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【頭が痛くなりやすい・自律神経が乱れやすい方特に必見】長距離フライトおすすめの手荷物一覧

2024年6月、約15年ぶり(!)に長距離の飛行機に乗りました。年齢を重ねたせいもあるのか、疲れや気圧変化の影響をモロに食らい終始あらゆる体調不良に苦しんだこの時…。その反省を活かし、2025年1月、再度14時間半の長距離フライトに挑む際は万全な準備を行いだいぶ快適な空の旅を過ごすことができました。
久しぶりの/初めての長距離フライトに緊張している人、頭痛持ちの人、緊張しやすい・自律神経がちょっと過敏…という人、そして自分の備忘録のために、持って行ってよかったもの・もっとこうすれば良かった!ということを記事を残します☺



【必須】あらゆる不調を想定した薬たち

各種痛み止め

2024年のフライト時、ロキソニンだけ持っていきましたが効果が限定的でした。万一薬が効かなかった時、十数時間のフライトは地獄です。そのため今回は、念のため成分の異なる痛み止めを持参しました。私が持って行ったのはタイで購入したタイレノール500。日本には100しかないかも。
漢方も上記と同じ考えで、万一の備えとして別アプローチで痛みを取り除けるよう二種類持参。葛根湯は寒気など風邪っぽい症状でも使えるし、五苓散は頭痛の他に胃腸炎や下痢にも効果があるよう。何となく自律神経が乱れやすい私には合っているような気がしています。

冷えピタ

2024年の長距離フライト時、手荷物に入れず最も後悔したのがこれ。代わりにハンカチやティッシュを濡らしておでこに貼ったりしましたが、機内は乾燥しているのですぐに乾くし、体調が良くない時に動くのは一苦労。頭痛にも使えるし、今回は4袋(2枚入りなので計8枚 笑)を持参。多すぎるかなと思いましたが、乾燥しているのもあってか6時間前後で効果が弱くなったので、片道で5枚ほど使いました。笑

肩こり・腰痛(+頭痛)対策に湿布

頭痛持ちということに関連していますが、私は肩のコリから頭痛が来るタイプ。姿勢があまりよくないのと、普段は座り仕事で慢性的に腰も痛い。痛みの根源がどこから来ても対策できるよう今回は湿布も常備。飛行機に乗り込む前に肩・腰に貼り、機内で一度貼り変えました。

マスク・のど飴・のどスプレーなど

マスクやのど飴、のどスプレーも持っていくことをお勧めします。機内は空気循環しているとはいえ密閉空間。2024年のフライト時、恐らく機内でコロナ(?)に感染し着いてからの生活に支障が出ました…。機内は乾燥するのでのどが痛くならないように、また変な顔をして寝ていても隠せるように、マスクは必須です。のど飴があれば気分転換・小腹が空いた時の対策に。スプレーは普段は使いませんが、念には念を持ちました。スッとした味のものなら気分が優れない時にも使いやすいと思います。

各種目薬

痛みの根源が多すぎて自分が可哀そうになってきますが、眼精疲労から頭が痛くなることも度々あるので、ビタミンが入った疲れ目対策のもの、潤いを補給するだけのシンプルなもの、ビタミンが入っていてかつ強い爽快感が得られるスッとするタイプ、の合計3つを持ちました。

胃薬

私は胃も弱いので胃薬は地上でも必須です。私が全幅の信頼を寄せているのは太田胃散の分包タイプ。粉薬は嫌いよ!という人にもこれだけは試してほしい。初めて飲んだ時、誤って吸い込み死ぬほどむせたのですが、そのくらい細かな粉末で効果は即効。飲んだだけで吐き気が落ちつくスッキリした味で、ムカムカしている最中でも飲めます。フライト中飲むことはありませんでしたが、持っているだけで安心するお守りです。

スッとする香りもののアイテム

これは今回持参せず後悔したもの。私は家に置いてきてしまったSIDDHALEPAのAyurvedic Balmのことをずっと考え、「持ってくるんだった~~><」と心の中で泣きました。この商品である必要はなく、塗るタイプの肩こりの薬や、nahrin(ナリン)のハーブオイル33+7でも何でも良い。とにかく体調が優れなかった時に体につけて清涼感が得られるもの、香りを嗅ぐことで気分が良くなるもの。そういう何かを持つべきだったととても後悔しました。
上述の痛み止めや冷えピタ、湿布など、あらゆる装備をしましたが結論私はまた頭痛に悩まされました。対策していたのでひどくはなりませんでしたが14時間半耐えるのはキツかった。鼻の下につけたら気分がスッキリできただろうなー…と後悔。備えあって憂いなしです。

