見出し画像

中居正広の女性トラブル問題

このところ、この問題ばかりがTVで取り上げられてうんざりしている。
問題はフジテレビの経営陣のトラブル軽視と過小評価にあったのだろう。
単純に中居と女性との二人のプライベートな問題と思っていたかもしれないし、よしんばフジ社員が関与していたとしても、こんな大ごとになることだとは思っていなかったのだろう。
問題を先送りしたり、事なかれだったり、事案に対する問題意識の欠如は功労者のお飾り経営者にありがちのようにも思える。
うがった見方をすれば、新旧の体質の戦いのようにも思える。
年功序列で目上が幅を利かせる旧体質と平等な人権に基づいている新体質は、はっきりした結論を求める新体質側が今のところ優勢に思える。
戦いは相手の首を取るまで納得がいかないのだろう。
敵将の首は戦果のシンボルだからだ。
日枝相談役の引責辞任を求めることは戦勝の印を掲げたいのかもしれない。
潔癖症の新世代が曖昧模糊とした幕引きで終わらせないためには戦い続けるしかないのだろう。
どちらにしたって旧体質を改めさせるためには、血を流さなければならないのかもしれない。
話は変わるが、フジテレビは中居に賠償を求めないらしいが、けつまくって芸能界を逃げるような中居には責任を求めないのは、単なる事故処理で終わらせているような気がする。
そこには処罰感情の入る余地もないのだろうか。

いいなと思ったら応援しよう!