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Mikiさんの甲州オレンジワインお披露目ワイン会20241201
Twitter(X)の繋がりで仲良くさせていただいているMikiさん@M49827019が御徒町の都市型ワイナリーの葡蔵人ワイナリーさんで醸造体験という型で、少量生産のオリジナルワインをつくるという話を付かず離れずで見ておりました。
途中のご苦労や経緯はBlogにまとめてくださっていますので、詳しくはそちらを読んでいただくとして、そのつくられたワインのお披露目会をされるということで参加して来ました。
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いつもよりさらに楽しい乾杯
過去にワイン会で伺った某所のパーティルームに到着しましたら、既に沢山の方々がおいででした。ここで定番のウェルカムビールをいただきながら開始、皆様が揃われたタイミングで葡蔵人さんの甲州スパークリングで乾杯です。
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こちらは御徒町の葡蔵人ワイナリーでは完売とのことで、わざわざ他の販売店さんからバックビンテージを取り寄せとのこと。 乾杯に相応しいスッキリさわやかな口当たりと良い切れ味でした。参加された皆様の雰囲気がさらに和やかになります。
次に開栓されたのがこちらの
ドメーヌレゾン甲州オレンジ
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素直な雰囲気でオフフレーバー感は全くなく果実味もタイトで比較的ドライな仕上がり。Blogにもあるように、色々なスタイルのボトルを試した中で、Mikiさんがワインをつくる際にこれをベンチマークとしていたのですね。
このベンチマークとなったスティルの甲州オレンジは山梨県の葡萄を北海道で醸造したもの。
クリーンな雰囲気は昨今のオフフレーバーになる危険性を携えたやや無理なナチュール路線ではなくかなり手堅いつくりであり、人によっては退屈と感じるのかもしれませんが、ある意味今回のMikiさんのワインに良い結果を生み出した功労者の一部ともいえましょう。
いよいよ今回の醸造体験のワインのお披露目
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ワインやワインの知り合いさんの似顔絵等を楽しいイラストで表現されているkさんが描かれたという素敵なエチケットとともに包まれていた風呂敷が解かれ、ボトルが公開されました。
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今回の主役Mikiさんの甲州オレンジ
まずは予想を覆し淡いオレンジ色と良く清澄され透明感ある色彩に驚かされました。
エチケットはkさんのイラスト、Mikiさんの趣味、生活の一部である和太鼓から葡萄が飛び出すような楽しい意匠、クリアなワイン自体の色彩とも適合してチャーミング。
色彩こそは淡いですがつくりかたにより果実味をしっかり残して和やか、適度な酸味ある綺麗さを意識、バランス良く仕上げるという最終判断は正しいと感じます。おそらく熟度高めな葡萄を選べたことも良い結果に結びついたと想像されます。
果実味のバランスが良好で、いつもお聞きするMikiさんの好みではもっと清澄を荒目にして、アミノ酸の雰囲気を前面に出すとの予想していましたが、はるかに甲州のクリーンな酸味と食事に合わせやすい味わいに寄せてありました。
醸造体験を始めたとの話の中途でのやり取りから、監修サポートした葡蔵人ワイナリーの醸造家の須合さんとの意思の疎通は、時間的な制約等から色々と大変な場面もあったようですが、それを乗り越えて上手くいっていると感じます。
Mikiさんと須合さんの、とりあえず飛び込んでから問題点を見つけて上を目指していこう、という精神面での共通点も良い方向に作用したと思われます。
醸造体験ワイン2種
続いて紹介されたのは葡蔵人ワイナリーさんで醸造体験されたご夫妻の2本。
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賑やかにフリータイム
あとは色々北海道の有名なレアワイン含めて楽しいボトル達が登場し、各自が自由に注いで楽しむスタイルですが、素敵な大人が集っていますので、皆様適度な分量ずつで飲まれておりました。詳しい方々にはなかなかお目にかかれない垂涎のボトルもあったようです。
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お食事はケータリングで準備されたと伺いましたが、中華料理をアレンジした、肉類、魚介、野菜、米類と幅広く、Mikiさんの甲州オレンジをはじめとして、白、オレンジ、ロゼ、赤と、いわゆる出汁感ある日本ワイン達とも比較的良い適合をしていたのではと思いました。写真は撮り損ないましたが、参加された方々からの手土産も沢山ありました。
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葡蔵人ワイナリーの会員さん、北海道ワイン界隈、SNSと様々な縁が繋がり、当然主役となったワインも素敵で大盛況となった良いお披露目会となりました。
Mikiさんの記事はこちらから
何やらまたこの先の展開があるかもしれないです。