私、この人のこと大切にできるのかなって不安
私には夏から連絡を取り合い、月に1回程度で会っている”彼”がいます。
さて、今回はそんな彼との決着の日。
前々回に投稿した上記のお話。
LINEで、『ラインでは言わないけども』のお話。
どうでもいいけど、この日は大雨。
私はどうしてもプリプリのえびが食べたくて朝から車を走らせお魚が美味しい街まで行き1人で海鮮丼を堪能。
あ〜、なんていい休日。
そういや今日、彼との予定があったなあ
なんて呑気に、雨がぽつぽつしている海を眺めていました。
1人の至福の後はずっと1人で自分と向き合いたくなる。
こんな素敵な日に誰かに会うなんて、勿体無い
彼との予定キャンセルしようかな
好きとか言われたら困っちゃうしな
今日も変な服着てくるかもしれないしな
彼に会いたくない理由がどんどん、どんどん増えてきて
でも17時集合で14時に断るのは如何
彼に会いたくないのなら彼以外で行きたくなる理由を作ろう作戦。
15-17 友達と買い物をする
17-21 彼と過ごす
21-24 最近出会った医者とディナーする
後にも先にも楽しみができた!完璧だああ!!
なんて、るんるんで私は背中の開いた白いブラウスを選び街に繰り出しました。
友達との買い物を終え、彼といつもの場所で集合。
服、許容!
これだけで安心を通り越して嬉しくなる私はどれだけ彼に期待していないのでしょうか、笑
今日は餃子が食べたいということで、20分ほど歩いて餃子屋さんへ行くことに。
この時から、なんだがおかしくて、彼の隣にいることがやけにしっくりきて、気持ちがふわふわするくらいに楽しくて。
私は周りにお構いなく道やお店でふらふらしてしまう癖があるのですが、2人で歩いてたのに1人で引き寄せられるようにカルディへ。
私はこの時期絶賛インドに魅せられてた時期だったので、カルディのインドカレーやスパイスを見て、
インドいきてえええええ、、、
インドいいよな
11月スリランカと併せてインド行こうかな
ええやん
一緒に行く?
うん
『うん』と言った彼の顔は今までで1番の笑顔でした。
私、びっくり、笑
11月に1人でスリランカに行く予定だった私は割と本気でインドに行く気持ちになっていたので、なんだか楽しくなってきてしまって。
カルディでにっこにこでハイタッチしてスキップして餃子へ。
スキップ(してるほどの気持ち)で餃子屋さんに向かう中、
どうしよう、楽しい
あんなに彼に会いたくなかったのに、今は彼といることが楽しくて、楽しくて。
ただ楽しい
一緒にいたい
好きかはわからない
それでも一緒にいたい
餃子を食べて、話して、話して。
彼は本当に自分に正直に生きていて
飾ることを知らなくて
そんな彼といると
私も彼の前ではそのままの自分でいていいんだ、
この人の前なら無理をしないでいられる
そう思えて。
でもそれは、決して彼を軽んじてるからではなくて。
私の中で彼は確実に憧れの人でもあって、
人として、同い年として、やっている事のレベルが高くて、嫉妬するほどに凄くて
だから、
だから、きっと私は彼の事を、恐らく、きっと、限りなく。
好きである
と。
答えは出たけれど、好きと付き合えるは私の中では同一ではなくて。
きっと今日彼は私に、付き合うことを提案してくる。
好きだと気がついてしまった私は、肯定する。
怖い
自分が誰かを大切にできるわけがない
自分が誰かを幸せにでできるわけがない
自分が真っ直ぐな彼と付き合っていいわけがない
何度も、何度も視線を絡めてきて
私の事を見て愛おしそうに優しく微笑む彼の気持ちから逃げたくて。逃げないと捕まって、甘えてしまいそうで。
でも、彼とこれからも一緒に居たい、でも居たくない、きっと自分は彼を傷つけて、彼を傷つけたことで自分も傷つく。恋愛において自分の感情が揺れることは許せない。
そんな事を考えているうちに、時間は21時近く。
彼の隣を歩きながら、スマホの明るさを最低にして、私はお医者様へディナーの予定のキャンセルと謝罪のLINEを入れて。
お医者様との高くて綺麗なディナーではなく、
彼との安くて騒がしい2軒目を選びました。
条件合致のお医者様ではなく、
条件に当てはまらない彼を私は選びました。
彼の隣を歩き、前を向きながら泣きそうになっていたことはきっと、バレていないと思います。
▶︎▶︎ 理性的じゃなくなってきましたね、次できっと