![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/160295352/rectangle_large_type_2_69bdb99957d023b7496ee7f598fff0a4.jpeg?width=1200)
コンフォートホテル札幌すすきのライブラリーカフェ利用 ホテル日記005 2024.10.28&31&11.25
スクチャイのホテル日記005 北海道>札幌市
2024/11/27追記:2024/11/25の利用
1.冷水機が依然としてぬるい水だった。
2.冷水機以外の前回までの問題点、特にレセプション女性の対応は今回は気にならなかった。
(追記おわり)
前回までの記事、
ホテル日記004 コンフォートホテル新潟駅前ライブラリーカフェ利用2024.10.08&09
ホテル日記002 コンフォートホテル燕三条ライブラリーカフェ利用2024.10.06
も参照されたし。
前回と前々回に書いたように、ライブラリーカフェはこれまでにコンフォートホテル新潟駅前、燕三条、札幌すすきの合計3ホテルを利用しており、今のところ快適度で
1、コンフォートホテル燕三条
2、コンフォートホテル札幌すすきの
3、コンフォートホテル新潟駅前
の順だ。
今回は以前経験していた「コンフォートホテル札幌すすきの」のライブラリーカフェを約2か月ぶりに利用した。
0.序
0.1.何度もライブラリーカフェだけを利用する理由
吾輩がこのホテルに泊まらずライブラリーカフェだけを何度も利用している理由は、札幌の常宿がほんの1ブロック離れた近くの外資系ホテルで、いつもそこに連泊しているためだ。
吾輩の部屋の清掃が行われる午後に悪天候時など行く当てがないときにコンフォートホテルまでほんの数分歩いて来るのだ。
パソコン作業がある時は携えて来ても苦にならない距離だし何より飲み物が飲める。
常宿でも清掃中にロビーなどで待つことはできるがさすがにそこでパソコン作業はしづらいし飲み物まで出ない。
そこで清掃中の退避場所として、たったの1ブロック先にライブラリーカフェ付きのコンフォートホテルがあってありがたやありがたやの気持ちなのである。
0.2.常宿の外資系ホテルとコンフォートホテルの比較
コンフォートホテルに泊まらないことを少しは悪い気もするが、貯まっている外資系ホテルは貯まっているポイントで朝食ビュフェ付き宿泊が完全無料であり、エリート会員ルームアップグレード、お昼頃のアーリーチェックイン、午後2時のレイトチェックアウトのサービスが付帯し、それに場所が行きつけの3件のレストランへ徒歩5分圏内という超絶便利で快適な格安外資系ホテルなのでそれ以上のホテルは札幌にはないのだ。
ポイント宿泊でも宿泊実績がカウントされ、来年もまたIHGダイアモンドメンバーだ。
コンフォートホテル札幌すすきのもわりと便利な立地だが、しかしどんなに安くてもホテルポイントのシステムがない(実際ポイントらしきものはあるが外資系ホテルの考え方とは異なり面白味のないポイントシステムなのだ)ので安くない有償宿泊となってしまいお金を支払う必要があるし、サービスも日本の形式張ったビジネスホテルなので非常に制限される。
(実際のところコンフォートホテル札幌すすきのは思うほど安くはない。吾輩の外資系に有償で泊まっても金額はコンフォートとほぼ同じ。いや、時期やタイミングによってはコンフォートの方が高いのだ。これではコンフォートホテルを選択する理由は皆無だ。)
そのような理由でコンフォートには宿泊することはないのだがライブラリーカフェだけは便利で快適でありがたい存在だ。
0.3.日本式ホテルと外資系ホテルの違い
コンフォートホテルがライブラリーカフェを気に入った客に近い将来泊まってもらいたいと考えているとしたらそれは吾輩の場合無理な相談だ。
以下の本文中にその具体例を書くが、簡単に言うと日本のビジネスホテルチェーン店でのスタッフの接客品質としてはどんなに良くても外資系ブランドを背負うために特別な教育を受けている外資系ホテルのスタッフの接客品質には足元にも及ばないからだ。
それが泊まらないし常連にもなりようがない一番の理由だ。
