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もうすぐ成人式! 差をつけるスーツの着方と着こなし

もうすぐ成人式の季節となってきました。新成人の方は、着物のほか、スーツを着用して成人式に望む方が多くいらっしゃると思います。

だからこそ!  
多くのスーツ男子の中で、一つ抜きん出たスーツの着こなしをしてみましょう!

少しのルールと工夫を実践すれば、きっと、スーツが自ずとダンディな世界へとあなたを連れて行ってくれるはずです。

ジャケットのボタン

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多くの人がやってしまいがちな失敗の1つとして、ジャケットのボタンをあるだけ全て止めるというものがあります。これはNGです。正しい着こなしは、

原則的に一番下のボタン以外全て止める。

というものです。(上の写真が正しい)

言い換えれば、シングルの2つボタン(3つボタン)のスーツであれば上の1つのみ(上の2つのみ)を止めます。また、ダブルの場合も、止める側のボタンの列の一番下のボタンは基本的に止めません。
ベストを着用する場合は、例外はあるものの、同様に一番下のボタンは外します。
もし、「段返り3つボタン」のスーツを着る場合は、3つある内の真ん中のボタンのみを止めておきます
(やはり、一番下は止めない)。

もしボタンを全て止めてしまった場合、ルールとしても外れてしまっている他、着こなしが窮屈に見えてしまいかねず、また、座った時に生地に負担をかけてしまいます。
座っている時は、ジャケットのボタンは全て外すことで生地への減らすことが出来ます。

スタイル全体の色合い

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スタイル全体の色合いを考える上では、

「色を拾う」ことが基本となります。

「色を拾う」というのは沢山の色味を使うのではなく、同系色のアイテムを用いていくということです。

例えば、紺のジャケット・スラックスを着用する場合には、これらに対して、白いシャツ(青系統のシャツ)と青系統のネクタイを持ってくると、「色を拾っている」ことになります。
全体の色調が揃うことで、落ち着きある引き締まった印象になります。
また、落ち着きすぎなスタイルだなと感じるのであれば、ポケットチーフを利用することで、その柄と色がワンポイントとなったり、エレガントさを引き上げてくれること間違いなしです!

どんな色が全体として調和が取れているのだろうかと、悩むのであれば、色拾いが最適解だと考えます。

ネクタイの選び方についてはこちらに詳しく書いています。

シャツの襟と袖

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シャツの第1ボタンと袖のボタンは止め、シャツの種類で差をつける。

スーツスタイルの場合、袖のボタンを外してしまうとハズ・・しすぎな、オフシーンの着こなしとなってしまう気がします。
一応成人式も式典の類のものですから、少しフォーマルさを考えるぐらいが良い感じかなぁと思います。

しかし、成人式は華やかさも必要な場面でもあります。そこで、シャツの型によって華やかさはもちろんのこと、オシャレ感や着慣れてる感を演出するのがベストだと思います。
スーツを着る際に同時にシャツを着ると思うのですが、このシャツにはたくさんの種類がラインナップされていることをご存知でしょうか。
(記事がまるまる1本必要なくらい種類があるので割愛します。ごめんなさい。)

シャツの色はもちろんのこと、シャツ全体の柄、襟(カラー)と袖(カフ)の形など様々なバリエーションがあります。
シャツを専門的に取り扱っているお店もありますので、成人式までにお気に入りのシャツを探すのが良いと思います。

足元選び

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足元の選び方は、

靴、ネクタイ、時計のベルトの色味と合わせて選ぶ。

のが良いと思います。
これは、スタイルの色味が揃っていることで、目に優しく、整った印象を目の前の人に与えることができるからです。
特に、靴やスラックスの色味と同系色にすることで、足を長く見せる効果も生まれます。
また、靴、ネクタイ、時計のベルトなどもお互いに色味を揃えるのは有効な手段に思われます。

一応、ビジネスシーンではあれば、黒や紺のロングソックス、黒の革靴、そして黒のベルトが定番です。

締めくくりに。 着こなしが決まれば…

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これまで述べてきた以外にも、数多くのスーツの着方、着こなしが存在しておりますが、これ以上の内容はまた別の機会、別の記事にお伝えできれば良いかなぁと思っています。

最後にもう一言付け加えたいと思います。
成人式までに、ぜひ

お持ちのスーツを着て、外出してみてください。

これは、自然な着こなしを成人式ではして欲しいなと思うからです。成人式において初めてスーツを着るとなれば、なんとないギコチなさを自身も、そして周囲の人も感じることが多々あり、初心者なんだなと思わせてしまいます。(私の経験上ですが)

自然さを身にまとうということは、着方や着こなしと同じくらい、もしくはそれ以上に、普遍的な、重要な事ではないかと感じます。とにかく、見ていて心地が良い、それでこそ紳士の装いなのではないでしょうか。
(ここに関しては、私自身もまだまだ未熟者ですが…)
百聞は一見にしかずです。

お目通しいただきありがとうございました。

<おわり>











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