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真空成形🥤

今回は真空成形という技術について学んでいったので学んだことをもとにまとめていきます。


①真空成形とはどのような技術か

最初に簡単に説明すると
「加熱して軟化させた板状の脂などを、
吸引して原型に密着させ、成形する技術のこと」です。

②真空成形はどのように行うか

必要な材料

今回使った必要な材料は
・バルサ材(ここでは原型として用いられる)
・カッター
・カッターマット
・紙やすり
・ハサミ
・PET板(厚さ5mm)
・ヒーター
・吸引力のある機械

使用可能な材料

原型に使える素材としてバルサ材などの木材、石膏、石粉粘土、樹脂、金属など熱に溶けにくい素材が使用できます。

成形する上での注意点


こちらが原型を取る上で重要な形です
絵のように最終的に原型を取り出しやすいように下の部分が広い形の方が良いです。


PET板の特徴

PET板はポリエチレンテレフタレートといって透明度が高く曲げに強いのが特徴です。熱を加えることで柔らかくなるため加工がしやすいです。

使用例

真空成形には私たちの身の回りで様々なものに使われている技術です。
例えばパッケージ、卵パック、食品の容器、看板などに使われています。

実際の手順

⚪︎真空成形の原型作り

まず最初に原型を作っていきます。
今回はバルサ材というとても軽く柔らかい材木を使用して作っていきました。
カッターでも簡単に切れて加工しやすいため写真の左上の大きさに切っていきました。

※カッターマットの「はがき」は関係ありません

正確な形になるようにこちらの手順で切っていきました⇩

1.写真の左上の紙を線に沿って切る
2.1の紙を厚紙に貼り、紙に沿って厚紙を切る
3.厚紙をバルサ材に当ててシャープペンで形をとっていく
(🌟ここでカラーペンやボールペンを使うとバルサ材は密度が小さいため滲みやすいのでシャープペンがおすすめ)
4.カッターやヤスリで形を整える
(🌟最初にバルサ材の繊維方向に沿って切っていくと作業が効率的に進められる
🌟繊維に逆らうように切ると脆くなりやすいので注意が必要)
5.完成!\(^^)/

⚪︎真空成形
次にいよいよ真空成形をしていきます。
①でも述べたように真空成形は
加熱して軟化させた板状の脂などを吸引して原型に密着させ、成形する技術のこと
なので、最初にヒーターでPET板を熱して柔らかくします。

成形する上での注意点

この時満遍なく熱して柔らかくすることでより原型がピッタリ形とることができるため写真のようにPET板を回します。
🌟ずっと同じ部分を熱すると柔らかくなりすぎて透明から白く変色してしまうので注意が必要です。

十分に熱したら次に原型の上にPET板を乗せて吸引していきます。


🌟この時両端をきちんと押さえないと型がとれなくなるので注意が必要です

全体の流れ動画🎥

結果

結果はこのようになりました!
片面が白くなっているのは熱しすぎてしまったためです💦
しかし片面は綺麗に型が取れました!

今回のことを通して感じたことは
原型を作るときの形に注意すること。PET板の加熱は満遍なく同じようにすること
この二つを次回は意識してより飛ぶ飛翔体、カタパルト作りを目指していきたいです!

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