日本式ビジネスホテルでは相互に信頼し長年付き合える正社員スタッフとほとんど出会わないことも理由のひとつだ。人件費を抑えるためであろうが、入れ替わり立ち替わりのアルバイトや派遣や短期契約社員が多い。一方の外資系のグループホテルはたとえ廉価版ブランドのホテルであっても正社員が多いので何年経っても同じ顔触れで安心できる。
さらに外資系は国内外問わず最初から吾輩という個人を大切にしてくれ趣向などの基礎情報を共有し滞在都度大なり小なりサプライズ的に喜ばせてくれる術を弁えているようなのだ。これは特にエリート(上位)会員に顕著だ。例えば朝食時の好きな紅茶の銘柄や、水は氷なしで冷たいの、などだ。言わなくても向こうからいかがですか?と言ってくれる。
久しぶりに行くと聞かなくても前回と変わった点を言及してくれる。
このようにいつも飽きさせない予想外プラスアルファの喜びや驚きや発見があるのが外資系ホテルなのだ。
寝て食べて無事出発すればいいというのは基本中の基本で当たり前のことであり、日本式ホテルではそのことだけ鹿爪らしく眉間に皺を寄せて考え抜いたつもりで行動し自己満足している。
個人客でも機械的に団体など集合体の一部のように扱い、まったく個人を見ずにマニュアル外のアドリブがないのも日本式のホテルスタッフの特徴だ。そんな接客だったら元からネコ型ロボットを置けば済む話だ。いや、ネコ型ロボットの方が愛嬌もあって客ウケがいいだろう。
そういうことで外資系を知ってしまった客は日本式ホテルにはなかなか戻れない。
日本式の嫌な点をさらに挙げると、日本式ホテルにありがちなチェックインタイムの秒読みだ。また、朝食の開始時間の厳格さだ。
立って待っている人がいれば5分や10分早く入れてあげることで何か悪いことでも起こるのか?頑なに1分単位で管理することにどこまで意味があるのか?
仕方なく日本式ホテルに泊まるたびに思うことだがホテル側はこういう日本的厳格主義についていい加減頭を冷やして考え直した方がいいと思っている。
0.4.外資系ホテルがない地方でのビジネスホテル選択
札幌などの大都市では外資系か日本式かを選べるが、近隣に外資系ホテルがない地方ではコンフォートホテルも当然選択肢に入ってくる。
その場合、吾輩のコンフォートホテルとの競合は長年累計で全国200泊以上泊まっているルートインホテルだ。
ちなみにアパホテルはずっと以前は頻繁に利用していたがルートインに目覚めてからはアパホテルがルートインに置き換わった。
アパホテルは決して嫌いではなく習慣が変わって泊まらなくなっているだけで基本的に好きなホテルだ。
特にあの独特な個性の会長と社長は大好きな部類の人間で著書も読んでいるし尊敬しいろいろ人生的にも勉強させてもらっている。
ビジネスホテルの宿泊経験件数でいうとルートインホテルが一番多く、理由は特に地方の車旅に圧倒的に便利だからだ。
長野県上田市発祥のルートインホテルは創業者の本も読みいろいろ経営理念的に共感するところも多い。
しかしルートインもアパホテルも所詮良くも悪くも枠に嵌った日本のビジネスホテルであり、寝るだけのプラスアルファの面白さはないホテルなのだ。
寝る以外のサプライズ的なことを絶対に期待させないのが日本の型枠にはまったビジネスホテルだ。
つまり泊まることだけを目的に行くことなどあり得ないのだ。
なお東横インはまったく泊まることを考えたことがないホテルで最初から検討圏外だ。
★札幌すすきのライブラリーカフェレビュー★
1.飲物コーナー
1-1.初見参。アイスドリンクの登場。
![](https://assets.st-note.com/img/1730535423-pY9dPvfZM0D3zRCGFrjsc41B.jpg?width=1200)
これまでの経験では「札幌すすきの」では冷たい飲物はなかった。
後で書くが、あまつさえ、水もぬるいのしかなかった。
しかし、今回、14時頃に写真のように、ガラスポットに入ったアイスドリンクが設置された。
今回2回利用したが、1回目の10/28の利用時は14時頃にレモンウォーターのボトルのみが設置された。
![](https://assets.st-note.com/img/1730561088-XkLFUJB1VedNp3yHPvn6xj47.jpg?width=1200)
しかし2回目10/31の利用時には、2つ上の写真のように14時頃にレモンウォーターの左側にセイロンティーのガラスポットが新設され、2種となった。
