2025/02/01 ずっと愛される

1日はうどんと映画が安い。
とりあえず丸亀に行って、釜揚げうどんの特盛を食べる。これでも370円とか。ありがたい値段だ。

次は映画館に行く。新宿のトーホーシネマ。今までポイントをつけるだけで登録はしていなかったシネマイレージカードを登録。次回は無料で見られるらしい。アニメ映画だけとは言え、大体新作は見てるように、心がけてるからな。

今回見るのはベルサイユのバラ。原作は知らないけど、かげきしょうじょの漫画(ベルバラ好きの主人公がオスカル様を演じたがる)は愛好してるので、なんとなく信頼はある。

プロセカより明らかに客層がいい。マダムやカップルやおじさんがメインで、ティーン層はほぼいない。

革命期のパリが舞台。話は素晴らしかったが、作画はそこまで良くないかも。特に気になったのは、王家宮廷の内装とか額縁とか花とかの書き込みやデザイン。往年の少女漫画はそういったモノの緻密さに圧倒されてしまうものだと思ったが、一切そんなことはなく、ただ雑多なだけの印象。撮影効果もそこまで使わないから、素のままの戦いになるが、話に勝てていない。

その話も尺が足りないため、本来必要であろう部分を大幅に削っている。一応、盛り上がりがかけてしまうのを避けるために要所要所で歌いあげmvみたいなのを流して、積み重ねが足りない部分を補っていた。

素晴らしい原作を少し荒くまとめてアニメをしましたという感じ。

次に向かうのは、新宿ピカデリー。
大好きアニメ『ローリング⭐︎ガールズ』が10周年でオールナイト一挙上映があるのだ。
自分がアニメを見始めたのは2018年なので、正確には7年程度しか付き合いがないのだがご愛嬌。

トークショーからはキャストとスタッフの愛が伝わってきた。普段から声優は「作品が大好きだ」みたいなことをよく言うけれど商業だから当たり前だと思ってしまう。
しかし、たった1クールの12話しかなかったアニメ。劇場版が出たわけでもないアニメ。10年経って皆人気になって売れた今、来なかったとしてもいいし、忘れてても仕方ないようなアニメ。それに深夜に来て熱烈に愛を語ると言うのは非常に愛されている。
愛が伝わってくる。本当に愛されている。ローリングガールズの公式ツイッターは10年間毎月動いている。脚本家の方もコミケで二次創作出してるし。
ファンからも愛されている。10年経ってもこのアニメに一晩を捧げたいと言う人が、劇場に満席になるほどいるのだ。素晴らしい。中には新幹線から来てる人もいた。すごいよ本当に。
作品も見返したら本当に脚本も、真っ直ぐなメッセージと、トンチキとんでもにあふれた展開と、熱く全てをまとめきる作画。
面白かった〜〜。

こんなに愛せるアニメをもっと見たい。できることなら、俺も誰かに愛され続けるアニメを作りたいものだ。10年愛されるのはすごいことだよ本当に

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