【深島暮らし日記】 #5 ちょっと帰省してました
こんにちは、稲石渓太です!
実は最近、地元茨城県に10日間ほど帰省していました。
島からの帰省、帰省して思ったことなんかを綴っていこうと思います〜。
思いがけずの帰省
6月のとある日、祖父が入院しました。
詳細はさておき、面会できるうちにしてしておいた方がよい、というくらいの容態だったので、急遽実家に帰ることにしました。
面会の話を聞いた次の日の朝飛行機を予約し、その日の午後には羽田空港に着いていました。深島から船で本土に渡り、バスを乗り継いで大分空港へ。羽田までは2時間のフライトです。
本気出せば半日ほどで帰れることを証明しちゃいました。
今回、祖父の容態をみて深島に戻る日を決めようと思い、片道の航空券を取りました。片道予約なのと、当日ギリギリの予約だったのでLCCがなく、航空券代はかさんでしまいましたが、そんなこと言ってられない状況だったので予約できただけもうけです✈️✈️✈️
心配しなくてよかったこと😄
意外とすぐ帰れちゃう
深島は急な予定に寛容(だと思う)
今回みたいに、"誰かにすぐ会わなければならない"状況でも、その日中に帰れるので意外となんとかなります。
深島に住む半年間帰省するつもりはなかったので、今回みたいに急に帰ることになるとは想像もしてませんでしたが、「あ、案外簡単に帰れるんだな」って思いました!(笑)
深島に来てくれた友人やこれから来ようとしている人たちには、1日で島まで来るより本土で1泊することを薦めておりますが、なんちゃないのです。
スマホで航空券が取れる現代に感謝🙏
もう一つ、深島では
「明日帰ります…」「2,3日か1週間か何日帰るかわからんです…」みたいな、一見無茶な要望が通りやすいです。
これだけだと誤解されちゃうのでちゃんと補足すると、
深島はいい意味で計画性がないことがしばしばあります!(笑)
言い換えると、島の方々も急な予定変更には慣れているのです。たぶん。
常に状況が変化する島では、臨機応変に仕事・生活していくことが必要です。忙しさとか外せない予定はきちんと考慮しつつ、優先するとこは優先する・させてくれる。そこも深島の良いところだなぁと思います。
急に1週間そこら休みもらいますというのも、一般的になかなか難しいのではないでしょうか。
ちょっと考えどころ🤔
公共交通だと考えることが多い
直前だと航空券が高くなりがち
帰省期間が不明ゆえに片道航空券を取るが、これまた高くなりがち
深島---実家(茨城県)の往復は公共交通をよく使いますが、
船⇔バス⇔飛行機⇔電車と交通媒体が多いので、時間や便数を中心に天候や他の予定なんかも考慮しなくてはいけません。結構面倒なんだこれが😇
大分側はただでさえバスの便が少ない上に、定期船に間に合うように…とか、間に合っても天気悪いから船出ないかもな…とか、あれこれ考えなきゃなのです。
ちなみに、僕は
羽田or成田空港から大分空港→高速バスで佐伯市内まで→佐伯市コミュニティバスで蒲江まで→定期船で深島まで
という感じで深島に行きます。バスの接続が難しいのです。
さっきも書きましたが、飛行機を予約するのが直前過ぎたのでLCCが無く、航空券代が高くなりました。
また、帰省期間がわからなかったので念のため片道で取りましたが、そうするとまた高くなっちゃいます…くぅ…
10日間帰省してみて
茨城でも人が多いな…と思う
都会自慢でもないし、そもそも茨城に都会なんてないのですが、まあ人口12人の島に住んでればどこに行っても「人多いなぁ〜」って思います(笑)
気温はそんな変わらないけど暑さの種類が違う感じする
深島は日差しが暑くて、日陰に入れば風も吹いて涼しいのですが、緑も少なくてアスファルトに囲まれている街では空気さえ暑いですよね…💦
風が吹いても生暖かいし
家から出ない日もあった。深島じゃありえん
実家にいると1回も家から出ない日もありました(笑)
予定がなくて、家で映画を見たり本を読んだりして過ごしましたが、深島にいると外に出ない日はありません。ありえません。
財布の紐が緩む
深島にいるとお金を使うことが極端に減ります。そもそもお金を使う場面がないのもまた事実。
しかし実家にいると財布の紐が緩むというか、別に買わなくていい物も買ってしまいがちです。
結局家でも草刈りすることになる
深島では時間が余ったときにやることが多い草刈り。
実家の庭の芝生でもやりました。草刈り。
あまり大声では言わないけど、慣れたもんです…。
島の畑の世話ができない!
深島で家庭菜園並みの畑をやっておりますが、帰省中は畑の世話ができません! 収穫できそうな唯一の希望だったナスが枯れちゃったり、ピーマンにカメムシみたいのが大量発生したり、雑草がわんさか生えたり。
大変です。農家さんはすごいです。
島の行事等に参加できない ←これほんと悲しい😭
実は建設中だった「cafeむぎ」が完成しました。完成祝いの餅まきが開催されたのですが、帰省中のためあえなく不参加。せっかく島に住んでて、家族同然に接してもらっているのにイベントに参加できないもどかしさみたいなのも正直ありました。帰省の理由が理由だったので、残念な気持ちはないんですけどね。
後日談
ここまで長々と、読んでいただきありがとうございます。
入院している祖父は体調を取り戻しつつあるようです。
帰省中、その一報を聞いて一安心したのち深島に戻ることにしました。
茨城の友人たちにも何人か会うことができ、ご飯を食べたりどうでもいい話で盛り上がったりできました。
また1人、大分へ向かい深島行きの定期船乗り場で「久しぶりだね!」と声をかけられ、島に帰ったらばあちゃんたちから「おかえりぃ〜!」と言ってもらい、お世話になっている安部さんたちはいつも通り接してくれるのがそれはそれでちゃんと嬉しい。
改めて、なんともいい場所に巡り会えたなと思い、
あの時の自分に、よく深島に行く決意をしたなと、よくやったと言いたい。
7月に入り2023年も半分を超えました。
これから夏本番!
お客さんも増えてくるでしょうが、あえて気張らずやっていきます👍
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