なぜ肌寒い季節の今頃になって、これまで8月にも出していなかった冷たい飲物が急に出てきたのかは知る由もないが、吾輩にとっては冷たい飲料は年中飲みたいのでありがたい。
できれば今後も出し続けていただくことを願う。
![](https://assets.st-note.com/img/1730535719-8Zu2RrAYpNdHLqKhXnfDGM46.jpg?width=1200)
写真左のセイロンティーは無糖であった。シロップが提供されているので甘味は自分で調整できる無糖の方が歓迎だ。
右のレモンウォーターはほんのり甘く、「燕三条」と同じく吾輩の好みだ。
「新潟駅前」のように無糖だと水とほとんど変わらなくなるのでこのレモンウォーターに関しては微糖の方がいい。
この点でもここ「札幌すすきの」が「新潟駅前」を快適さで上回っている。
ただ、レモンの輪切りを飾り程度に入れているが、たとえ量が少なくてもレモンの皮の防かび剤(発癌物質)の処理がきちんとなされているかどうかは疑問だ。
気にする人はあまり飲まない方が賢明だろう。
1.2.カフェ利用者アンケートはフィードバックなし
この点は何度もアンケートに書いているが、フィードバックがなくポット内には相変わらず皮付きレモンが浮いているので意見を聞いてくれているのかはなはだ疑問だ。
そもそもライブラリーカフェを利用するとき、レセプションでメールチケットを開封してスタッフに見せるが、その後直ちにアンケート用のメールが送られてくる。
そのアンケートを何度書いても、はたしてそこに書いた意見や疑問が反映されているかどうかはフィードバック(当方への返信含む)もないので吾輩には一切わからない。
アンケートも手間と時間がかかるので、ホテル側から反応がなく当方にとって利点もないなら今後アンケートは無視して書かないつもりだ。
1.3.頑なに使わせないウーロン茶とオレンジ清涼飲料水のサーバー
![](https://assets.st-note.com/img/1730536508-6FDndJVkxcCmt3OLhP7g5oa2.jpg?width=1200)
ウーロン茶とオレンジ清涼飲料水が出てくるサーバーがあるが、これは「燕三条」「新潟駅前」「札幌すすきの」3店共通(吾輩の経験の範囲)で使用禁止である。
朝食用のサーバーとは想像できるが、なぜライブラリーカフェ時に頑なに使わせないのか?
稼働させると経費がそんなに嵩むのだろうか?
ウーロン茶とオレンジ清涼飲料水のサーバーを停めて節約した分の経費を、アイスドリンクのポットを2種用意する手間に置き換えているとしか思えない。それ以外に何か理由があったら知りたいものだ。
ただ、吾輩自身は一般的なウーロン茶とオレンジ清涼飲料水のサーバーの飲物より、より手作りっぽいガラスポットの飲物の方が趣があって好きだ。
大阪泉州の祭りの季節によく飲んだ冷やしあめを思い出すのだ。
祭りの頃、民家のおばちゃんがその時だけ自宅の軒先にガラスポットをしつらえて一杯50円だか100円だかの子供価格で商売を始める。
そして通りすがりの大人も子供もおばちゃんから一杯買ってその場で立ち飲みするのだ。(余談)
ただしコンフォートホテルライブラリーカフェのガラスポット飲料の場合、これまで何度か書いたように、安全面(レモンの皮の防かび剤)の心配がつきまとっている。アンケートに書いたことへの返事がないのでなおさらだ。
1.4.ウォーターサーバーに変な英語の貼り紙
![](https://assets.st-note.com/img/1730561572-Ot6gZSNlKR41hvdPHCAwILjr.jpg)
ウォーターサーバーにはお手製見え見えワープロ仕様の貼り紙があった。
英語で
「紙コップを使ってください。直接ペットボトルに注がないでください」
と書いてあるが、紙の真ん中にコップからペットボトルに注いでいる(つもりの)図があり、それを囲むように大きな赤丸がある。
つまり、(キャップが付いてるようなペットボトルと空のコップが斜めに浮いているだけの変な絵だが)「この図のようにして欲しい」のだったらそれを英語で素直に書けば良かろう。
Please use a paper cup if you want to fill up your own bottle with the server water (as shown here).
