JANコードからバーコードを生成するマクロをVBAを使って作成
こんにちは。 がっきーです。
先日、会社の人から
「Excelのセル内のJANコードの値を使ってバーコードを作成するマクロをVBAで作成する方法を教えて欲しい」
とのご相談を受けました。
私は、その時はその作成方法がわからなかったので、個人的に「どうやって作成するのだろう?」と興味を持ち、調べたのち、作成方法をお伝えいたしました。
作成方法を調べていて、「なるほど、こういう風に作成するのか!」と学びになったので、個人の備忘録と、他にもこの作成方法を知りたいという方のために、Excelのセル内のJANコードの値を使ってバーコードを作成するマクロの作成方法を記事にしたいと思います。
具体的には、以下のような操作をできるマクロをVBAで作成する方法について紹介いたします。
![](https://assets.st-note.com/img/1735698937-yANKoYfLXUIak2d6Hztiwl8D.png?width=1200)
作成する前に
今回のマクロを作成するに当たり、3つの準備が必要なので、それらについて説明いたします。
1.Microsoft 365 Access ランタイムのインストール
バーコードを生成するために、Microsoft Barcode Controlがインストールされている必要があります。
そのため、まず、Microsoft Barcode Controlのインストールをいたします。
Microsoft Barcode Controlがデフォルトでインストールされている場合があるのですが、インストールされているかは、以下の操作で確認することができます。
まず、「開発」タブの「挿入」から、一番右下のアイコン(下図参照)を選択します。
![](https://assets.st-note.com/img/1735708706-fRgYbZaMjcx37eiwQlP6AJzI.png?width=1200)
下図のような画面で「Microsoft BarCode Control ○○」というものがあれば、インストールされています。
![](https://assets.st-note.com/img/1735708951-oY2HvZnFluQMEsatdeOr0qBj.png)
表示されていない場合は、インストールされておりませんので、下記のサイトからインストールをしていただければと思います。
インストール手順は(上記サイトに記載されていますが)、以下の通りになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1735708117-h7gR2kPtdIMewOaxDj0os1yK.png?width=1200)
2.JANコードの準備(今回は乱数で生成)
次の準備といたしまして、バーコードに変換する前のJANコードを用意する必要があります。
JANコードとは、以下のサイトによりますと、
「どの事業者の、どの商品か」を表す、世界共通の商品識別コード
だそうです。
そして、13桁と8桁の場合があるそうです。
今回は、標準的な13桁の方を採用し、13桁の乱数をExcelの方で乱数を使い作成いたしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735711432-HZDuES9aL6M48YVgUw01JNT5.png)
3.VBAコードを記述してマクロを作成する方法
作成する前の最後の準備としまして、VBAのコードを記述する場所、方法について説明します。
それについては、私の以下の記事をご参考いただければと思います(もちろん、調べていただいても構いません)。
Excelでマクロを使えるようにするには、「名前を付けて保存」からファイルの種類を「Excel マクロ有効ブック(*.xlsm)」を選択して保存するのを忘れずにお願いいたします。
詳しくは、以下のサイトをご参照ください。
今回記述したVBAコード
準備が整いましたので、ここからVBAコードを書いていきます。
VBAコードをどこに記述するかは、私の上記の記事(VBAを使って足し算のExcelマクロを組む)の①VBAで記述するをご参考ください。
今回記述したコードは以下の通りです。
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