民法判例百選と読むといいかもしれません
こんにちは。
今日は、民法判例百選のお供について紹介します。
突然ですが、皆さん、判例百選の事案って複雑ですぐに理解するのは難しくないですか?
今日は、そのように感じる方におすすめをしたいものがあります。
「マンガで民法がわかーる。」シリーズです。
この本は、民法判例百選の判例のほぼすべてを漫画化してくれています。
著者の方のホームページがあったので、リンクを貼っておきます。
マンガで民法判例がわかーる。 (sibakiyo-minpo.com)
ホームページでいくつか閲覧することができます。
判例の事案は判例の射程を抑える上で意外と大切だと思っています。ロー入試では、判例百選にのっている判例の事案をほぼそのまま使ったり、判例の事案を頭にいれておけばよかったなーと思う瞬間が何度もありました。
しかし、百選の事案を読んでも、「なんだこりゃ」となるばかりで勉強が進みません。
このシリーズは、百選に載っている判例をかわいいキャラクターと簡単な解説で紹介しています。
色がついていて、まるで映像で判例の事案を覗いているかのように勉強することができます。百選で何度も読んで分からなかった事案が、この漫画を読めば、一回ですっと入ってくるようになりました。簡略化され判例の事案そのままではないこともありますが、これを百選の事案を読む前に読むと理解度が全然違います。
是非、百選のお供にいかがでしょうか。
回し者ではありませんよ。
デメリットをいうなら、現在、百選は第9版が最新版ですが、このシリーズは第8版を扱っていること、すべての判例が載っていない(8~9割くらいは載っています)、民法の改正への対応が若干不十分なことです。
私は、電子版をKindleでダウンロードして、判例の事案を思い出したくなった時に読んでいます。
百選の事案が理解しづらいと感じる人は、どうぞ、頭の片隅に。
Amazonで買えます。
基本書のように真面目に読み込むというよりも、判例学習のとっかかりとして、娯楽程度に読むのがおすすめです。
以上、民法判例百選のお供の紹介でした!