または簡単に
Please use a paper cup to pour water into your own bottles (as shown here).
それとも直接蛇口から水筒に取って欲しくないことを言いたかったらそれを図示して大きく赤でXを付け、傍にその図の意味するところの英語を書いておけば良かろう。
Don’t fill up your own bottle with this server water directly from the tap.
つまり上の写真の貼り紙は、書いている英語と図示していることが矛盾しているので混乱を招く恐れがあるということだ。
まあ英語表現はいろいろあるので写真の英語でも言いたいことはわかってくれるだろうが、要は「図」と「言いたいこと」は合わせましょう、と言うことだ。
ところでこの注意書きが英語だけ、というのが微笑ましい。
日本語での注意書きはない。
こういうことをするのは外国人だけ、と言いたいわけですな。
日本人はまずそんなことはしないのでしょう。
または言わなくてもきちんと紙コップに入れてから水筒に注ぎ入れるか。
何はともあれ日本人としては、まずはホテル側から信用されているようで嬉しい。(≧∇≦)
1.5.ウォーターサーバーのぬるい水
![](https://assets.st-note.com/img/1730575075-DO6bt5R9saG7LNWB4JQHyd8r.jpg?width=1200)
さて、そのウォーターサーバーの話だが、以前ここ「札幌すすきの」でのウォーターサーバーの水が全然冷えていないどころか人肌の温度のようにぬるいことをアンケートで指摘した。
それから2か月後の今回久しぶりに飲んでみたが、以前と同じく絶望するほどにぬるかった。
あれからまったく改善されてないではないか。
トイレなどの普通の水道蛇口から出る水の方がずっと冷たくて飲みやすい。
ウォーターサーバーの水は室温やタンク内の機械の微温などにより微妙に人肌の温度になるのだろう。
いったい誰がそのような中途半端な温度の飲物、特に水を好むだろうか?
くどいようだが薬を飲む人向けのような室温の水ならむしろ問題ないが、それより少し温度が高い妙に生ぬるい水なのである。
たまたま近くにいた男性スタッフにその苦情を伝えると、氏はすぐに自分で水を出して試飲した。そしてぬるいことを認めた。
吾輩としては2か月前のアンケートですでに書いていることだったので、それがなぜ反映されていない、あるいはアンケートの文面が伝わっていない、または送られているけど読んでいない!?
