火はこの時初めて見た
キャンドルバトルと嬉しい言葉
羽根が10枚になった際、マナさんに報告しに行く
祝ってくださったことがとても嬉しい
✈︎ 飛行機に乗る ✈︎
トレイルを出してくださるマナさん

また、マナさんはお会いした日は長時間話してくださり、私はそんな時間がとても楽しみだった。
約束なんかしてしまった日には、浮かれてメセキャンやTwitter(X) につぶやいてしまう。
もうウキウキだった。

悩みを丁寧に聞いてくださったこともある。

私から見た彼女は、隔てなく手を差し伸べ、他人を気遣い、しかし自身の許容範囲外は深追いせず自己管理も完璧な(そしてほんの少しのユーモアを持っている)、そんな素敵な方だった。


現在

現在もマナさんとは友人であり、ホームにてサーバー統合をした際、ご挨拶をしたりキャンマラへご一緒している。
頻繁に顔を合わせるわけではないが、それでも会った際は楽しく会話をしていただき、私は依然として彼女から素晴らしい時間をいただいているのだ。

青ティアケープのマナさん
合奏も好きだと伺っている
おんぶレベル2を開放してくれた

きっと彼女と出会っていなかったら、この世界に留まることは難しかっただろう。
ここには書ききれないほどの。埋もれては更新されていく彼女との思い出が、現在まで私を支えてくれているのだ。

いうまでもないことだが、私は彼女のことが大好きである。

マナさんは度々私のことを「素敵な方」だと言ってくれる。
しかし、私がそのような態度を取ることができているのは、紛れもなく彼女のおかげだ。

私も、ここ最近になり暴風域や草原ホーム等で初心者の方々からフレンド申請を貰うようになった。
まるでほんの少し前の自分を見ているようだ。

そんな時、私はいつも彼女のことを思い出す。
他者の支えとなり、出会ってから今まで私を導き、丁寧な態度で接してくれる彼女のことを。

しかし、それと同時に、私はこの初心者の方にとって、彼女のような存在になることができるのかどうかと考えてしまうのだ。

けれど、そんな時でさえマナさんの「貴方は素敵な人だ」という言葉が私の背中を押してくれる。

彼女は、思い出や態度だけでなくその言葉でも私を支えてくれる人であるのだ。

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