【子育てエッセイ】我が子の子育て振り返り病気編Part.7水ぼうそうについて
今回は子どものうちにかかった方が軽く済む、水ぼうそうについて書いて
いきます。
大人になってかかる、帯状疱疹は水ぼうそうの菌による
再発型の病気で、保育士や保護者がかかった場合
水ぼうそうにかかっていない子供にうつしてしまうことがあるそう💦
前回の子育てエッセイ記事はこちら↓
水ぼうそうについて
どんな病気?
水ぼうそうは水痘ウィルスが原因で起こる病気で、大変伝染力が強く
一般的に多いのは幼稚園や保育園での集団感染💦
もっともかかりやすいのが1~5才くらいで、9才くらいまでにはほとんど
かかるといわれています。
月齢の低いうちは母体からの免疫を持っていますが、この免疫力は弱いため
赤ちゃんでもかかる可能性があります。
予防接種も病気にならないための有効な手段!
症状は?
この病気の特徴は強いかゆみのある発疹が出ること。
まず、赤い米粒大の発疹が1~2個あらわれ、37度~40度程の発熱を
ともなうことがありますが、全くでないこともあります。
赤い発疹は胸や背中、おなかなどにバラバラと出始めますが、しだいに顔、手足、手のひらや足の裏、口の中、男の子ではおちんちんの先までひろがっていきます💦
数時間から半日程で広がり早くに出た、発疹から次第にプチプチと
水を持った水泡へと変化していきます。
そしてその後、1~2日で膿疱(膿のような白っぽい濁った液を持つ発疹)
はかゆみを伴うため、赤ちゃんはかなり機嫌が悪くなります。
発疹が出て3~4日たつと、膿疱はカサカサに乾いて黒いかさぶたになっていき、かゆみも次第におさまり、かさぶたがとれると
色素が多少抜けたようなあとがのこりますが、成長とともに目立たなくなります。
赤い発疹→水泡→膿疱→かさぶたへ
感染から症状がでるまでの潜伏期間は2~3週間。
うつりやすいのは発疹のでる2~3日前から、すべての発疹がかさぶたになるまで。
唾液による飛沫感染でもうつり、水疱の液の中にもウイルスはいるので
肌が触れ合ってうつることもあります。
再び集団生活にもどるには医師の登園許可が必要です。
水ぼうそうは一度かかると生涯免疫ができますが
水痘ウイルスははずっと体の中に潜んでいます。
大人になって体調崩したときに体の一部に水疱がでるのが
帯状疱疹で激しい痛みをともないます。
帯状疱疹にかかった大人から、水ぼうそうにかかってない子供に
うつると水ぼうそうになります。
自宅のケアは?
発疹がかさぶたになるまでは安静にし、熱がなく元気でも口の中に
発疹ができることもあり、食欲がおちることも。
しみないような消化の良い食事にをあげましょう。
小児科では強いかゆみを抑えるための軟膏や薬を併用します。
かき壊さないように注意が必要。
水ぼうそうの熱を下げるために解熱剤としてアスピリンを使うと
肝臓障害や強い意識障害をおこすライ症候群になることがあるので
解熱剤は医師から処方されたものをつかいます。
また、初期のうちに抗ウイルス薬を服用すると症状がかるくすみます。
水ぼうそうにはアシクロビルという、抗ウイルス薬があり、
発病48時間以内の初期段階に服用したら、発疹や発熱を抑えることが
できます。
この薬をのんでよくなっても、免疫はしっかりつきますが
1才未満の赤ちゃんに処方されることは少ないようー💦
我が子の体験
上の息子が2歳位の時に胸の上あたりに、水疱がでて
私は
「水いぼがまたでた!」
とぎょっとしました💦
水いぼの治療が結構大変だったので、ひやっとしたのですが、
水いぼがあっという間に増えて、体に広がり
恥ずかしながら、通っている保育園で
「水ぼうそうにかかっているのでは?」
と知らされました💦
すぐに病院へ行きましたが、熱もなく、発疹もかゆがるようすもなく
わりとかるく済んだ感じでした。
一方下の息子は3歳くらいでかかったのですが、38度くらいの熱がでました。
下の息子は脱水症状をおこしやすかったので、水分補給をよく行なったことを覚えています。
二人とも、抗ウイルス剤を服用した覚えはなく
発病に気が付くのが遅かったのでしょうか?
私が思ったこと
水ぼうそうが流行っている情報はよく気にかけていたのですが
水ぼうそうの発疹が
赤い発疹→水疱にかわることは知らなくて、
水疱になった時に発病したことがわり、発見が遅かったったのでは?
と思います。
また、帯状疱疹により、水ぼうそうが大人から子供にうつることを知り
保育士として、気を付けていきたい!
と思いました。
※参考文献「赤ちゃん・子ども病気百科 6才まで安心の1冊」
(主婦の友社)
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