・・・と吾輩はかなり不服だったがそのことは氏には言わなかった。
しかし吾輩は、冷たい水が(故障などで)出ないなら、セルフで利用できる氷を置いておいてもらえればいいのでは?と提案してみた。
氏は素早く反応し、氷は2階にあるので少し時間がかかるが・・・と言い残し、まったく急いでいない吾輩にとっては実に素早く、金属製の水差しに入れた氷とアイストングをテーブルまで持ってきてくれた。
あくまでセルフサービスの空間なので使用後にそれらを返却台に戻すのはもとより承知である。
言ってみるもので、その後の男性スタッフの行動はとてもすばやく礼儀正しく非常に気持ちが良かった。
ここは一流のシティーホテルなのか?と誤認するほどであった。
・・・などと書くと元々コンフォートホテルを見くびっていたことになり失礼な言い方になるかもしれない。
しかし吾輩の正直な感想はそのようなものであった。
まあ、対応は誉められても、そもそものウォーターサーバーの不具合をもっと早く認識して対処しておいて欲しいものだった。
吾輩が知るかぎりでも、2か月前からずっと、朝食時もライブラリーカフェ時もぬるい水が出続けていて、スタッフの誰一人も気付かなかったことになる。
客も大人しい人ばかりで苦情を誰一人として言わなかったのだろう。
しかしこのようなことは客から指摘されてからでは後手のサービスとなり、一流を自負するなら恥ずべきことだと思うのだ。
1.6.ホット飲料・ティーバッグ
![](https://assets.st-note.com/img/1730566003-cMOg7GpwajRdrx9zIZhTLHEf.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730540754-m7PV3UZoSxMCXGaiJyDp96tA.jpg?width=1200)
前回は4種の提供(記憶違いかもしれないが)で日替わりだと男性スタッフに説明してもらったが、今回は5種になっていた。
他のコンフォートホテルも最大5種だったので、ホテル共通で5種類用の同じ入れ物(プラケース)を使っているのかもしれない。
吾輩が知る限り全部で10種だが、その10種のうち5種を日替わりにして出しているようだ。
(吾輩が見ていないだけで、全種類はさらに多いかもしれない)
いずれにしてもこれだけの種類があれば満足だ。
あとは好き好きで選べばいいだろう。
吾輩は今回は、右端のレモンジンジャーをいただき、その風味はかなり気に入った。
ちなみに上の2枚の写真、10/28と10/31の差異を比べたらわかるが、右の2種が10/28柚子のかをりと鉄観音、10/31ジャスミンとレモンジンジャーである。
つまりこの時点で全部で7種類あり、以前吾輩が「新潟駅前」で見た同シリーズの「はちみつチャイ」「アサイーベリー」「ダージリン」の3種を加えると今のところ全部で10種になる。
おそらくもっとありそうな予感がするが。
ちなみにこのティーバッグのブランドはリッチモンドホテルと同じだ。
ビジネスホテル同士が同じブランドだと差を付けられないことになるが、お互いのホテルが知らないだけか無頓着なだけか?
聞いたことのない無名ブランドのようだがトワイニングやTWGなどの有名ブランドのティーバッグを使うよりもかなり安く経費を抑えられるのであろうと容易に想像できる。
1.7.ホット飲料・コーヒー
![](https://assets.st-note.com/img/1730569159-lT4rxuQ9AvGLRHwdeKUDMnJ2.jpg?width=1200)
左日本語、右英語で、左=右である。
吾輩はこのような形式のコーヒーは飲まないが一応写真に撮ったので種類を公開する。
機械の形式が若干違うのがあったりしたが、これまで利用した3ホテルのライブラリーカフェのコーヒーサーバーはどの機械もこの種類が揃っている。
牛乳を扱える機械ではないのでカプチーノやカフェラテは無理である。
吾輩のようにティーバッグを使う人は下段のボタンを押して熱湯を得る。
一度ボタンを押すと自動で適量が出て止まるが、紙コップの大きさに比してやや分量は少ない。
紙コップの8分目ほどに入れたければ最初ボタンを押してから2度目に押すと止まるので、それで微妙に熱湯を追加することができる。
まあダブルクリックで熱湯の量を調節できるというわけだ。
2.その他
2.1.傘立てがなかった
10/28当日小雨模様の日で濡れた傘を持っていたが、ホテル玄関を入ってレセプションに辿り着くまできょろきょろ探しても傘立てらしきものは見あたらなかった。
吾輩は仕方なく濡れた傘をレセプションまで持っていった。
レセプションでカフェ利用クーポンの手続きをした後に、対応の女性スタッフに傘立てを訊いてみたが、ないとのことだった。
宿泊客は自分の傘はまず部屋まで持ち込むので玄関に傘立てがあってもそこには置かないだろう。
しかし昼間にカフェを利用するだけの人など、宿泊以外に出入りする人もいるはずである。
まあ吾輩自身は濡れた傘を持ち込むことはまったく構わない。
床が濡れても掃除をするのは吾輩ではないからだ。
ただ、濡れた床で滑って転ばないように注意しなければならない。
2.2.女性スタッフに笑顔がなかった
以前の「札幌すすきの」利用時はニコニコして愛想が良かったレセプションの女性スタッフの印象だったが、今回対応した女性スタッフは最初の対面時から傘の質問時までずっとムスッとした表情だった。
メールクーポンを開くのに電波の具合かでなかなか開かなかったが、その間まったくこちらの作業を無視して自身の手元に目を落とし画面を見つつ仕事をいそいそと進めていた。
なんだか彼女の仕事のじゃまをしているようで申し訳なく思った。
(心の声)
レセプション嬢:お金にならない客が来た。私の仕事のじゃまをしないで。
吾輩:仰るとおり!
