やらかした神、スサノオノミコト
須佐之男命(すさのおのみこと)は日本神話で有名な三貴子の中の一神である。
皆さんもご存知のように、須佐之男命は天人殺害、器物損壊、営業妨害をやらかして高天原を追放となり地上へと降り立った神である。
『人間は地球から出られない』という記事でも書いたが、地球は罪人となった神が降り立つ場所である。
須佐之男命も例外ではなく、高天原追放後は地球へと降り立ったのであった。
月読命から聞いた須佐之男命
月読命(つくよみのみこと)から聞いた話によれば、天照大御神も月読命も須佐之男命も名家である。
神話では伊耶那岐命から三貴子が生まれたことになっているが、どうも伊耶那岐命も伊耶那美命も血筋が違い、三貴子はそれぞれ父母が存在するらしい。
伊耶那岐命と伊耶那美命については『伊耶那岐命と伊耶那美命の国産み』でも書いたが、夫婦ではなくただのビジネスパートナーというから驚きだ。
天照大御神は統治者の家柄で、月読命の家は頭を使うらしく法律を全部覚えている。
さて、須佐之男命の家はというと、ここは戦士の家である。
それぞれの家で髪の毛の色が違うのだが、天照大御神は黒で、月読命は金か銀、須佐之男命は灰色であった。
ちなみに別の記事でも少し触れているが、推古天皇の過去世の家は須佐之男命とも血筋が近く、髪の毛の色は白だったという。
地球に落とされた須佐之男命のその後
その後の須佐之男命はどこへ行ったのか。
月読命はよく人間界を観察している神で、須佐之男命の生まれ変わりを見つけている。
それはかなり昔の人物で、教科書で織田信長と書かれている人物だ。
この人物の守護霊として須佐之男命は存在していた。
織田信長の側室には生駒吉乃(いこまきつの)という女性が居たが、この女性も現人神であった。
昴(すばる)現人神の近くに居れば、意識の一部が来世昴で転生となる。
須佐之男命は出身地の昴へと帰っていったのだろうか。