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蟲のこゑ|秋の童謡アレンジ1

今日から9月ですね。
まだ日中は暑いですが、朝晩は少し凌ぎやすくなったように感じます。
昨夜はかなり涼しくなりました。
飼い猫たちが窓の外を見たがったので、夕方から窓をずっと開けておきましたら、窓の外では秋の虫がにぎやかなこと。
虫の声を聞いているうちに、以前作った蟲のこゑをこちらに出したくなりました。

『蟲のこゑ』(むしのこえ)は文部省唱歌。戦後は一般に『虫のこえ』と表記される場合が多い。 林柳波作詞、井上武士作曲。 1910年『尋常小学読本唱歌』に初出。1998年告知の『小学校学習指導要領』において、第2学年の歌唱共通教材とされている。2007年(平成19年)には「日本の歌百選」に選ばれた。(Wikipedia 日本語版より)

もともとリコーダー四重奏用に作ったアレンジなのですが、歌を入れるために4つのリコーダーのパートのうち、2つを女声デュエットに割り当てています。そのため、本来の歌詞通りに歌っていないところもありますが、違う虫が音声多重で鳴く「蟲のこゑ」になりました。^^

秋の虫を賑やかに鳴かせた割には、トーンに一抹の寂しさを感じます。
移ろいゆく季節への感傷かもしれません。
お聴き頂ければ幸いです。


見出し画像:『尋常小学読本唱歌』 p.24 「蟲のこゑ」 楽譜

発行所 株式会社 国定教科書共同販売所 東京市日本橋区新右衛門町十六番地
印刷所 株式会社 東京築地活版製造所 東京市京橋区築地二丁目十七番地
印刷者 野村宗十郎 東京市京橋区築地三丁目十一番地
発行者 代表者 大橋新太郎 株式会社 国定教科書共同販売所 東京市日本橋区新右衛門町十六番地
著作権者 文部省
明治四十三年七月十四日発行
明治四十三年七月十一日印刷
定価金九銭

著作権者 文部省」とありますが、もちろん既にパブリックドメインになっています。

9月は私がアレンジした秋の童謡を毎週一つずつ紹介したいと思います。
以下のアレンジ作品をアップする予定です。(順不同)

夕やけこやけ
七つの子
赤とんぼ
村祭り(ピアノ変奏曲)

あまり秋らしくないアレンジもありますが、郷愁を誘うようなアレンジが多いです。よろしければ聴いてください。


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