・・・ではあるが、それを匂わせるような表情と態度はどうかと思う。
確かに今現在吾輩はお金にならない客だ。
しかし長い目で見るとどうなるかわからない客でもあるのだ。
そもそもサービス業のスタッフがムス顔だと客のこちらは絶対に笑顔にもならない。
スタッフがムスッとしているのに、なぜ客のこちらが笑顔を見せなければならないのか?こんなこと小学生でもわかることだろう。
お陰様で、楽しいはずの札幌滞在中のこちらは、自分の表情はもとより心の中までムスッと陰気になってしまった。
人間なので何か気にくわないことがあったり体調が多少優れないこともあるだろうが、サービス業だったら少しはプロ意識を持って欲しい。
ブスッとされると気の弱いこちらは何か彼女の気に入らぬことをしてしまったか?などの要らぬ詮索までしてしまい気が重くなるのだ。
成人しているなら、ブスッとした表情は周囲に陰気を拡散することを知っておいて欲しい。ましてやサービス業だ。
そのスタッフがたとえ正規社員であろうが時給900-1,000円パートであろうが、客にとってはホテルの1スタッフだ。
あなたのうっかりした対応がホテルの評価になる。
笑顔にはなれないのが「時給」のせいだったら会社に言えば良い。
客に表情で示さないで、ということだ。
2.3.いつになく賑やかなライブラリーカフェ
先に書いたように、14時頃にアイス飲料が設置されるのを見たように、その日は吾輩は14時前からカフェにいた。
その日は、他のコンフォートホテルのライブラリーカフェでの体験も含め、最も賑やかな日だった。
4~5人のグループが2グループ、それぞれテーブルを取り囲んで賑やかに談笑していた。
最初、アジア人の海外旅行客に見えたが、両方のグループ共に年輩の日本人であった。
観光地や北海道の食べ物の名前が話に混ざっていたので観光客のようだった。
しかし外は小雨と言っても、せっかくの昼間にカフェに籠もってる?
