疳の虫を自由研究の題材にしてみた
疳の虫(かんのむし)である。
幼児の夜泣きの原因とされている虫で、手からふよふよ出てくる細く白い物体だ。
この疳の虫を出す方法を紹介しよう。
手を塩もみして水で流し、次に石鹸で洗う。
これを10回ほど繰り返し、手を強く10秒ほど握る。
その後に手を開くと、爪の間や指から白くてふよふよした細長い虫の様なものが出てくるのだ。
これが疳の虫である。
自身でも試した事もあり、爪の間や指から白くて細いふよふよした物体が出てきたのを覚えている。
しかもその疳の虫、出した後はイライラが収まっているのである。
夏休みの自由研究にした過去
夏休み前に先生が皆に向けて言った言葉を思い出した。
それは、「りんごの変色の経過とかやめてね、先生見飽きているから。」という言葉だ。
(そうか見飽きているのか。じゃあ、誰もやったことがなさそうな自由研究をやろう。)と思い、変化球で疳の虫の自由研究を提出することにした。
疳の虫の自由研究
その自由研究はどんな人が塩もみと石鹸の手洗いを繰り返して、疳の虫は何匹出たのか表にしたものである。
疳の虫の数は少しバラつきがあった。
表にまとめると自由研究は1ページで終わってしまった。
個人の疳の虫の数の違いの因果関係は何も分からなかった。
多い人数なら何か分かったのかもしれないが、被験者は数人だけだった。
それでも学校に提出すると、良くできましたと先生からマルがもらえた。
疳の虫の正体
実は疳の虫の正体は分かっていない。
手を拭いた時のタオルの繊維なのかと疑った事もあるが、明確には不明である。
顕微鏡で覗いてみると、その正体が判明するのかもしれない。
疳の虫を出した後にイライラが収まった原因は、もしかしたら静電気などが関係しているのかもしれないと考えている。
ちなみに、夏休みの自由研究で疳の虫の研究は、穴場なのでおすすめである。