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開店指導のSさんの店舗を見て来ました。


店のストック缶です。

今年も後残すところあと僅かになりました。今日は朝、開店指導を受けているSさんからメールが入り、店舗を見つけたので、見に行って欲しいという連絡でした。まだ、決まった物件ではありませんので、路線、駅名等は書けませんが、一週間程前にも一軒見に行ったので二軒目です。

物件は良い物件程直ぐ無くなってしまうので、出来るだけ直ぐ見に行く事にしています。(勿論、それが出来ない場合もありますが。)

駅は違いますが、前回の物件は駅徒歩2分の物件、今回の物件は駅徒歩4分の物件です。前回の物件は家賃14万円でちょっと高めでしたが、今回の物件は10万円で丁度良いか、という物件ですが、家賃だけでなく、色々見なければなりません。

今日はシャッターも閉まっていて不動産屋さんも来ないという事なので、立地のみの確認になりますが、年末でもう不動産屋さんも動いてはいないのかも知れません。

ただ、私自身は以前ほど物件の場所に拘らなくなってきています。豆屋なので焙煎がしにくい場所は困りますが、開店指導も長くやっていると、良い物件だから上手く行くとか、場所が悪かったらから駄目だったとか余り関係無いような気がします。

豆屋の場合、物件による成功の可否は余りないのでは無いかと思へて来ます。結果もそうなって来ています。

豆屋の場合、(自家焙煎のカフェは、少し違うかも知れませんが、)大事な事は二つです。一つは美味しい豆を売る事、もう一つは其の人なりの丁寧な接客です。豆屋は結局この二つの事しかないというのが私の見解です。

確かに開店初期の頃、少し売れるのが早いか遅いかの違いはあると思いますが、それが決定的な違いにはならないのでは無いかと思います。

コロナの流行期からコロナ後に掛けて豆屋は随分増えました。でも、美味しい豆を売っている豆屋がそんなに増えた訳ではありません。そして、豆屋が増えれば増える程、味による差別化は進んで行くはずだと私は思っています。

ユーチューブで豆の焙煎を少し見たぐらいで販売に値する豆が簡単に焙煎出来る訳はありません。豆屋が増えれば増える程、お客様の選別は厳しくなるのだと思います。新しいだけで売れる程、豆屋は簡単な仕事ではありません。

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