コンフォートホテル燕三条ライブラリーカフェ利用 ホテル日記002 2024.10.06&10
スクチャイのホテル日記002 新潟>三条市
前編、
ホテル日記001至高のサービス? リッチモンドホテル山形駅前 vs コンフォートホテル vs ルートインホテル 2024.09.29-30
で書いたように、コンフォートホテルを前月以前に一泊以上利用した人にはその翌月から来年2025年3月末まで月5回無料で宿泊せずともホテル内のライブラリーカフェが使えるクーポンが毎月第2週目の木曜日にメールで送られてくる。
事前にホテル会員に登録済みでメールマガジンを受け取る設定にしておくことが条件だ。
そのクーポンを使って何度も利用しているコンフォートホテル燕三条のライブラリーカフェをメインに紹介しよう。
また利用したことのある札幌すすきのと新潟駅前の2ホテルとの比較もしてみた。
1.冷たい飲み物・アイスティー類
1-1.アイス飲料の順位~3ホテル比較
1位:コンフォートホテル燕三条のライブラリーカフェ
理由:圧倒的に燕三条がおいしい。レモンウオーターもアイスティー(アールグレイ、ベルガモットアイスティー)の両方。18時時点でも氷があり冷えていた。
3位以下:新潟駅前
新潟駅前は、最下位。あまり良いと感じなかった。
理由:アイス緑茶、レモンウォーター、ベルガモットピーチティーを飲んだが、どれもが水くさく、18時を過ぎる頃には氷が溶けてぬるくなり始めていた。設置直後14時の時点での緑茶、レモンウォーターの両方が薄かった。新潟駅前の記事に記載したようにレモンウォーターは水にほんのりレモンの香りがする程度。燕三条のレモンウォーターは甘味も適度で実においしい。
なぜホテルによってこれほどサービスの差が出るのか?作り手の技量の差か?燕三条は新潟駅前に教示してあげて欲しい。
番外:札幌すすきの
札幌すすきのはアイス飲料がなかったので評価不能。
2.ライブラリーカフェの総合順位~3ホテル比較
ライブラリーカフェはこれまでにコンフォートホテル燕三条以外にもすすきのと新潟駅前の合計3ホテルを利用した。
今のところではあるが快適度で以下の順位である。特徴も付記。
1、コンフォートホテル燕三条
・アイスティー類が圧倒的においしい。
・本の冊数が他と比べてかなり少ない。
・新潟駅前の本と共通の本があった。1/4ほどは同じ本ではないか?
・蚊が飛んでいた(2024/10/10)
・男子トイレが広い
・手洗い場が一番奥の角で機能的でない。リッチモンドホテルのラウンジのように入り口にあればいい。
2、コンフォートホテル札幌すすきの
・本の冊数が多い。
・スタッフが妙に愛想が良かった。
・サーバーの水がぬるかった。
・アイスティー類がないので、せめても冷水はきちんとして欲しい。
3、コンフォートホテル新潟駅前
・態度の良くないスタッフがいた。(食器をひとつひとつ上から落として音をたてて片付けていてうるさかった。また、同一人物だが飲物の説明の仕方がぞんざいで親切でなかった。)
・2度目からアイスティー類を出していて3種類飲んだがどれもが水くさく、18時頃には氷も溶けてなくなりぬるくもあった。
・燕三条の本と共通の本があった。1/4ほどは同じ本ではないか?
・男子トイレの個室が狭く、ものかけフックがない。荷物のある人は共用の広いトイレを使うしかない。
上記のように、今のところ3ホテルの総合評価でコンフォートホテル燕三条が一番だ。
3.ライブラリーカフェ
図書館と違うところは貸し出しをしていないことだ。
カフェ内で読まねばならず、たとえ宿泊時でも自分の部屋に持ち出すことは許されていない。
書物の内容はそのホテルの土地の話題や時流に沿ったもののようだ。
(後で気付いたが、燕三条と新潟駅前は同じ図書が多かった。なるだけ違う本にして欲しいところだ。また燕三条は他の2ホテルと比べて本の冊数が少なかった。)
特徴ある本は、例えばコンフォートホテル札幌すすきのではかつてあった定山渓鉄道の記録本、燕三条ではブラタモリの新潟市編や三条市出身のジャイアント馬場さんの伝記物などだった。
時流に沿ったものとしては昨今の発酵食ブームから発酵についての本、健康や漢方についての本、などなどがある。
専属の書籍選定者がいるようでコンフォートホテルの公式サイトなどでアピールしているが、目分量で100-200冊ぐらいの書籍にしてはピンポイントでうまく揃えてある、という印象を持った。
吾輩の一般の図書館利用時と同じなのだが、気に入った本はAmazon等で購入して自分の蔵書に加える。
コンフォートホテルのライブラリーカフェで出会った本の何冊かはすでに手元の蔵書としてあるのである。
このように、ライブラリーカフェでは実際食指が動く本が多いのだ。
そしてここが重要かもしれないが、コンフォートカフェにある本はすでに絶版で手に入りにくい名著なんかがあったりする。
気になって自分で買おうと思って調べたらすでに絶版で、しかも古本にプレミアが付いていてかつての定価以上の価格で売られていたりする。
コンフォートカフェはそのような過去の貴重な本を手に取って読める場所でもあるのだ。
吾輩は最初、ホテルの無料カフェなど適当な飲み物を飲んで休憩できればそれでいい、と軽く考えていて、こんなところに置いてある本などどうでもいいと思っていた。
本なんてインテリアの一部で雰囲気作りのためだけだろうと思っていたのだった。
確かにライブラリーカフェでの本はインテリア目的でもありそうな装丁に凝った本がこれ見よがしに置いてあったりして、そんな本は無視して飲み物を飲んで休憩だけできれば事足りるのだが、いや待てよ、とひょんな好奇心で手に取った本が大いに気に入り自分の蔵書に入れることもあるのだった。
こういう話をすると選書の担当者は嬉しがるでしょうね。
そのうち吾輩は他のコンフォートホテルに行く時に、そのホテルのライブラリーカフェの書籍はどんなもんだろう、などという興味が芽生えるだろう。
ピンポイントで比較的少数の書籍から選ぶというのも迷わないからいい。
興味が湧かない本ばかりであればその場で諦めればいいのだから気楽だ。
しかし本物の図書館ではこうはいかない。
目的を持っていなければ途方に暮れるほど本があるわけだ。
4.コンフォートホテルの総評
泊まらなくても月に5回は出入りできるこのコンフォートホテルのカフェは他のホテルでは見当たらない斬新なサービスだ。
これからも飲み物や書籍の充実を図りつつ利用者へサービスを続けて欲しいと思う。
燕三条、札幌すすきの、新潟駅前の3ホテルのライブラリーカフェは、昼、午後遅く、18時頃以降の夜の時間帯、それぞれに利用したが、すべての場合カフェは空いていて、ほとんど吾輩1人だけの利用ですこぶる快適であった。
電源とwifiが提供されるのでパソコンの作業を行ったこともあるし、読まねばならない本を持ち込んで読書に没頭したこともあった。
そして休憩時には備え付けの本を紐解き楽しんでいたのだ。
他のビジネスホテルにはないこのようなサービスを提供しているコンフォートホテルは吾輩にとって最近目が離せないビジネスホテルなのだ。
(おわり)
参考記事:
ホテル日記004 コンフォートホテル新潟駅前ライブラリーカフェ利用2024.10.08
ホテル日記005 コンフォートホテル札幌すすきのライブラリーカフェ利用2024.10.28&31