2022-23シーズン シーズン後インタビュー⑦ Bogdan Bogdanovic
Bogdan Bogdanovicとは
Bogdan BogdanovicはAtlanta HawksのSG。背番号13。その優しい笑顔とは裏腹に比類なきクイックリリースで外から射貫く。しかし、シュートだけの男と軽んじると、スクリーンやパスでのいいアシストをかましてくる目を離せない男。今期は6th manとしてベンチからチームの火力を担い続けた。
インタビュー訳
スナイダーHCがチームにもたらしたものは何だったと思いますか
『彼の経験によるところが大きいかな。彼がこのチームに来た時、俺達みんなが彼に尊敬を抱いていた。彼が素晴らしいチームを率いていたのは知っているし、プレーオフチーム、そしてコンテンダーとしてチームを高めていった。まさにビリーブ&トラストだった。彼がもたらしたもので俺達は一層チームとして団結していった。悲しいことに俺達には十分な時間じゃなかったけど、彼がシーズン途中出来て、20試合とそれからプレーオフ、いい時間を過ごせた。来年が今から楽しみだ』
健康体でシーズンを終えましたが、このオフは何かする予定はありますか
『正直健康でシーズンを終われることは幸せだと思ってるよ。正直この数日何にも手がつかないんだ。ただ、健康でシーズンを終われるならそれはいいことだよ。何の問題も抱えずに練習に臨める状態でいられてこの数か月本当にありがたかった。昨年は手術をして、本当に眠るのもつらいような日々を過ごしてきた。今は普通に練習もできるし、よく眠れるよ』
今期は手術のためシーズンを2か月ほど出遅れ、ホームゲームで復帰したときのボギーの動画
個人の目標について
『毎年シーズンは変化していくし、特に今年はそうだったな。皆がどうかはわからないけど、若い頃に次の契約が欲しいとなったときに、それを求めたとしても多分うまくいくよね。まだ何も証明していなくとも、より成長や向上する兆しを見せていけばいい。今は本当にささやかなことでも嬉しい。小さなことでも他の人が喜んでいたら、すごく嬉しくなれる。今はよりチームに効率的に結果を残せるか。俺の周りの人たちを助けられるかが大事だ。彼らがもっといい姿で立ち向かえるようにするためにね。それが俺個人の最大の成長かもしれない。俺はヨーロッパだとちょっとポイントガードっぽいこともするけど、NBAだとスコアラーってなったら、もう得点を重ねることだけに集中しなくちゃいけない。もし俺がチームメイトが空いているところが見えたとして、もし俺と相手の二人がどっちも空いてて、彼のほうがより空いてるようだったら、俺はその人にパスを出す。そんな感じ。それは俺の本能みたいなところだな。準備できてるチームメイトの彼らにそうした瞬間をおぜん立てできるようになるのが、ここから先の俺のプレーの目標の一つだ」
ワールドカップについて
『まだ何もわからないけど、ワールドカップは夏の…8月だっけ?出るかどうかは7月の終わりくらいになっちゃうかもな。そこでどうするかを決める。お互いにね。俺のキャリアでチームを支えることもできると思う。逆にNBAでも使えることを俺ももらってくるつもりだよ』
プレーオフではどのようなことが経験になりましたか
『それはプレーインも含めて?毎試合が桁違いの経験値になる。それに合わせて自分自身を調整してもっとよくしていかなければいけないね。それをいつでも出せるように。俺達には多彩な選手がそろってることは示せた。ただ俺達はボストンのようなチームとしてもまとまりを示すことができなかった。彼らはチャンピオンにだってなれるくらいの力は持ってたと思う。俺もヨーロッパでのチャンピオンになった経験がある。そうした経験側が俺達にはなかったものだ。俺達はまだ若いチームだ。それでもこの経験、この敗北、プレーオフから学んだものはきっと近い将来必ず芽を出す。俺が信じてるのは、全ての負けには経験値が必ずついてくるということだ。負けにひるまず、やめることなく突き進んでいけば、俺達は最果てに辿り着ける』
おまけ
つけ忘れました。ごめんなさい。
ダンクを決めたボギー以上に喜びを表すカペ
ファンの子のパスを見事に沈めるセルビアン・スナイパー