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「ねこの組曲」第一部

今日2月22日は猫の日。
mikepunchさんの今日の朝の談話室でロッシーニの歌劇「ウイリアムテル」の序曲を聴きまして、そういえば私も序曲で始まる組曲を作ったっけなあ!と思い出しまして、猫の日に合わせてこちらに出すことにしました。
これは、SoundCloudに5年ほど寝かしておいた管弦楽組曲「ねこの組曲」から、その第一部です。
お聴き頂ければ幸いです。

ねこの組曲(第一部) Cat Suite (Part I)
 01: 序曲(副題:ねこのしっぽ)Overture (Subtitle: Tail of a Cat)
 02: 駆けまわる子猫 Kitten Running Around
 03: ねこの手 Cat's Paw
 04: 猫のタイトルマッチ Fighting Cats
 05: 間奏曲 Intermezzo


ねこの組曲は、私の飼い猫たちの物語です。
全部で11曲あります。
前半の5曲を第一部として、残りを第二部としています。
次に前半の5曲について、簡単に解説しておきます。

序曲
副題の「ねこのしっぽ」は、最初の飼い猫ムーにゃんの長いしっぽに敬意を表して。^^ 半年ほど野良で育った子猫だったムーにゃんは、保護したばかりの頃、人間が怖かったのでしょう。こたつの中に入ったまま出ようとしませんでした。その様子に、高い塔に閉じ込められた気高い王女さまのような風情を感じまして、この曲ができました。ムーにゃんはオスですが、今でも私には気高い王女様に見えます。^^

駆けまわる子猫
二匹目の保護猫かわらが、うちに来た時の印象からできた曲です。カリカリをガツガツと食べ終わると、フローリングの床でジタバタと滑ったり転んだり。まるで機械仕掛けの子猫のように走り回っていたかわら。疲れると眠ってしまいました。そして起きるとまたカリカリを食べて、またジタバタと走り出す。その印象がこの曲になりました。
曲の真ん中は眠っているかわらの様子です。実際は変な鼾(いびき)をかくのですが、それはないことにしてあります。^^
短い間奏を挟んで次の曲に続きます。

ねこの手
こちらは、以前に紹介したナレーション入りのスピネット作品(Cat's Paw)のオーケストラアレンジです。猫の手が出す音(トイレの砂をかき回す音とか、カーテンを引き裂く音^^)を思わせる効果音が入っていましたが、このアレンジでは除いてあります。

猫のタイトルマッチ
これも、以前にYouTubeにBGM(バックグラウンド・ムービー)を付けて出した曲です。変なタイトルですが、要するに猫たちのユーモラスなケンカの様子です。^^

間奏曲
次の第二部への橋渡しの曲です。第二部の最初の曲でかわらがフン詰まりで死にそうになる様子を描いたのですが、それを予感させるようなやや緊迫感のある曲になりました。

なお、第二部も近く公開予定です。
既にこちらでご紹介した曲もありますが、タイトルだけ書いておきます。
どうぞお楽しみに。^^

ねこの組曲(第二部)Cat Suite (Part II)
 06: ふにゃらこにゃんこ Poor Kitten
 07: 猫の笛 Cat Flute
 08: ねこのひげ Cat's Whiskers
 09: 子猫のパバーヌ Pavane for My Kitten
 10: 悪ねこ大行進 Marching Cats from Hell
 11: ねこのごはん Come on! My Kitty!


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