スキーの「下手の横スキー」(好き)
冬と言えば「ウインタースポーツ」、と言えば、私はスキーです。
スキーと言えば、、、
今シーズン「足鳴らし」と称し、「師範」と
滋賀県箱館山のスキー場に行ってきました。
晴れ時々曇り、気温も寒くなく、
とはいえ雪が溶ける温度でもなくコンディションは最高でした。
また、海外に滞在していた時は、毎年1月に一時帰国、
数回「アミーゴス(友達)」とスキーを楽しみました。
*スキーの効用
初めてスキーをしたのは大学生の時でした。
フランスの有名なスキー場「メリベル」から拝借した「メリベルスキーチーム」を先輩、後輩とつくり、そこにくっついてスキーを始めました。
一向にうまくならずいつも「アフタースキー」に力をいれていました。
けれども私たちは誰もこのスキー場(メリベルスキー場)
に行ったことも、またこれからもいく計画もありません。
* ストレス発散
久々にスキーに行った時のこと、森林に囲まれた雪山の雄大な景色、
晴れた日の青空、澄み渡った空気の感触などが日常を忘れさせ、
仕事や色々な憂鬱さを吹き飛ばしました。
という実感でした。
もちろん技術の向上を目指していますが、
スキーが人生の癒しとなっているのです。
* 技術向上の楽しみ
スキーは初心者から上級者まで、また若者から年配の方まで
楽しむことができます。ボーゲンから始まり、
パラレルまでのターンやバランスの取り方を学ぶ楽しさがあり、
上級者はスピードやコブなどを滑る新しい目標に挑むのです。
共有体験:
一人でもされる方も多いでしょうが、
家族や友人と一緒に楽しめるスポーツです。
アフタースキーの食事、温泉、パーティーなども
スキーの楽しみの一つです。
特に青春時代は「ナンパ」して(か、目的で)、
スキー場の「ディスコ」にも行ったことがあります。
超バブルでしたね。
*全身運動
スキーをするには脚力はもちろん、体幹、
バランス感覚を鍛えるのに適しています。
かなりのトレーニングになると思います。
*スキー離れ・スキーの浮き沈み
長年日本から離れていたので、スキー場の現状がわからなく、
聞くところによると日本人スキー人口は激減しているとのこと。
1980年代から1990年代前バブル経済時代の影響で
スキーが大ブームとなり、たくさんのスキー場が開設されました。
その当時の映画「私をスキーに連れてって」は
ユーミンさんの主題歌とともに流行りました。
バブル崩壊、経済的な要因:
1990年後半はバブルが崩壊、と共に経済的な余裕が失われ、
スキーにも影響、しかしながら、スノーボードが若者の間に流行りました。が、スキー人口の全体的な現象は続きました。
スキーは初期費用が結構かかります。
またスキーセット、ウエアー、そして
スキー場のレンタル、リフト、交通費や宿泊費、
長引く経済停滞により、家計に余裕がない家庭が増え、
スキーが贅沢品として敬遠されるようになっていきました。
経営難と気候変動
また2000年代は多くのスキー場が経営難で閉鎖に追い込まれました。
地球温暖化の影響で、雪不足が深刻化しており、
特に標高の低いスキー場では積雪量が減少し、
営業が困難になるケースが増えました。
そのような滑走条件が悪いとスキーやスノーボードを
楽しめないため、リピーターが減少していたのです。
少子化:
日本では少子化が進行し、若年層の人口が減少しています。スキーやスノーボードは比較的若年層に人気のあるスポーツのため、ターゲット人口そのものが減っています。
ライフスタイルの多様化:
以前と比べて、娯楽や趣味の選択肢が増加しました。動画配信サービスやゲーム、旅行、その他のインドア活動などが競合する中で、スキーの優先順位が下がっています。また、現在の一部の若者間では「スキーは親世代の趣味」というイメージを持ち、関心を持たなくなっています。
*最近の傾向
インバウンドの増加:
数年前、ちょうどコロナ禍の前かと思いますが、
あるスキー場での宿泊先に白人の女性がウエイトレスで働いていました。
小柄で可愛い娘さんでした。聞くとスペイン語を話せるとのこと、
私は英語はダメなので、ずっとスペイン語でしゃべっていましたが、
彼氏と訪日し、一緒に暮らしながら、ここでバイトをしながらスキーをしている、とのことでした。
日本のスキー場は訪日外国観光客
(インバウンド)の増加が最近顕著です。
特に北海道や長野県のスキー場は雪質もいいので、
外国人が集中してきています。
主に、オーストラリア、東南アジア、中国人、台湾人が目立ちました。
物価の高騰:
このようなインバウンドの受け入れのために
各スキーリゾートでは多言語対応の強化や
施設のリニューアル、アフタースキーの充実など、
受け入れ環境の整備に努めています。Wi-fiを完備したり、
キャッシュレスなどの対応も取りれたりしています。
全体的な人件費、維持費があがり、
スキー場全体の運営費用が上昇、従って、
リフト券の価格も引き上げられました。
また、インバウンドの増加によって
上記の整備費用、改装費用、新サービスの導入に費用がかかり、
且つ円安の影響によってレストランのメニューの価格も上がりました。
ハンバーガーが3000円のところもあります。
前述の箱館山スキー場はうどんが950円でましでしたけれども、、、
スキーは永遠
だんだん縁遠くなるかもしれませんが、生きているうち、
体が動く間はスキーに行きたいと思っています。
年配になって行かれる方は若い時相当上手だった人が多いようです。
未だ下手ですが、これからもスキーを楽しみたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!!!
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