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「掌にいつまでも」ふみさん詩
ふみさんの詩「掌にいつまでも」に曲を付けまして、ふみさんに歌って頂きました。
詩は、音楽投稿サイトOKmusic for Creatorsに、ふみさんが2016年にアップされていたものです。そのサイトは、2019年の春に閉鎖されることが決まりまして、その直前の2月に、ふみさんの了解を頂きましてコンテンツの画面をコピーしておきました。
詩は、ふみさんがまとめられた「天意さん詩集 Kindle版」に収録されています。
歌を聴いて頂くこともできますので、こちらには引用しませんが、私がコピーしたコンテンツには、ふみさんが書かれた詩の説明文がありましたので、そちらをご紹介したいと思います。
知人が異国のお土産に翡翠とメダイをくださいました。
旅行中のSNSを見ていた私は、翡翠の入れられたコンビニの紙袋から、沢山のメッセージを受け取りました。
翡翠を包んでいた紙袋とテッシュは、土作りのプランターに埋めました。紙はちゃんと土に還るのです。
優しさや親切を本当に必要な人に、本当に真心を持った人から与えられると良いなあと思います。
まあ、ちょっと、お土産店さんで用意した素敵なバッグとかも良いなあとか、思ったりもしたわけですけどぉ。
気が付いたら、がま口の小銭が消えていたりする訳ですね。
リリース: 2016.03.22 18:12
これは、人への優しさと自然への優しさに加えて、ふみさんのコミカルな一面が伺われる文章だと思いまして、紹介させて頂きました。
詩は、それだけ読んでもいろいろなものが伝わってきます。
それだけじゃなくて、上にご紹介した添え書きもありましたので、付曲の際にとても参考になりました。
「異国のお土産」「翡翠」「メダイ」という言葉のイメージから、私は使う楽器を選びました。
それは、オートハープという楽器です。
オートハープはツィター系の楽器ですが、和音を奏するのに特化された構造になっていまして、アメリカではフォークソングの伴奏に使われることが多いようです。また、演奏の難易度は上がりますがメロディ楽器としても使用できるそうです。
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この楽器の音色が、フリーのDTM音源として出回っていましたので、ダウンロードして即興的に音出しをしていましたら、曲の序奏の音型が出来上がりました。
その後は、その音型のイメージと詩のフレーズから、これまたほとんど即興的に歌ができました。
私が作る歌物としてはやや異色の、パワー感を感じるような歌になりましたし、ふみさんも、とてもパワフルに歌って下さいました。
どうぞこちらでお聴きください。