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ポーカーの勉強⑤

ポーカーの勉強をしていて、チェックバックされた次のストリートでベットするシチュエーションがよく出たので、取り上げる。

プリフロップ

UTGから2BBオープンされて、BBでQ4s持ち。
基本的にはコールで良さそうである。
GTO的には以下の通りである。

スーテットコネクタや、A4sの一部ハンドで3betできるようだ。

フロップ

J♠️T❤️4♠️ ポットは4.5BB

BBに不利なボードであるので、当然のチェック。
レンジ全体で負けているので、たとえJJのナッツでもチェック一択となっている。

するとUTGからチェックがきた。
レンジ全体でCBを打ちそうな場面ではあるが、99やQTs(スペードなし)などでは、チェックの選択肢が多いみたいである。

ターン

ターンでK♦️が落ちた。ポットは4.5BB

K♦️が落ちたが、レンジ全体としては、負けているだろう。
やはりこうしたブロードウェイカードがたくさん落ちると、BB側はキツイ。
ただ一部ハンドでは、ベットも推奨されているようだ。

ベットする場合のハンド

バリューハンド
・AQ、Q9(ストレート)
・JJ、TT、44(セット)
・KJ、KT、JT、K4(ツーペア)

ブラフハンド
・スペード2枚持ち(フラッシュドロー)
・Q持ち(オープンエンド)
・A持ち(ガットショット)

ただOPかつレンジも弱いため、ベット額は33-50%と安めである。

今回はQ4sでチェックとした。
GTO的には、ベットでも問題ないようである。

J♠️T❤️4♠️K♦️でターンのBBアクション

リバー

リバーでK♣️が落ちた。ポットは4.5BB

BBでどうするかだが、この場面は半分くらいのハンドでベットが推奨されている。
なぜなら、かなりポラライズされたシチュエーションになっているからである。

GTO的には、以下の丸で囲んだ部分でのベットが推奨されている。

仮にターンでUTGが2.25BBのハーフベットをして、BBがコールした場合、リバーでのエクイティチャートは以下のようになる。

ターンでUTGがハーフポットのベットをした場合の
リバーでのエクイティチャート

今度はUTG側がポラライズされたチャートになっている。これはターンでBBがゴミハンドの大半を降りたからである。

ターンでのBBのアクション
(UTG側がベットした場合)

つまり、チェックチェックでストリートが進んだ場合は、OP側の手はポラライズされることが多くなり、結果としてベットの選択肢が増えるのかもしれない。
(チャートから推測される予想です。合ってるかは知りません笑)

リバーで別のカードが落ちた場合も一応確認しておく。

やはりこれもBB側はポラライズされたチャートになっており、ベットの選択肢がかなり生まれる。

結論

話が逸れたが、この場面は75-125%サイズのベットが有効なようである。

フロップ、ターンがチェックチェックで回ったことにより、BB側の手がポラライズされた状態になっているからである。

なおJやT持ちの場合は、33%くらいのサイズでベットするのが適切なようである。

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ドキンちゃんの麻雀日記
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