いちねんのうた・また(三月:もんもんのおくりもの)
三月は別れの時期ですね。
Tokkoさんが三月のカレンダーに添えた詩から、シンプルなメロディができました。
それが、見出し画像の楽譜です。
シンプルなだけに、いろんなアレンジが出来そうだと思いました。
まず、下の楽譜はギターの弾き語り用に作ったアレンジ譜です。
反復時にはマイナーコードのDmを使うことで、しっとりした感じを出しています。
こちらは、上記のコードを使ったデモです。
歌はめろうです。
曲が短いので、YouTube ショートのコンテンツとしてアップしています。
もう一つのアレンジは、Qioさんとのポエトリー・リーディングのコラボでBGMとして使っています。
「猫たちのバラード」は、Tokkoさんに朗読していただいています。
朗読に付けたBGMは、Tokkoさんから受け取った朗読音源を聴きながら、上の楽譜「いちねんのうた・また 三月」のメロディを材料にして作ったものです。
ですので、これはアレンジと言うより、歌メロを流用したスピンオフ作品といった方がいいかもしれません。
このBGM版は、3つの楽器の音色を使っています。
まず、可愛らしいスピネット。
スピネットは小型のハープシコードです。
そして、愛嬌のあるバスーン。
バスーンはファゴットとも呼ばれます。
それから、ちょっと澄ましたフルート。
これは、いろいろな猫たちが集う猫の集会をイメージした楽器編成なのです。
ところで、上に書きましたように「猫たちのバラード」のBGMは、その制作に「いちねんのうた・また 三月」のメロディを使っていますので、ちょっと工夫すればその歌詞で歌うこともできます。
「猫たちのバラード」のBGMを伴奏にして、歌を付けたのがこちらのデモです。
このデモでは、「猫たちのバラード」で使ったバスーンのパートを、クラリネットに替えています。
Tokkoさんのオリジナル・キャラ「もんもん」の印象から、もわっとしたクラリネットの音色が合うと思いましたので。
また、取り澄ましたフルートには、ご退場願いました。
歌は、ずんだもんです。
それもあって、とても賑やかな歌になりました。
何か、3月の猫たち、といった賑やかさかもしれません。=^_^=
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