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皮膚トラブルを防ぐには

肌に優しいシャンプーの一つとして「石けんシャンプー」があります。

しかし、石けんシャンプーだと「泡立ちの悪さや髪のきしみ、ごわつきが気になる」と思う方もいるかもしれません😓
#私も石けんシャンプー後のきしみが気になって一度挫折しました笑   

その場合、「シャンプー前にブラッシングや予洗い (髪や頭皮をお湯で洗うこと) をしっかりする・髪に付ける前にシャンプーを手のひらでしっかり泡立てる・シャンプーが残らないようにしっかりすすぐリンスをする」などを一度試してみてください!

それでも「石けんはちょっと…」と思われた方は合成界面活性剤の中でも肌への刺激が少ないものを使うのがおすすめです。

肌に負担がかかりにくい合成界面活性剤としてはアミノ酸系のもの (ex. ココイルメチルタウリンNa・ラウロイルグルタミン酸Naなど) があります。

アミノ酸系の合成界面活性剤は他のものと比べて皮脂を落とし過ぎず、肌の乾燥を防いでくれます。
#合っていないシャンプーを使うと私は頭皮が痒くなったり手が荒れたりします😅

一方、刺激が強めな合成界面活性剤としては、硫酸〜系 (ex. ラウリル硫酸ナトリウム・ラウレス硫酸ナトリウムなど)やスルホン酸系 (ex. スルホン酸ナトリウム・LAS)、高級アルコール系 (ex. ポリオキシエチレンアルキルエーテル=POE・R) などが挙げられます。

これらの界面活性剤が入っていないものを選ぶのがおすすめです👌


また、シャンプー・リンス・ボディーソープなどに入っている「サリチル酸防腐剤 (安息香酸Na・〜パラベン・フェノキシエタノール)、香料着色料エタノールシリコンなどの添加物」、洗剤や柔軟剤などに入っている「安定化剤漂白活性剤pH調整剤酵素などの添加物」は皮膚トラブルを引き起こしやすいので注意してください。
#洗濯洗剤も肌と関係する!
#洗濯洗剤が残ってしまったままの衣服を着ることで肌に刺激を与えてしまいます。
#アトピー持ちの弟は柔軟剤を使うと痒くなります😱


「いや〜でも、カタカナ覚えられないよ!」という方は前回お伝えした「品名」か「成分」を見てみてください!
#石けんと書いてあるかどうかを確認!

シャンプーや洗剤などは人によって合う合わないがあるので、自分に合ったものをぜひ見つけてみてください!



参考:経済産業省「合成洗剤と環境問題」
近藤行成「界面活性剤の定義と種類」
齋藤勝裕「よくわかる最新界面活性剤の基本と仕組み」
齋藤俊和「界面活性剤の基礎ーセッケンと合成洗剤ー」
守口徹「眠れなくなるほど面白い脂質の話」日本文芸社
森田隼人『挑戦「無添加を科学する」〜人と自然により優しく〜』
山下裕司「化粧品分野における界面活性剤の新展開」

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