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2022-23シーズン シーズン後インタビュー⑨ Clint Capela

失ったものばかり数えるな!ないものはない!
お前に残ったものはなんじゃ!!

カペラが!!!!!!カペラがいるよ!!!!!!!!!!!!!!!!(どんっ!!

彼の矜持ともいえるCCのポーズで出迎えるクリント・カペラ選手

Clint Capela

 Clint CapelaはAtlanta HawksのC。ディフェンスからチームを支える守護神であり、チームの屋台骨。愛嬌のある笑顔と裏腹に暴力的なダンクとフィジカルの強さでチームを押し上げる。Houstonではハーデン、CP3、Atlantaではトレイ、デジャンテと名ガードとの相性がよく、特に彼を活かすプレーは豪快なアリウープが挙げられる。カペフック…?知らんなぁ…。

アリウープを叩き込み、感情を爆発させるクリント・カペラ

インタビュー訳

チームの勢いはどこから生まれたのか、スナイダーHCはあなたたちに最高のバージョンでいてほしいとコメントされていました
『チームや選手たちのすべてにおいて、多くの変更をしなければならなかった。そう思っている。レギュラーシーズンでは一貫性を見つけることができなかった。シーズン中ずっと何かがあるはずだと感じていたが、今は自分たちが持っているものを出して終わることができているように感じている。もしかしたら、何か特別なことだったのかもしれない。そして、それを手に入れるのが早かったらより良い場所にいただろうと思うと、歯がゆい思いだ。プレーオフには出たんだけどね。俺達はもっと良くなる、そういう兆しを感じた』

6戦目は惜しくも勝利を収められなかったけど、5戦目の勝利は本当に特別なものを感じたが、君はどう感じていた
『あぁ。勿論俺もそう思ってる。あのGame5では俺達がどんなふうに立ち向かってきたかが如実に表れた試合だと思ってる。俺達は決してあきらめなかったし、俺達は誇りを持ち続け、プレーを続けたし、互いを信じあうことができたと思っている。前にもこんな山場は乗り越えたし、今年も、それから恐らくこれからも立ち向かっていくことになるだろう。あの試合を得て俺も思った。レギュラーシーズンでしっかりとした足場を築き上げることができたなら、俺達はTop4、Top5のチームにだってなれるってことだ。イーストでなら間違いなく。』

随分チームの強さに自信があるようですね
『あぁ。だって俺達が持ってるものをすべて出し切って勝率5割なんてそんなチームじゃないからだ。3年前もそうだったように、俺達は積み上げて行く必要がある。俺達があの年カンファレンスファイナルに行ったことを世間は驚いたかもしれないが、俺達は驚かなかった。俺達がイーストの上位にいることができるなら、カンファレンスファイナル、その先への道も開けると思っている。俺達に必要なことはレギュラーシーズンからよくなり続けること、まずはそこからだ』

今年はチーム環境が大きく変わった年でしたが、何か感じたことがありましたか
『あぁ。今年はフロントからコーチから色々変わったよね。そして、俺達はチームとしての一貫性を示せない年でもあった。俺達はTop6に入ることを狙っていて、それは達成することはできなかった。プレーオフには出ることはできたけどね。多くの変化が起こる中で一貫性を示すことは非常に難しいことだ』

プレーオフが終わり、少し落ち着きましたか
『いや、それは難しいよ。プレーオフが終わって、もしかしたらもうこのロッカールームであうことができない選手がいるかもしれない。感情的にもなる。だからこそ、俺はいつも皆にシーズン中に戦ったすべての瞬間を感謝しようといっているんだ。どんなに苦しい時でもその気持ちで乗り越えてこられた。そして感謝こそ、俺達に忘れられない一瞬を生み出してくれる。そういうもんなのさ』

スナイダーHCについて、どんな印象を持ちましたか
『彼は細かな点に気付く人だけど、その細かさがどれだけ具体的であるかを俺達は学ぶことができたと思ってる。彼の細部にこだわる姿勢はとても理解できるし、彼は次のレベルにチームを連れていくHCだと思う。彼がどんなに細かい指摘をしたとしても、次のレベルに向かうためにはそれが必要なことなんだ。次へのチャンスが欲しい、もっと次に生かしたい。俺達にとって彼はそう思わせてくれる、うってつけの人材だった。チームの全員がより関わり合い、固く結ばれていった。彼が俺達にもたらしてくれたものこそそういうものだ』

今期サポートしてくれた、ファンたちに伝えたいことはありますか
『俺は彼らが本当に大好きだ。プレーオフに行けるようになって3年、毎晩俺達の試合にファンが押し寄せて応援してくれる。これって素晴らしいことだよ。これが俺が、俺達がNBAのバスケットボール選手として生を実感する瞬間でもあるんだ。俺達が街に、彼らが俺達に与える相乗効果、それは本当に素晴らしいものだと思う。最高だった』

オフの予定は決まっていますか
『あー。君たちと離れることができてうれしい笑 勿論冗談さ。バスケから離れて、数週間過ごすってのは変な気持ちにもなる。俺は休みの間はスイスに戻りたいね。静かに休んで、必要なだけ充電期間を作る。来期、強くなって戻ってくるためにはこうした息抜きも欠かせないよ』

休みの時にヨーロッパでしたいことはありますか
『まぁ、毎年そうしているってのもあるけど。こっちで試合してるときは大概向こうは夜だから、電話してても気を遣うことが多くある。どこかでそうしなきゃいけないような気もするしね。ESPNも向こうは入らないからすごく強制しているみたいな気持ちにはなる。だから何もしないで3,4週間過ごすのは大好きだよ。何かしなきゃって思うまで気の赴くままに過ごす。これが一番だ』

カペラ-ハイライト列伝-


最後に


俺、迷ってたんだ。この記事を書いている間にカペがいなくなったら、どんな気持ちでこれ書いたらいいんだろうと思って。

でも、俺が迷ってるうちに、誰かがいなくなるなら、そしてそれを黙って後悔しないと言い切れるかと思ったときに、そうじゃないなと思った。俺には大それたことはできないけど、足跡くらいは残せる。

だから俺また頑張ってみるよ。

追記:写真を探す時間を極限まで抑えたら作業時間が大分改善されました。引き続き写真提供をお願いします。

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