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インド58日目 初めての北インド~Delhi編~

3A Sleeper

JaipurからDehliまでは、寝台列車で行く。インドで寝台バスなら乗った経験が何度かあるのだが、寝台列車は初めての経験だった。
Jaipurに出発する前日まで、航空券しかとってない状況で、周りの友人たちから、「Holiがあるんだから宿と電車を早く予約しろ」と何度も言わたので、インド人に急かされるのならと電車を予約してもらった(すぐに人を頼るので、一向に知識が増えない)。
実際のところ、遅すぎて電車は微妙なやつしかなかった。
朝6時Jaipur発、3AのSleeper。
3Aは電車のランクで、三段ベットの寝台列車。値段はRs500以下なので、ぼちぼちくらい。

安定の40分遅れ

インドの電車は、乗り場も車両の場所も分かりづらい。いつも通り、そこら辺にいる人に訪ねても場所が二転三転する。最低三人には聞きましょう。

そういえばこの前、知り合いの社長に聞いた話で、土地のサブマリン相続人問題というものがある。インドで土地を買ったが、いきなり契約書外の相続人や地主が現れて、土地を奪われてしまうのだという。こういった事例で、数十年続いた会社の土地がいきなり奪われるなんてこともあったそうな。
インドは歴史が長い分、土地に眠っている人の数が半端なく多い(サブマリン)。彼女も、インドで土地を買うときは、弁護士を三人雇って、三人とも同じ結果が出てからではないと購入してはいけないと言っていた。大変そう
フィリピンの事例

ちなみに宿に関しては、例えHoliの時期であっても当日に決めるので問題ない。もしあなたが、MathuraやVaranasiに行く物好きなら話は別だがね。

Holi

Delhiに着くと、旅行客がとても目に付く。
ホステルでも元気な西欧人がいっぱいいた
到着してすぐにパーティー続き

3月は結局6日間しか出社してないくらい色々なところを旅行していて、基本的に夜は移動か飲みに行く、もしくはためていた仕事をしていたので、Delhiが疲労のピークだった。

屋上。インド人の踊りのレベルが高すぎる
疲労困憊at Club


Delhiの環境に関しては、熱波、熱波と聞かされていたが、時期的にあんまり暑くなくて、”気温”は悪くない。6月になると45度まで上がるらしいですがね、、、
大気は悪い

Holi前夜はHolika Dahanという、火を焚く儀式が街中では約500メートル間隔でみられる。人々は、木々や可燃物を積み上げて、それを焼き払うことで共同体の絆を深めるお祭りである。
共同体のお祭りらしいけど、そんなことは知らないので、一番大きそうなところの最前線に割り込んで、すべての儀式に参加した。

せっかくなので、食べ残しの焼きそばを投げ入れた
いろんな場所から水風船と色粉が降ってくる


Holi当日は、泊まっていたホステルでも朝から爆音の音楽がかかっていた。

asakara karafuru

ここのホステルは朝食が無料でついている。
この日も、食事の前に宿泊者に飲み物がふるまわれた。
一見すると緑色のミルク飲料で、味もまあ悪くない。
朝一からこれを三杯がぶ飲みして、その後もこれを片手にパーティーに参加していたが、1時間ぐらいたったところで、参加者全員が急に静かになり始め、誰も動けなくなった(笑)
自分も、”意識が今にも消えそうだという意識”と気絶状況が瞬間瞬間で交差する新体験を経験した(笑)

Bhang Thandai

結局この飲み物はBhangと呼ばれる、麻の葉と茎から作られる、Holi専用のお祭りドリンクで、ホステルに泊まっているいるのは、ほとんどが外国人観光客でそれを知らず、大半がBADに入ってしまっていた笑笑
カラフルなゾンビの大量発生である
なんでも伝説では、シヴァ神が瞑想中に大麻の葉を発見し、その葉を食べたことで再生の力を見出したらしい。そのため、Bhangは神聖な喜びを促進させるハッピードリンクで、Holiの日は街がほろ酔い状態になるんだとか。

改めて、大麻(ガンジャ)の変性意識状態をお祭りで使うところは多いなと感じた次第です。
もしHoliに渡航する際はお気をつけて!
Happy Holi !!!


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