ヴィンテージ4色ペンシル
こんにちは。Takuと申します。今回は最近購入したヴィンテージの4色ペンシルについて紹介していきます。詳しいことはあまりわかりませんが、自分が使用してきてわかった事などをレビューしていきます。
どんなペン?
まずこちらはペンシルという通りに黒鉛、簡単に言えばシャープ芯を使用します。この見た目でペンシルです。さらに中には4色の芯を収納可能で自分は黒、赤、青、緑を入れています。そして芯径は1.8mm。なんじゃそりゃ笑という芯径ですが、そうなんです。このペンが販売されていた1930年代(正しいかは分かりません)には今のような0.5mmや0.7mm、ましてや1.18mmですら作るのは難しかったようで、このようなまるで鉛筆の芯のような太さの芯径が主流だったようです。
無論、現在は1.8mm芯なんてものは販売されていないので、自分は2.0mm芯から削って使用しています。中々に手間がかかりますがそれがまた良い。というかこんなヴィンテージのペンに実用性なんて求めちゃダメです()
外見
見た目はいかにも外国といった、全身銀色で模様が彫られています。ですが素材は銀ではなく真鍮で、表面にクロームメッキが施されています。このクロームメッキ、写真では分かりにくいかもしれませんが非常に粗雑です。キラキラとした鏡のような反射は一切ありません。そのため近くで見ると非常に安っぽいです。
写真では中々伝わりませんね💦
まあこれは実物を見てみないとわかりません。
使用方法
このペンシルはショットガン式という奇妙な繰り出し方法を積んでいて、このように中央の軸の部分をグイっと押し下げると芯が繰り出せます。
はい。非常に独特な機構です。このマークに合わせて軸を下に下げるとそれぞれのマークに対応した芯が繰り出せます。自分のものはマークが全て白なので見分けは全くつきませんが笑
この機構の弱点としては『芯を切り替える時に時間がかかる』や、『軸の位置が芯の長さに依存する』という点です。芯が長ければ胴の部分が真ん中より少し下くらいで良いのですが、この写真のように芯が短いと軸が1番下まで降りてしまいます。
このように、芯の長さで重心バランスや持ち部分の形状が変わってしまうので少し慣れが必要です。まあ、いつも新鮮な気持ちで書けるといえば良いように聞こえますかね?
総合評価
それではこちらのペンの評価をしていきましょう。
外観:5→これは格好良すぎる。自分の好みにドストライク。
使いやすさ:2→特別書きやすくはない上に1.8mm芯を作るのが面倒くさい。さらに芯が太めなので削るという手間もかかる。
入手のしやすさ:1→本当に稀にオークションサイトに出てくる程度。入手難易度は激高
満足度:5→まず外観が好み。そして繰り出し方法のロマン。芯を削るのは面倒くさいけど、それも愛嬌。このペンは手間を楽しむものだと思います。
最後に
結論として自分はこのペンは手間を楽しむためのロマンの詰まったペンシルだと思っています。勉強道具や仕事の道具として使っていくというのは少し難しいかもしれません。ですが、4色の芯を収納できる上に、1.8mmという芯径は意外にもクセになる書き味と安定感があるので一度手にしていただきたいペンシルです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。是非YouTubeの方もよろしくお願いします。それでは。