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僕と2B

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ニーアオートマタの2次創作小説パート1 大学生の僕とゲームの世界から飛び出してきたキャラの2Bと幼なじみの六花との日常風景。
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#2B

僕と2B 12-2

Chapter 12-2

モール内に2Bがいる、と言う情報は直ぐに広まって、少しでも立ち止まると人だかりが出来る。
コスプレのイベントでもあるのか
と勘違いされているみたいだった。

途中でゲームセンターに入った時は特に人々の反応が凄かった。
元々ゲーム好きな人が集まるから当然と言えば当然だった。
中にニーアオートマタのクレーンゲームがあった。
ケースの中には色々な武器があった。
もちろん、刀や

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僕と2B 12-1

僕と2Bと六花の3人は、僕の部屋から車で小一時間のところにある最近出来た商業施設に来ていた。
国内最大手のショッピングモールだ。
スーパーの他に180店もの専門店があり、スクリーン数15を誇るシネコンも併設されている。
レストランやフードコートも充実していて、1日過ごすことができる。
建物は、巨大なドーナツ形の4階建てで、センターラインの両側が開いていて、そこにそれぞれスーパーとシネコンがある。

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僕と2B 11-2

Chapter 11-2

翌日からダンスの振り付けを練習し始めた。
とりあえず1曲踊ってみよう、と言うことらしい。
アンノウン・マザーグースと言う曲で六花のお気に入りらしい。
2Bがモデルの動画を2種類見せてもらったけど、結構ハードルが高そうだ。
六花はマスターしてるみたいだけど。
今日もダンス部のアトリエを借りてるんだけど、ダンス部の邪魔にならないように隅っこを借りてる。
今日の六花の練習着は

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僕と2B 11-1

Chapter 11-1

僕が別館前で、刀の攻撃の型をしているのを見ていると、六花が近づいてきて言った。
「2Bさん、時間があったらあれ、やってるやんなぁ。」
「剣術部にはお墨付きをもらったし。」
「マジ?あの剣術部が?」
「それに体を動かしてないとなまるみたいで。」
「アンドロイドもなまるんか。」
「うん、でもなんか他に無いんかな。全身運動。」
僕がそう言うと、六花が意味深な笑みを浮かべた。

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僕と2B-6

Chapter 6

「こんでええかなぁ。」
何店舗か回って六花が言った。
「ワンシーズンは充分着られる分は買うたよ。」
と、パンパンに膨らんだ大きめのマイバッグを僕に渡した。
「サンキュー、六花。助かった。」
「さて、お待ちかねのお昼のじっかん~。何にしようかなぁ。」
「あんまり高いのは勘弁してな。」
「分かってるって。2Bさんのために結構使うたもんな。そろそろヤバいんちゃうん。」
「ははは、ご

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僕と2B-5

Chapter 5

朝食を食べ終えたので大学に向かう。
歩いて約30分ほどの距離だ。
この立地の物件を探すのには苦労した。
いつも徒歩で通学しているけど、昨日はパワースーツを持って行かなければならなかったので、車で行った。
昨日はお酒を飲んだので乗って帰られなかった。
今日は乗って帰らないと。
工場を出てしばらく民家が続く。
そこを超えると公園がある。
昨夜、2Bを見つけた公園だ。
明るい時間帯

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僕と2B -4

Chapter 4

「なにかして欲しいことはない?」
2Bの声にふと我に帰った。
またやってしまった。
僕の妄想癖。
妄想の内容については、過激すぎるので割愛した。
「なにかして欲しいことはない?」
もう一度尋ねる2Bに僕は答えた。
「特に無いかな。強いて言えば人類である僕を、君の使命に従って守って欲しい。」
「分かった。その命令は、あなたの生命活動が停止するまで維持される。」
「あなた、って他

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僕と2B-2

Chapter 2

翌朝、二日酔いの頭痛で目が覚めた。
なぜか体の至る所が筋肉痛だった。
なんで?
と思いながら目を開ける。
目の前に2Bの顔があった。
「うわっ!」
驚きのあまり僕は叫んでいた。
ちょっとゲームのやりすぎかな。
2Bの幻覚が見える。
もう一度目を開けると、やっぱり2Bの顔が目の前にあった。
「また!」
体が弾んだ勢いで、ソファごと後ろに倒れて、しこたま頭を打った。
これではっき

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僕と2B-1

Chapter 1

僕はひょんなことからヨルハ機体2号B型の義体を手に入れた。
大学の工学部で開かれた研究成果のコンペで、僕が考案、作製した等身大のパワースーツが優勝した。
収納時は旅行用スーツケースとほぼ同じ形状で持ち運びが容易なことが高評価だった。
ただ、油圧ユニットとバッテリーのさらなる小型・軽量化が課題として残った。
祝賀会と称してお酒をたらふく飲まされたおかげで、車で帰れなくなった。

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