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弓道 弐段審査を終えて

今回は、弐段審査の振り返り日記になります。

結論としては、無事に合格いただくことができました。
めでたい!!

ただ、普通に間違えました…

本座→射位までの距離感を見誤り、
体ひとつ分、的の方に寄っている…全然射位の位置ではない。

体を審査員席に向けた時、
「やべ、やっちまった」
と思いました。笑

「いっそ、そのまま引いてしまうか?」
など悪魔の囁きも聞こえた気がしましたが、
「いや、それはダメだろう」
「これは、大前である私の責任ですので!」
「みんな、ごめん!!」
と思いながら、体の向き変えながら右にズレました。大幅に。

射も緊張してしまって、会で力が止まっているのが分かって動揺したし、
離し方が分からなくなってしまった。
「失敗した」
という気持ちで頭がいっぱいになってしまい、無我夢中でした。

力が止まっているので、案の定、安土ギリギリ…ハケ矢…とまではいかないものの、ずいぶん下に飛んでいってしまいました。

乙矢でも修正できず、
「これは、落ちたかもしれん」
とも思いました。

ただ、良いところもあって。
いま修正中の物見はできたし、
的前の場所は間違えずに一的に入れました。

大前…というか、呼吸に合わせて体配を進める。というのが、どうにも難しく。

これからの大きな課題だな。と思っています。


合格をいただきまして、嬉しい限りでございます。
私のせいで、私の立ちの人が落ちてたらどうしようと思いましたが、
みんな合格していました!!すてき!よかった!めでたい!

ただ「もっと良い射を見てもらいたかった」という気持ちも大きくて、悔しい気持ちも大いにあるのです。
本当に。悔し涙が出るほどに。
この気持ちをバネに、参段に向けても練習をしていきたいと思います。


あ、それから、審査料を出しに道場へ行った時、射位がずれてしまった場合の対処方法を教えてもらいました。

体の向きを変えた時にズレているのがわかっても、とりあえず、一度腰を下ろす。
跪坐になってから、修正する。

とのことでした。
動作をなぁなぁにしない。
四段の方向けの講習会での内容だったようなので、弐段審査での少々の間違いは目を瞑ってもらえたようです。

よかった。よかった。

その上、ズレたまま行射を始めようとすると、審査員から指摘されるとの話もあったので、焦ったけどしれっと調整して良かったー。笑


射もお作法も、まだまだだけど、少しずつでも前進していきたいと思いました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


ぷぷ



追記:

そういえば、今回は第一控えまで来てから、足袋でなく靴下を履いていることに気づいた学生さんがいました。笑
心の中で、クスッと笑いながら見てましたが、私もいつかやりかねないので、心に留めておこうと思います。

みなさんも、お気をつけて〜

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