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カルト宗教の使う「真実」のテクニック


先日やや日刊カルト新聞藤倉さんのツイッターにて
神真都Qのデモの映像を見ました

中々強烈なものとなっていますで映像自体は見なくていいんですが
映像内で訴えてる内容としては日本政府、テレビ、厚労省に騙されてワクチンを打たされたりコオロギを食べさせられたり殺された等と言う内容です。

カルト宗教等においてよく「騙された」「信じるな」「隠している」という表現が使用されます。
他の宗教においても自社新聞等を作ったり他の情報源を貶める事がありますが、何故そう言った表現を使い他メディアを遠ざけるのでしょうか?
今回は他メディアを遠ざける意味に関する話です。

テレビ、新聞は嘘、国は信じられないの意味

こういった言葉によって他メディアを信用しないように仕向ける事によって、どんなメリットがあるのかについて考えてみましょう。

  • センセーショナルな見出しが作れる

  • 信者の情報源を都合のいいものにできる

  • 信用させる情報を指定できる

雑ではありますが、このあたりが大きなメリットと言えます


まずセンセーショナルな見出しが作れるの件ですが
テレビ新聞は全てウソ、ワクチンを接種すると4ぬ、等は良く聞く言葉であります、とある本には表紙に大きく56されるとまで書いてあります

普通の心理状態であればこれらの言葉を聞いても何言ってるんだという感じですが、心が弱っていたり不安に晒されている状況ではふとした瞬間に信じてしまうことがあります。
ここ数年には誰しもが不安になる事がありました、COVID-19です。
目視できない未知のウイルス、それも自分を死に至らしめるかもしれない。
大抵の人間は恐怖を感じてしまうと思います。
センセーショナルに強く不安を煽り、こうすれば安心と言い切ることで情報を読ませる事が出来てしまいます。


そして次に信者の情報源を都合のいいものにできる。
情報を取得させる状態に出来たら次は他メディアの否定です、テレビ、新聞、メディア、国、全てを信用できないものだと教え情報を精査しないようにしましょう。
特に特定メディアだけを信じて育った人などにとっては天地がひっくり返るような衝撃です。
信じていたものを否定され混乱している所に真実は〇〇、○○さんの言う事は信用できる、○○の団体は信用できる、○○だけは信用できる、と都合の良いように教え込みます。


最後に信用させる情報を指定できる。
ここまでくればもう囲い込み成功です、信じさせたい情報をどんどん与えましょう、××と戦う○○を応援しよう、○○の為に献金しよう、××を食べると寿命が短くなる○○の商品は健康になる、何でもありです。
適度に他メディアを貶めるのも忘れずに、正気に戻ってもらっては困りますからね。
あなたは「目覚めた」「真実に気が付いた」「騙されなくなった」のです。
信者はコントロールしやすくなり、抜け出せなくなっていきます。



確かにテレビは情報を捏造することもあります、思想の強い新聞もあります、国に納得できないこともありますがそれだけで全てを否定するのはとても乱暴な話です、特定の番組が視聴率欲しさに暴走してテレビ局の意向では無いかもしれません、特定の個人が強い思想を無理やり発信したのかもしれません、媒体や団体を信用するのではなく情報そのものを自身で判断しなければなりません。難しい事ではありますが、信用と妄信は違います。

もちろん私の話も嘘かもしれません、真実の情報を伝える人達をカルト宗教だと括って貶め、あなたに信用させないようにしているのかも知れませんよ


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