快適な長距離フライトになるプラスαのアイテム

okamotoの「まるでこたつ靴下」

2024年の旅で感動した商品。冷え込む冬の時期に家の中で使用してもとても良いです。ゆるっとした生地感で足を締め付けず、靴下の上にさらに重ねたり、パンツの裾に被せるように着用するのも余裕。商品名の通り本当に足元がこたつに入っているかのようにポカポカして最高でした。冷えると体調不良になりやすいし、悪化しやすい。心地よいので足元が冷えやすい飛行機内でとても快適に過ごすことができました。こちら履き心地がとっても良いのでプレゼントにもいいなと思いました。Amazonで買いましたが、セブンイレブンにもけっこう置いてあります。

UNIQLOのウルトラライトダウンジャケット

上空を飛んでいる時の飛行機内は寒いことが多い。寒くて仕方がない状態だと体調も悪くなりそうだし快適ではないので、2024年は薄手のブランケットを機内に持参。それも良かったのですが、着いてからが邪魔でした(笑)お土産でスーツケースがいっぱいになってからは手持ち荷物に入れてヨーロッパ中を移動して大変だったので、2025年は代わりにウルトラライトダウンジャケットを着て乗り込みました。今回は冬のドイツへの旅だったので、到着後はロングダウンの中に着込んで大活躍。機内でも軽い・温かい・動きやすい(シャカシャカうるさくなくてよかったです)、と最強のアイテムでした。

YANSERのシルク素材アイマスク

上述のokamotoの靴下の次に感動したもの。Amazonで購入しました。過去の飛行機旅でアイマスクは使用したことがなく、自宅でも普段使いません。目元が圧迫されて気になるのでむしろアイマスクは嫌いだったのですが、口コミが良かったこちらの商品を試しに購入。結論、よい素材を使ったアイマスクはめちゃくちゃ心地がよいことが分かりました。つけた瞬間のとろけるような感触、本当に忘れられませんよ…。頭や目周りの圧迫感がない作りで、ついているのかどうか忘れてしまうくらい。機内が消灯した際、読書灯や座席前のモニター、スマホ画面など、明かりがつくと気になるもの。ただでさえ寝心地が悪いのにちょっとした明かりで起きてしまうと到着時の元気さに差が出ます。2024年のフライトで使用したところ、明かりが全く気にならず、そしてそれによって体がどれだけ疲れないかということを知りました。アイマスクの実力を過小評価している人・アイマスクは邪魔で嫌いだと思っている人、そんな全ての人に使ってもらいたい商品です。

歯磨きセット

十数時間のフライトだと半日機内で生活するようなもの。ご飯後、歯を磨いて寝るとスッキリできます。歯磨き粉のミントのような香りは気分が悪い時・頭が痛い時に気分がスッとする効果もあったので、体調が悪い・悪くない関係なく持っていくのをお勧めします。

スキンケアアイテム

念のため書きますが機内持ち込みできる液体は100mlまでです。100均で小さなボトルを買い、普段から使用している化粧水・クリームを入れ持っていきました。乾燥した時サッと付けられてとても良かったし、香りでも癒された。他にもハンドクリーム、各種リップクリームとバームを持ちこの辺りは準備十分でした。ハンドクリームも持ち込む前に100ml以下か確認してくださいね。

大きめのポーチ

2024年の旅行時、ずっと使いにくいなと思っていたポーチ。大きめのものを使っていましたがマチがなく、必要なものを取り出す際探すのに時間がかかりました。その対策で今回導入したのが、Amazonで見つけたBAGSMARTというブランドの大容量ポーチ。黒を買いましたが今は売り切れになっているようです。これは大きいだけではなくマチも広い。一目で中身が全て見れてとても使いやすかったです。口は閉めず開けっ放しにしてバッグの中にIN。バッグの底にミラクルフィットする大きさでした。薬やスキンケア用品、ちょっとしたお菓子など細々するものを全てこれに入れ、機内だけではなく旅行中ずっと大活躍しました。

大きさ・軽さがちょうどよいバッグ

2024年の旅行時に購入したear PAPILLONNER(イア パピヨネ)のA4サイズも入る大きなバッグが大正解すぎて、普段の出勤にも使っているし、今回も大活躍でした。調べたところ「SNS総再生数350万越え!」と書かれておりどうやら大人気商品だった模様。裏地のドットがかわいいアジャスタートートバッグという商品です。これの良い点は多すぎるので箇条書きに。

  • ポリエステルでとにかく軽い

  • ショルダーにもトートにもなる。トートの持ち手は長さがあり肩掛けも余裕。ショルダーもトートも簡単に持ち手の長さ調節可能

  • ポケットの位置と大きさの塩梅が絶妙

    • とにかくたくさんポケットが付いている商品も良く見ますが、たくさんあるから便利で使いやすいわけじゃない。これは外側に縦長の大きいのが一つ、中は片側に大きいのが一つ(チャック付き)、反対側に二つ。外側は空港内の移動時は頻繁に出すパスポートやチケットを入れるのに最適でした。スマホを一瞬入れるのにも◎

