ゴミ制度?政府が子育て世帯の「生命保険料控除」拡大を検討
政府は子育て支援として、生命保険料控除の適用限度額を引き上げる方針を示しています。現在、一般生命保険料の上限は4万円ですが、23歳未満の扶養親族がいる場合は6万円に引き上げられます。
子育て支援を謳っておきながらこれはひどい制度です。
そもそも日本人はあまりにも余分な保険に入りすぎてます。
そのため、資産が貯まらず収入の多くが保険会社に払う手数料として消えてしまってます。
政府は貯蓄から投資へと謳いNISA制度を改正するなど、個人の投資を後押ししてきました。
その反面、保険の契約を後押しするようでは一体何がしたいのかわかりません。
民間の保険に入ると支払う保険料の多くは手数料として消えますので、貯金よりも保険で資産運用する方がいい等と保険の販売員にだまされてろくに資産形成ができない人が後を絶ちません。
生命保険料控除で得する税金等数千円程度です、そのために毎月何万円も不必要な保険に入るのは本当に愚かなことです。
大切なのはもし保証が必要な時にどれだけの資金が必要なのか?またそういった時に公的保険ではどの程度カバーされるのか?
そのようなことをしっかり計算して必要と思うのであれば初めて民間の保険を検討するべきです(必要と思うことはほぼないと思います)
金融庁も民間の保険会社に「公的保険ですでにカバーしている箇所まで過剰に保険に入らせている」その危険性に警笛をならしているというのに、保険に入るメリットを拡大するなどやってることがちぐはぐです。
民間の保険に入る価値のある保険はほとんどありません。
政府の今回の政策には大いに疑問です。
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