所変われば品変わる:空手とKARATE
所変われば品変わる:空手とKARATEその1
皆様、残暑厳しい毎日ですが、お元気でおすごでしょうか?
今回のコミーダからのお知らせは「所変われば品変わる」空手道その1です。
2022年まで、パナアメリカン・KARATE・フェデレーション(PKF)いわゆる北米・中米・南米の空手道連盟の審判員をしていました。
冒頭の写真は2022年、メキシコでのアンダー21の空手の大会で活躍した
女子審判の写真です。
ちなみに世界空手道連盟(WKF)には五つの地域空手道連盟があります。
アジア連盟、ヨーロッパ連盟、アフリカ連盟、オセアニア連盟とそしてパンアメリカン連盟です。
品変わる その1
*開会式は当日の夕方
日本の空手道の大会は開会式から始まります。
だいたい、主催地域のトップ(市なら市長、県なら県知事)の挨拶、連盟長の挨拶、来賓の挨拶、審判諸注意、その他、感謝状贈呈、選手宣誓など30〜40分くらいかかります。
選手たちがせっかくアップしたのに、体が冷えてしまいます。なんとかならないかな、といつも思っています。
*パンアメリカン大会はいきなり試合
ラテンアメリカのKARATEの大会は、いきなり試合から始まります。コートの準備ができたら、選手が集まり、試合開始です。
ではいつ開会式をするか?夕方に空手道着を各国のジャージに着替えて、
入場行進をします。挨拶が終わり、余興が終わったら残りの試合を行います。だから終了時間はかなり遅くなります。
コロンビアの全国大会は終了時刻が午後10時か11時ころです。
品変わる その2
*余興がある
パンアメリカン大会は開催国のパフォーマンスが必ずあります。
2022年の大会は、メキシコだったので、メキシコ民謡を披露していました。
ベネズエラで開催した時は、ラテン音楽の人気歌手が歌っていました。
品変わる その3
*応援がすごい
パンアメリカン大会の応援は各国、ものすごく力を入れて、合唱したり、ブブセラやパーカッションを持ち込んで鳴らします。「集中」どころではないでしょう。
ルールが改定されてだいぶ静かにはなりましたが、日本の大会とはデシベル(音量単位)が格段に違うと思います。
ではまた空手のお話しもしたいと思います。
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