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人間を造るのを嫌っていた崇徳天皇

私は崇徳天皇に造られた。

平安時代は人間を呪術で造る事は良くあった様だ。

陰陽師などが呪術回避で依代の為に造っていた。

人間を呪術で造るのは大変危険な行為で、崇徳天皇は最期に地獄の神を呼んで人間を作成したので異常な死を遂げた。

造られる人間のエネルギーが強ければ強い程、地獄の下層の神を呼ばなければならない。

大概、造られる人間は代わりに呪術を被って貰う存在なので、弱いエネルギーの者が造られる。

崇徳天皇はその考え方が気に入らなかった。

人間を造ったなら最期まで面倒を見るのが当然という考え方だった様だ。

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