観光客は一般に昼間はホテルを離れて観光に行っているはずだが・・・
15時になると、2グループ共スタッフに促され、レセプションに向かった。
つまり15時のチェックイン時間を待っていたようだった。
15時チェックインということはコンフォートホテルの会員ではないのだろう。会員だと14時にチェックインできる。
グループだし、コンフォートホテルの公式サイト予約でもなく、きっとサードパーティーの旅行会社か予約ポータルサイトを利用して来たのだろう。
そのようなグループ旅行がどこまで安くなるのか知らないが、15時チェックインの客でもこのように吾輩が来る14時前からずっとライブラリーカフェで飲物を飲みながらゆっくり座って談笑できるのは他のホテルにはない魅力だとは思う。
同ランクのビジネスホテルとの比較だが、ルートインやアパホテルだとロビーのソファも限られるので何グループも同時に1時間以上も占有できないしそもそも飲物も出ない。
(ルートインはロビーに無料で飲めるコーヒーがあるがテーブルはない場合が多く、手で紙コップを持ったままでレセプションカウンター前の落ち着かない空間で待つことになり、たとえ椅子に座っていても到底1時間以上も時間を過ごせるような環境ではない。)
このようにコンフォートホテルではチェックイン/アウトの前後にチェックイン時間にかかわらず昼12:00-夜中0:00の間、飲物付きで自由にライブラリーカフェが使える。
これは他の同レベルのビジネスホテルと一線を画したサービルであることは間違いない。
(しかも吾輩のように過去の一泊だけで翌月から年度一杯毎月5回のカフェ無料利用券をもらえる。これはメルマガ登録のホテル会員で過去に公式サイトから予約をした客だけへのサービスであろう)
2.4.ライブラリーカフェを巡回するスタッフ
今日は上記のような2グループがいたこともあるだろうが、15時前頃からレセプションにいた女性とは異なるスタッフが数分おきにカフェを巡回し、設備や備品やインテリアをチェックしたりしていた。
ちなみにそのスタッフは少しご年配で小柄な女性できびきびと感じよくカフェ内を巡回していた。
「少しご年配」はいい意味で、落ち着いていてプロっぽく、客に安心感を与えるという意味で、ちょっとばかり見た目がいいからと言ってチャラチャラ浮かれた若い女性スタッフよりもよっぽど存在価値が高いのだ。何でも若ければいいというものではない。
※誤解のないように申し添えると、今回10/28にレセプションカウンターに居たムス顔スタッフが、見た目が良くて若いという意味ではない。むしろそのスタッフは見た目度外視の年長組でどちらかと言うと年配の一歩手前、つまり初心を忘れ仕事に慣れすぎ仕事効率一辺倒の年長さんの部類であろう。日常でも目の前の人を平気で放っておきメッセージやメールや電話を優先しがちな人であろう。もちろん勝手な想像だがそう連想させられる行動に直面したのだから仕方がない。
ともあれ吾輩はその巡回していた小柄なスタッフには良い印象を持ったものの直接何も話さなかったが、何か訊きたいことがある客にとってはそのスタッフはカウンターの中のスタッフよりも格段に声をかけやすい雰囲気を醸し出していたのだ。
ちょっとした質問があっても、わざわざ立ち上がって歩いてレセプションに行って、(手元の作業に忙しいムス顔の)スタッフに質問するには相当のエネルギーが要りそうだが、カフェ内の自分のテーブル近くまで定期的に巡回してくれる優しそうで小柄で頼もしい女性スタッフは近くを通ったときに話しかけやすいのだった。
これを見込んでの計算づくのサービスなのか、あるいはたまたまそのように見えただけのサービスなのか?
どちらかは不明だが、「札幌すすきの」でこの「カフェ巡回」がいつも行われているとすれば高評価に値する。
昨今は人手不足を理由にシティーホテルでもチェックイン時にレセプション前に平気で客に行列を作らせ30分も1時間も待たせた挙句スタッフは一切対応しない、などというホテルも多いのだ。(吾輩の最近の経験で顕著な最悪例を挙げるとクラウンプラザ富山とクラウンプラザ新潟)
ここコンフォートホテル「札幌すすきの」では15時になるかならないかの時刻に件のスタッフが2グループにたいへんお待たせした旨のお詫びの言葉と共にレセプションカウンターに促していた。
そのサービス行動はビジネスホテルながら自称シティーホテルのいくつかのホテル(クラウンプラザ富山とクラウンプラザ新潟)を完全に凌駕していた。
2.5.ライブラリー
![](https://assets.st-note.com/img/1730568861-KR2AVJeFIqoSjznpG6XbLc0t.jpg?width=1200)
