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ポーカーの勉強②

最近、ポーカーの勉強に「Poker Q'z」というアプリを利用している。

このアプリで解いた問題について、GTO wizardで検討してみる。

リバーどうする?

プリフロップ

BTNからの2.5BBオープンに対して、自分は99なので、もちろんコールかチェック。GTOでもどちらの選択肢でも問題ないようだ。

TT以上、A5sは基本的にスリーベットが有効なようだ。またスーテッドコネクタ系は一部、スリーベットで問題ないようである。

フロップ

BTN vs BB ポット5.5BB

レインボーボードだが、下のストレート系に絡まないので、BBはチェック。
すると、BTNからポットの半分の2.75BBのCBを打たれた。GTOでも割とレンジ全体で打っているようである。
ただスート系では、バックドアのフラッシュドローがないハート持ちの場合、コールの選択肢の割合が増えていた。

BBでBTNから2.75BB打たれてどうするかである。自分の手は99でマージナルハンドなので、コールが無難そうである。
T持ちや上のポケットペアには負けてるが、BTNはハイカード2枚でも幅広くCBを打つので、そのあたりには勝っているからである。
ちなみにGTOでは100%コールであった。またこのバンドは60%の勝率があるようである。

この場面でレイズができる手を考察したい。

バリューとしては、
・77、33のセット
・T7sのツーペア
・ATのトップヒット、トップキッカー

ブラフとしては、
・J9s、96s、86sのガットショット
・98sのオープンエンド
・A4s、KJs、K9s、QJs、Q9s

でおおよそ構成されている。
ブラフのドロー系は、割とブラフレイズをするのは簡単だと思うが、やはりバックドアのフラドロがあるかないかで、打つ頻度を調整するのがコツのようだ。

ハートはコールの割合が高くなる。

感覚的にやりにくいのは、何も絡まないハンドでのピュアブラフである。例えば、QJsである。

ハートはfoldの割合が高くなる。

半々の割合でレイズしてもいいし、コールしてもいいようである。また勝率が35%あり、思ったより高かった。

ターン

BTN vs BB ポット11BB

ターンは♠️7が落ちて、ツーペアになった。
とりあえずチェックで良さそうであるが、実は幅広いハンドでドンクベットを打てる場面であるようだ。

エクイティチャートからも分かるように、BB側に有利なボードである。
BTNがフロップベットしてること(ブラフはハイカードやドロー系によってる)、また7のセットはBB側に多いからだと思う。
例えば、BTN側に有利な❤️Jが落ちた時を考えると、BB側のドンクの選択肢は、ほぼ無くなっていた。

話が逸れたが、自分の99については、チェックもベットもどちらの選択肢もあるようだ。
ここで注目したいのは、スペードの9持ちでない場合の方が、ベットの頻度があがるということだ。これは、相手のスペードの9持ちのブラフハンドを消してしまわないからか?このあたりの細かいところは、とても難しい。

で、一旦チェックを選択したら、BTNからポットの75%の8.25BBのCBを継続して打たれた。

バリューとしては、
7持ち、T持ち、JJ以上のポケットペア

ブラフとしては、
ドロー系(ストレート、フラッシュ)
一部ピュアブラフ(K4s❤️など)

BB側は、75%のベットに対して、基本的にはコールかfoldの、選択肢が無難そうである。
ただ99の選択について、深く考えたい。

まず♠️持ちだと、foldの割合が高く、さらに♠️❤️の組み合わせだと、ほぼfoldになる。

ちなみに
・❤️♠️→42.5%
・♦️♣️→44.8%

であった。

前者の場合、BTNに❤️9や♠️9がないことになるが、これらを使ったブラフハンドのコンボ数が減ってしまうからか。
1番わかりやすいところで行くと、BTNがK9sでブラフする場合、❤️や♠️でブラフベットする割合の方が高い。

リバー

BTN vs BB ポット27.5BB

リバーでは、♦️2のラグカードが落ちた。
BB側は、レンジ全体では勝率が低いので、一旦チェックをする。

すると、BTNから75%の17.5BBのベットを打たれたところで、どう対応するか?の場面であり、アプリでの問題になっていた。

これはかなりポラライズされたベットであることがエクイティチャートからも分かる。

このときのBB側のアクションを見ると、
99はfold、それより弱いハンドのA9は一部コールしてよいのが非常に興味深い。

やはりブロッカーの考え方が大きいようである。BTNのバリューハンドであるAAやATの組み合わせを減らすことができるからだ。

またコールしても良いハンドについては、Tや7持ちの場合、A3やA8のようにA持ちでブラフキャッチしにいくのが良さそうである。

ブラフキャッチするには、Aのハイカードがあれば十分で、99持ちのツーペアよりも勝率が少し高くなるというのが、非常に面白い。

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ドキンちゃんの麻雀日記
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