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猫を膝に乗せて座っているだけなのに(Tokkoさん詩)

Tokkoさんへのメールで発した私の言葉が、返信メールの中で素敵な詩になっていました。

ご許可を頂いて作ったのが、こちらの歌です。

原詩:Tokkoさん
音楽:古い音楽帳(音楽帳工房)
うた:Saki AI


動画のサムネイルは、うちの一番の甘えん坊、むーにゃん♂です。
「だっこ、だっこー」と言ってくるので、いつも家内が抱いてやるのです。画像のむーにゃんは、しっかり抱かれたまま放してもらえなくて、ちょっと困った表情をしています。
この後は、家内のお腹を蹴って脱出するのがお決まりのパターンです。
セーターの毛糸が解れているのは、彼の仕業に違いない^^

この歌は、以前作ったヴォカリーズのソプラノパートにTokkoさんから頂いた詩を割り振って作りました。

ヴォカリーズは、歌詞を伴わない母音歌唱による声楽曲です。有名な作品に、ラフマニノフのヴォカリーズがあります。
ラフマニノフの作品は、フンメルノートさんが器楽曲としてDTMアレンジされていまして、こちらに公開されています。

原曲はソプラノとピアノ伴奏ですが、ソロヴァイオリンとオーケストラを使った聞きごたえのある一曲になっています。


さて、ヴォカリーズには歌詞がないので、このような器楽曲アレンジとしても十分堪能して聴けるのですが、歌詞を付けるアレンジも面白いと思います。ラフマニノフには、たぶん誰か歌詞を付けているかもしれません。

私は詩才がないので歌詞付けは無理。
でも自作のヴォカリーズには、いつか曲先の歌詞の形で作詞していただいて、ぜひ歌にしたいと思っていました。

それが頭の隅にあったからでしょう、先般私がTokkoさんへのメールに書いた文章が、詩の冒頭のフレーズになって戻ってきたとき、見た瞬間

 これだ!
 これを探していたんだ!

と思いました。

私が作ったヴォカリーズは、自分の英語ハンネをある規則で音名変換するやり方で拵えたもの。(音名変換についてはこちらの過去記事にあります)
公開していませんでしたから、Tokkoさんは聴いたこともないはず。
なのに、まるで曲先の歌詞として作られたかのような自然な譜割りができました。
しかも、猫好きの私にぴったりの歌詞です。
使わせて頂いて、こんなにうれしいことはありません。

Tokkoさんには感謝あるのみです。


この歌をTokkoさんに歌って頂くことになりました。
今度は混声合唱をバックにするのもいいですし、Tokkoさんの声質なら弦楽合奏をバックにするのもいい感じになりそうです。
まだ決めていませんが、そちらもお聴き頂けたら幸いです。

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