Skyの愉快な友人④
今回は、私の最も古い友人である「Tani(仮)」について書こうと思う。
Tani(仮)との出会い
Taniは、私がSkyを初めて最初に出会ったプレイヤーだった。
ビギナーである私は、朝焼けのような孤島を抜け、明るい草原を抜け、初めて雨林に足を踏み入れた。
その頃の私にとって、雨林は勝手にデバフがかかる恐ろしい場所であったし、かつマップが難解であった為完全に混乱していた。
そんな私の手を取り、道を切り開いてくれたプレイヤーがTaniだった。
また、ここで記載するが「Tani」は彼女(または彼)の本当の名前ではない。
と言うのも、私はTaniとチャットを開けていないのである。
ビギナーの私がTaniにフレンド申請をし、訳もわからずランダムでつけた名前が「Tani」だった。
Taniとの日々
実を言うと、私はTaniとそれほど交流はしていなかった。
星座版でカケラを送り合い、コーデを見ては「オーロラケープをつけているなぁ」や「新しい季節の衣装だ！」など思うのがTaniとの日々だった。
そんな日々がしばらく続いた後、転機が訪れる。
それは私の羽が11枚になった時だった。
私は11枚の羽を見て達成感を覚え、この喜びと感謝をなんとか友人達に伝えたいと思っていた。
しかし、その日は再訪精霊のために星のキャンドルを取りに行く必要があり、私は得たばかりの羽を全て失わなければならなかった。
そこで、友人たちに向けてメッセージボードにお礼を書くことにしたのだ。
「"Look at that! but you can't lol🤣
I'm up to 11 wings✨ Really want all my friends to see it. But I have to go to Eden today. Thank you for helping me! I'm so happy when you light my star on fire☺️✨」
少し奮発して折鶴にしている
このメッセージを浮かべた後、これで良いだろうと私は天空へ向かった。
そしてこの後、特に何か起こることもなく終わると思っていた。
しかし数日後、私が友人とパン焼きに参加していた時だった。
なんとTaniがワープしてきたのだ…！！
初めての出来事だった。
Taniは私のところへ来ると、背中の花火杖を取り出し華麗に振った。
当然食卓はカラフルな火花に包まれお祭り騒ぎとなり、その時私はTaniがメッセージボードを読んでくれたのだと理解した。
そしてTaniはひとしきり祝ってくれた後、ハイタッチ(レベル2)とハートを私にプレゼントしてくれたのだ。
先述したが、この時は再訪精霊が訪れているのである。
チャットはキャンドル3本、そしてハイタッチ(レベル2)はキャンドル4本。
こちらのことを考え、チャットではなくハイタッチを開放してくれた気持ちが、私にとって本当に有り難かった (キャンドルが多く必要であるのにも関わらずだ)。
私はこのありがたい気持ちを伝えるべく、またメッセージボードを浮かべた。
この際、Taniの本当の名前を知らなかった為、宛名は「 Dear my friend who unlocked High Five Level 2 」とした。
すると数日後、何と返事が返ってきたのだ。
アヒルの友人だそう
まさか返ってくると思わなかった。とても嬉しいサプライズだった。
私はすぐにそのメッセージにハートを押し、Taniにハートを贈った (花火の日にもお礼として贈ったが、有難いことに彼女はすぐにハートを受け取ってくれる)。
ここから私とTaniの文通が始まった。
現在
現在Taniとはまだ文通を行っている。
会いたいとも思うが、Taniのカケラは午前3時〜4時の間に送られている為、時差が相当あり基本的にはログインが被らないのだ。
Taniと文通をする様になってから、メッセージキャンドルを覗く時、今まで以上にワクワクする様になった。
慣れてきた今では、他の動物面を被っている時、宛名が変わるのだろうかと少し気になっている。
Skyを始めた当時は、まさかこんな交流の形があるとは思っていなかった。
Taniは私の初めての友人であるだけでなく、私の価値観を広げてくれた友人でもあるのだ。
ーーー
(2月18日追記)
2月9日にTaniとキャンドルを集めに行き、チャットテーブルを使い初めて会話をした…！
彼女の本当の名前は「Leaf」というらしい。「Tani」はかすりもしていなかった。
結局、お互いチャットは開かなかったが、お礼を言えた事や本当の名前を聞くことができた事などがとても嬉しかった。
返事が帰ってくることを期待して
宛名が「ハル」になっている！