なぜ誰も長期投資をしないのか?
こちらは36年のスパンでベストパフォーマンスを逃すとどうなるのか?という表になります。
36年というと13140日です。そのなかでベスト10日を逃すとそのパフォーマンスは20%程度低下します。
またベスト30日を逃すだけでそのパフォーマンスは半分近く低下してしまうんです。
これが何を意味するか?それはどんなことがあろうと市場にエントリーし続けなければならないのです。
複利の力と合わせて長期投資、そして長期投資を続けることこそが一番再現性高く投資で勝てる方法ということがお分かりいただけたと思います。
なぜこのような結果がわかってるのに誰も長期投資を継続できないのでしょうか?
それは「知らないから」に他なりません。
例えば、なんとなく投資を初めてみて、もし暴落が来た場合、、、
あなたはその恐怖に負けずに資産を売らずにいられるでしょうか?
資産を手放してしまう理由として、知識不足とリスクの許容度を超えてしまうということがあります。
知識不足に関してはこのような長期投資の「良さ」を知らないもしくは理解していない場合、大きく下落した時にもう株式はおしまいだ!と思って低い価格で売ってしまうでしょう。
理解していないがためにただただ目の前の現実に対して、うろたえてしまうのです。
リスク許容度を超えている場合というのは、例えば100円だけ投資ししていて大暴落して100円が10円になってしまった場合、別になんとも思わないですよね?
それは90円程度は誰もが許容できるリスクだからです。
しかしこれが1000万円投資して、90%下落して1000万円が100万円になってしまっていた場合はどうでしょうか?
もし知識は持っていて頭では淡々と投資を続ければいいとわかってますが、平常心を保てますか?このように自分自身が安心できるリスク許容度を守るということも大事です。
基準としてはどんなに値動きが激しくても、夜ぐっすり眠れるという水準で投資をすることを心がけてください。
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