青山剛昌先生 「プロフェッショナル仕事の流儀」と名探偵コナンについて書く!
今さらになってしまうが、青山剛昌先生の 「プロフェッショナル仕事の流儀」がとてもおもしろかったので感想を書いておこうと思った。
私は「プロフェッショナル仕事の流儀」は気になっている人の特集や、たまたまテレビをつけた時にやっていたら観る程度だ。
今回はその前者のパターンで青山先生の特集回と知り、テレビの前で待機していた。
仕事量のすさまじさ
内容は一年ほど前からの青山先生の仕事に密着したものだった。
私の1番の感想は、青山先生のとてつもない仕事量の多さだ。
放送内では一時期のスケージュールと比べると現在は半分以下の量になっていると話されていたが、これの倍は一体どんだけだったんだとツッコまずにはいられない程の仕事量に思えた。
仕事内容は漫画の執筆はもちろん、取材のための出張やトリックの実験など多岐にわたる。
なかでも私が1番驚いたのはグッズの監修だ。
青山先生は漫画執筆の合間を縫って、グッズのイラストの修正をされていたのだ。
正直、「名探偵コナン」ともなればいつ、どんなグッズが世の中に流通しているかなど認知しきれないし、許可を出してアニメグッズはアニメーターさんやグッズ担当の方におまかせと言った形だと思っていたので、心底驚いた。青山先生は”漫画の絵柄のコナンくんも好きになってもらいたい”と仰っていて、ハードスケジュールの中でどうしてここまで出来るのかと尊敬の念が尽きない。
担当編集の方がお若い方だったのも印象的だった。
トリックのアイデアも編集の方がSNSから見つけてきたものを実際に試し、検討する。
舞台となる場所も実際に行ってみる。
毛利小五郎のセリフが実際に青山先生がその場に行かれて感じたことが反映されることもあると言う。ファンとしてそういった裏話が聞けるのはとてもありがたい。
ファンサービス
今回の放送でファンサービスを感じた部分は、アニメ声優陣による漫画へのアフレコだ。
まだアニメ化されていないエピソードだったこともあり、ネット上でも大盛り上がりだった。
「名探偵コナン」と言えば映画公開のたびに話題になっているが、青山先生は映画の制作にも大きく関われている。
原作エピソードの映画化でなく、オリジナルストーリーであることも改めて考えてると本当にすごいことだ。
公式YouTubeに様子が公開されているが、映画のイベントにも登壇しファンとの交流の時間も大切にされている。
ここまで、漫画家の方の中でもここまで表舞台に出られてファンと交流されている方も珍しい。
元日も故郷の鳥取県に帰省されていたのだが、そこでもコラボカフェに赴き、ファンと交流されていた。
放送内で仕事へのモチベーションについて問われた時、楽しみに待っているファンのためにやっているとおっしゃっていた。
ファンサービスを大切にされているのも、この原動力があってのことなのだろか。
漫画家としてはもちろん、同じ人間の一人として尊敬が溢れた放送だった。
私の「名探偵コナン」事情
先程から”ファン”としてここまで書いてきたが、実はそこまで熱心にコンテンツを追えている訳ではないのだ…笑
原作もアニメも全て見ることは出来ていない。
だが、最終回を準備万端の状態で迎えたいと思っているので出来るだけはやく追いつきたい。
現在、公開中の映画もまだ見に行けていない。
忙しいということもあるが、何よりこれも万全の状態で見に行きたいという気持ちがあるからだ。
今回の映画では、登場キャラクターが服部平次、怪盗キットと豪華だ。
その分網羅しておきたい回が増えてくるので楽しみも多いが大変だ。
そして、コナンで最も気をつけなければならないのが黒ずくめの組織回だ。
この部分もまだ私が知らない真実がたくさんある。映画では、まだ明かされていない重要な情報が描かれる可能性も高いため、この部分も履修しておきたい。
そんなことを言っている間に公開から時がどんどん進んでいる…。
私が今一番気をつけなければいけないことは、こうしている間に上映が終わってしまうことだ。
しかし、ロングランになることはほぼ確実なのでその人気にあやかり、このまま視聴準備を進めていきたいと思う笑
「名探偵コナン 100万ドルの五稜郭」のヒット
それにしても、今回の映画は今まで以上に周囲で見に行っている人が増えたように思える。実際、興行収入もシリーズ最速記録を更新したそうだ。
もともと大人気コンテンツであることは言うまでもないが、最近になってさらに増したコナン熱は何によるものなのか不思議だ。
特に今回はコナンを普段から見ていない人も劇場に足を運んでいる人が多いように感じる。人気キャラクターである服部やキットの登場や、主題歌であるaikoの「相思相愛」のヒットが影響している部分は大きいだろう。
まとめ
プロフェッショナル仕事の流儀と名探偵コナンについてあれこれ書いてきたが、とにかくどうか青山先生にはお身体を大事に、無事に最終回を迎えられることをいちファンとして祈るばかりだ。