Valextraの名刺入れを買った

父が新卒のお祝いとしてValextraの名刺入れをプレゼントしてくれた。(サンローランのバッグと)

名刺入れを選ぶ基準として
・革が上質であること
・ブランドストーリーに共感できること
・あまりブランドを強調するものではないこと(ロゴデザイン、有名な柄など)

以上を基準とした。
革が上質かつブランドを強調しないデザインとして、セリーヌやココマイスターなども候補に上がったが、中でもValextraが最もブランドストーリーに共感できるものであった。その想いを綴っていく。

当ブランドは、全ての製品に製作者の名前が刻印されており、作り手を大切にしている意識が感じられた。さらに製品はとてもシンプルであり、素材と形にこだわったValextraは完璧を追求した職人の情熱があった。これは、私の生き方とすごく似ていた。

私は自身の生き方として、公の場では『質実剛健』を意識している。
素直に自分の弱さを認めながらも、目的のための努力を怠らない人間でありたい。そしてその努力の過程がわかる友人だけと付き合いたいと考えている。

そんな私がビジネスの場で持つべきものとしては、決して派手ではないけれども、製作者の情熱を感じるブランドかつ、「わかる人にしかその価値はわからない」ブランドであるべきであるだろう。

衣料品ブランドとしてはTheoryが大好きである。質実剛健を体現したかのような細部のこだわりには目を見張るものがある。
時計ではIWCがそれにふさわしいのではないだろうか。パッと見てブランドがわかるものは私らしくない。(もらったものは大切に使うが)

ちなみに、生き方の指標として、プライベート:遊びの場では『アウトロー』を意識している。公の部分で真面目に生きた分、私生活では日常から逸脱したいという思いが強くなってしまうのだ。

だから、私生活ではタトゥーを入れ、露出の多い服や派手な色の服を楽しみたい。このような公私での二面性が22歳現在の私の人生である。

真面目に生きすぎると疲れちゃうからね。

この二面性が私のアイデンティティであり、出していきたい色なのかなあと最近考える。私がただ真面目に生きてきただけでなく、中高はとんでもないバカ高に所属していたということも背景にあると思う。

Valextraの名刺入れがこの事実を言語化するきっかけになれた。今後も大切に使っていきたい。


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