新型感染症について
新型感染症の霊的背景とその関わり方についてお話しいたします。
霊的背景とは、唯一の根源的源の意図から物質世界にかけての現象の顕(あらわ)れの各領域の中で、特に目に見えない領域下で起こっている現象が物質世界に顕される前の原因の背景のことです。
この度、感染源をウイルスとする情報源は、霊的に観ると誤謬ですが、物質的には一理あるので、対策等は参考にしただいてかまいませんが、本質的な原因は精神的な霊のはたらきによるものであるために、その精神的態度こそが重要な事柄になります。
この度の感染症によって、明確な経済活動に対する打撃が創られた背景には、度重なるしかも止まることのない地球の利己的な環境破壊活動が原因であり、また、生命に対する尊厳なき利用の負の感情エネルギーも相まって、それに関わった人々に対して原因となる霊的バランスを創っているといったことがあります。
では、この感染症によって、人類はどのような転機が求められているのでしょうか。
まずは、経済活動に対する本質的な眼差しを開くこと、そして、利己主義に対する負の側面を暴露することに始まり、地球環境問題を考える視点や、世論を押し切って動いてきた資本家たちの価値観の修正を迫るものです。
カルマの先送りの記事でも書きましたが、今回の現象を仮に、かなりの確率でそうなることが予想されますが、対ウイルス薬等による技術的な克服を図った場合、十中八九更なる現象によって目覚めのための刺激が起こることになると思われます。
また、そのようなケースでは、より崩壊度合いのより高いしかも更に広範域の現象の発生を生むことになります。
新しい時代に見合った、価値観や社会運営の仕方の方向転換がこの時期に求められており、一定の自由意志の反映の余地が残されてはいますが、その次の時代に乖離したエネルギーであればあるほど、その分だけより大きな課題が現象を通して提示されることになり、より大きな修正を人間社会に対して求められることになると思います。
「感染症との闘い」といった標語に引っかからないように注意してください。これは、以前に「テロとの闘い」として使われていた誤謬の温床となる標語であって、この感染現象は“闘うべき敵”ではありません。
たとえ、新薬が開発されたとして、特効薬として有効な証明がなされることがあっても、それは原因のすげ替えと、誤った論証であるために、むしろ崩壊活動を加速させていきますのでそのつもりで対応してください。
なかなか深刻な事態に対して心の準備等ができていない場合には、いきなり現象のすべてを追っていくのではなく、自分の手に持てる範囲内で情報を集めていくという態度も善いかと思います。
「世界中が巻き込まれているから、私もそうなるのでは」という観念からは、少なくとも解放されていてください。これは、明らかに利己主義の支配者側に提示されたメッセージですので、ごくごく一般の庶民が、特に日本人で心配するようなことはほとんどないのです。
むしろ、自分には関係のない不穏な空気に対して、心の平静を、理(ことわり)通り導き出せるかが焦点となるのであって、不安や心配は、今回の現象に関わらず病の原因を創り出しますので、余計な困難を避けたい人はそのように安心を保つよう心がけておいてください。
目に見えることだけが全てではありません。目に見えない原因によって起こる目に見えることや、目に見えない理解によった現状認識の方が正しいこともあります。
混乱が周囲にあるからこそ、自身を自立させ安定させることが、原因のない人々にも課題として与えられています。
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