コンフォートホテルでは入り口近くに観光関係の
フリーペーパーを揃えた棚がある。必要な人には有用だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1730567332-eyNYmhXF6jd3U2MoSknVEliO.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1730567332-E0gdS8h9kGyoTQpuBLlOXcqj.jpg?width=1200)
ナガノ漫画では「買った方が早インパラ」が有名だが他に
「安インパラ」「うまインパラ」の合計3種が存在する。
吾輩はジンバブエ旅行中、列車から野生インパラが大地を駆け抜ける姿を何頭も見た。現地では珍しい動物ではなく奈良の鹿並だ。吾輩とは特に仲良しでもないが懐かしい。
このように思いがけない感慨に浸れるのも
コンフォートホテルライブラリーカフェの特徴だ。
![](https://assets.st-note.com/img/1730544433-Ad9qw6tgox2vQ8aTPEJjGB5D.jpg?width=1200)
ナチュラリスト、古典文学系の書物を拾い読み。
今回、ライブラリー内の100-200冊ほどと思われる選書は定期的に入れ替えされるのかをカウンターにいた男性スタッフに訊いてみた。
すると頻繁には入れ替えないしここ一年ほどは入れ替えていないと答えた。
ちなみに水濡れで引き下げた数冊の本があることも話してくれた。
ざっと200冊ぐらいも選書があってさすがに全部に興味があって全部読むことはないが、そうなると何度か通っているうちに読みたい本がなくなるな、と思ったのだ。
一部でも新しい本が入荷すると新鮮で嬉しくなるだろう。
交換が頻繁なのも考えもので、通って読み続けていた本が突然消え失せたりしたらがっかりするかもしれない。
あくまでライブラリー機能はオマケサービスなので一般の図書館のように期待しても要望してもいけないとは思う。
本の定期交換や新本(今までなかった本という意味。新発売本という意味ではない)の導入で多少変化があると私のように何度も来る客に対してウケが良くなるかもしれない。
憂う点は他のホテルだが「燕三条」と「新潟駅前」では共通の本が目立って多かった。
このホテルのライブラリーはどのような本があるのだろう?と楽しみにしていて別のホテルで見た本がたくさんあったら幻滅する。
まあ繰り返すがライブラリー機能はオマケだ。
あまり強く要望出来ないしお任せするしかないのだが、他のホテルから抜きん出た特異なサービスとしてさらに工夫を加えると他のホテルにはマネできないホテル独自の強みのひとつにもなるかもしれない。
ホテルに泊まりに行くのに本目当て?本末転倒やん!(≧∇≦)
しかしそうなって、悪いということはないはずだ。
実際微々たる差別化が奏功して近隣に複数ホテルがある地域でそのホテルが選ばれるということはよくあることでまったくおかしくない。
コンフォートホテルにとってはライブラリーカフェ機能で近隣同業ホテルに勝負をかけてもいいではないかと思う。
そう言えばコンフォートホテル公式サイトやリーフレットにはライブラリーカフェの図書を選出したプロっぽいドヤ顔をした専門家(?)の顔と姿が写真入りで紹介されているが、その人は本を選ぶだけでなく本の入れ替えなどの運用にも一家言あるかもしれない。意見を仰いでみるのもいいかもしれない。
そもそも吾輩があれこれ言う以前にすでに絶妙な方法での本の運用ルールがあるのかもしれない。
客のひとりとして長期的な今後のライブラリーの良き変化が楽しみだ。
3.まとめ
上記のようなわけで、当日カフェにいた観光客2グループにとっては、ライブラリーカフェの存在と巡回スタッフの対応で(ムスッとしていたレセプション女性以外)、宿泊後にアンケートを書くならば、きっととても高い評価を書くのではないだろうか、と人ごとながら感じた。
「札幌すすきの」は今後もライブラリーカフェを利用する予定なのでますます発展進化して客に居心地良くさせて欲しいと思っている。
また今のところライブラリーカフェの経験は「札幌すすきの」「燕三条」「新潟駅前」の3ヶ所だけだが、今後他のコンフォートホテルも体験してこのnoteに記していくつもりだ。
(おわり)
以下、参考記事。
ホテル日記002 コンフォートホテル燕三条ライブラリーカフェ利用2024.10.06&10
ホテル日記004 コンフォートホテル新潟駅前ライブラリーカフェ利用2024.10.08&09