急性妊娠脂肪肝治療レポ②
出産後1日目
術後は尿道カテーテルをいれているのだが、ナースから
「尿が少ないし色が濃いね」と言われる。
確かに、1晩絶飲食だったにしても、色が濃くて少ない。オレンジジュースの様な色をしていた。
それ以外は経過も良好。
帝王切開だったこともあり、入院初日のご飯は回復食。私は昼過ぎに出産だったので、翌日朝まで絶飲食。そこから昼〜翌々朝にかけて徐々に形態を上げていく。
食欲はそこそこ。2食とも完食。
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次の日の昼からはいよいよ豪華な産院メニュー!
これを楽しみにしていた。
出産後2日目
気持ち悪い。ムカムカする。
せっかくの美味しい食事をほとんど残してしまった。ひと皿につき2口くらいしか食べられない。
この日から日中は子ども同室。息子のお世話をしている時間だけ、気持ち悪さも忘れられた。
出産後3日目
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元気そうにしてるが、この時の記憶があまりない。
朝はほとんど残してしまう。食べた直後から産前あったような逆流が。
気持ち悪くて、苦しくて、この日は日中も息子を預け、昼食の提供は止めてもらう。夕食はあまり食べないのも良くないと思い、半分くらい食べたが、夜間に胃酸の逆流で寝られなくなってしまった。
息子のお世話をほとんど出来ていない申し訳なさより、このときは気持ち悪さが勝ってしまっていた。
出産後4日目
朝食ほぼ残し、この日は写真を撮る余裕もなかった。とにかく苦しい。頭がぼーっとする。
この日は産後の経過観察の日。
まず体重を測るのだが、産前最後の測定より5kgも増えていた。(浮腫んでいるなとは思っていたが、産後よくある事だと思っていた)
診察台に登った途端、
主治医「黄疸が出ていて、腹水も溜まっている。すぐに専門的な治療をしてくれる病院に搬送してもらおうね。」
救急車を待っている間、ずっと泣いていた。
産院スタッフが息子を傍に連れてきてくれた。
もう抱っこ出来る気力もないので、沢山手で撫でた。
ひとりぼっちで置いていってごめんね。
何にもできなくてごめんね。
救急車に乗ったあとからは、本格的に意識が朦朧とし始め、途切れ途切れ。