JANコードからバーコードを生成するマクロをVBAを使って作成

こんにちは。 がっきーです。

先日、会社の人から

「Excelのセル内のJANコードの値を使ってバーコードを作成するマクロをVBAで作成する方法を教えて欲しい」

とのご相談を受けました。

私は、その時はその作成方法がわからなかったので、個人的に「どうやって作成するのだろう?」と興味を持ち、調べたのち、作成方法をお伝えいたしました。

作成方法を調べていて、「なるほど、こういう風に作成するのか!」と学びになったので、個人の備忘録と、他にもこの作成方法を知りたいという方のために、Excelのセル内のJANコードの値を使ってバーコードを作成するマクロの作成方法を記事にしたいと思います。

具体的には、以下のような操作をできるマクロをVBAで作成する方法について紹介いたします。

作成する前に

今回のマクロを作成するに当たり、3つの準備が必要なので、それらについて説明いたします。

1.Microsoft 365 Access ランタイムのインストール

バーコードを生成するために、Microsoft Barcode Controlがインストールされている必要があります。

そのため、まず、Microsoft Barcode Controlのインストールをいたします。

Microsoft Barcode Controlがデフォルトでインストールされている場合があるのですが、インストールされているかは、以下の操作で確認することができます。

まず、「開発」タブの「挿入」から、一番右下のアイコン(下図参照)を選択します。

下図のような画面で「Microsoft BarCode Control ○○」というものがあれば、インストールされています。

表示されていない場合は、インストールされておりませんので、下記のサイトからインストールをしていただければと思います。

インストール手順は(上記サイトに記載されていますが)、以下の通りになります。

2.JANコードの準備(今回は乱数で生成)

次の準備といたしまして、バーコードに変換する前のJANコードを用意する必要があります。

JANコードとは、以下のサイトによりますと、

「どの事業者の、どの商品か」を表す、世界共通の商品識別コード

「JANコード(ジャンコード)とは?」,NICHIEI INTEC,https://www.barcode.ne.jp/barcode/1209.html(2025-01-01)
 

だそうです。

そして、13桁と8桁の場合があるそうです。

今回は、標準的な13桁の方を採用し、13桁の乱数をExcelの方で乱数を使い作成いたしました。

3.VBAコードを記述してマクロを作成する方法

作成する前の最後の準備としまして、VBAのコードを記述する場所、方法について説明します。

それについては、私の以下の記事をご参考いただければと思います(もちろん、調べていただいても構いません)。

Excelでマクロを使えるようにするには、「名前を付けて保存」からファイルの種類を「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択して保存するのを忘れずにお願いいたします。

詳しくは、以下のサイトをご参照ください。


今回記述したVBAコード

準備が整いましたので、ここからVBAコードを書いていきます。

VBAコードをどこに記述するかは、私の上記の記事(VBAを使って足し算のExcelマクロを組む)の①VBAで記述するをご参考ください。

今回記述したコードは以下の通りです。

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