  • 開口部はマグネット仕様で閉じることも可能

  • 高さ33cm x 幅41cm x マチ18cm。大きすぎないけど大容量。前述のポーチが底にミラクルフィット

ear PAPILLONNER(イア パピヨネ) アジャスタートートバッグ

この商品以外もear PAPILLONNERのバッグは高すぎず、高見えし、種類が豊富で、選んでいてとても楽しかったです。お仕事バッグ探しにもお勧めです。

iFLEXの変形自在スマホスタンド

私は毎度頭痛で調子がよろしくないので活用できていませんが、直近の旅で一緒だった夫に刺さっていたのがこれ。Amazonで購入できます。形を好きに変えられ、使わない時はまっすぐに伸ばしバッグに入れられかさばらない優秀アイテムです。

スマホショルダーストラップ

2024年に続き2025年も利用しました。前回はちゃっちいものを買ってしまいすぐに壊れたので、今回はAmazonでMiaBorsaというブランドのロープのようなデザインのものを購入。なんとなく選んだオレンジ色も大正解で、紐が太くかつオレンジ色が目立ち、暗くなった機内でもどこにあるのかすぐに分かりました。バッグの中でも見つけやすい。機内以外でも大活躍で、適当に扱っても落とさない・なくさないという安心感はとても気持ちを楽にさせてくれました。

Mia Borsa スマホショルダーストラップ (オレンジ)

個人意見。不要だと思っている機内グッズ

あくまで個人意見なのでお手柔らかに。

着圧ソックス

足がむくむので、普段家では就寝時に着用しています。よくこういう系の記事やYoutubeでも機内持ち込みにおすすめ!と言われているので、2024年のフライト時はひざ下までのメディキュットを持参。結論、締め付けが苦しく不快だったのですぐに着用をやめてしまいました。足をあたためる靴下はとてもよかったですが機内で着圧ソックスってどうなんだろう。むくみやすい方、本当に良かった!って思っているのか気になるところです。現地に着いてからのホテルでは大活躍したので、預け荷物としてスーツケースに入れるだけでいいかなと個人的には思っています。

ネックピロー

これ系のおすすめでよくよく紹介されていますが、これだけは一度も納得したことがありません。席の材質がかなり残念な飛行機で長時間飛ぶならまだ分かりますが、日本人が外資系航空会社の飛行機で飛ぶ場合、自分の体格に対してシートが大きめな場合が多いと思いますし、最近の飛行機は(?)背中・頭部分の材質がなかなか良くネックピローがなくても肩や首周りは楽だったと個人的には感じました。2024年6月はイタリアのITA Airwaysを利用しましたが、質のよい革の座席で、普通席ですらとても快適でした。

その他のおすすめ

見たい動画を事前にダウンロードしておく

Wifiを提供している飛行機もありますが、動画を見れるほどのスピードはありません。眠れる方は良いですが、機内では眠れない人も多いはず。Youtube等で好きな動画を事前にダウンロードしておき、乗っている間に見たかったものを全て見る!というのもよい過ごし方だと思います(罪悪感0で動画三昧ができるって幸せ)。

こういう機会に読書をしてみる (おすすめはKindle電子書籍リーダー)

多くの日本人は普段仕事で忙しくて、年末年始や夏休みなど、長期休み中しか読書をしない人が多いそうです。私も正にそのタイプで普段読書は全くしないのですが、飛行機の長距離移動中は絶好のタイミングだと思っています(毎度頭痛で読めてはいないのだけど…)。本を持っていくのはかさばるので嫌ですが、旅行にはKindleが最高だと思います。Amazonで初めてKindle Paperwhiteを買った時、あまりの薄さと軽さに持っていることに気が付かず緩衝材と一緒に捨ててしまったくらい、そのくらいとても軽いです。動画同様で事前に本をダウンロードをしておく必要がありますが、数千冊の本が一台に入るのでマンガの一気読みも、小説のシリーズ制覇も、好きなだけできてしまいます。最新のKindle Paperwhiteは7インチと少し大きくなってしまったので、私は一番小さいKindleが好きです。抹茶色かわいい。

kindle マッチャとブラック

好きなお菓子を持っていく。乗る前に水も買う。

長距離フライト中、食事2回、軽食1回は出ると思いますが、間にお腹がすくことも。ものすごい空腹ではないにしても、手持ち無沙汰で何か食べたい、ということもあったので、私は噛み応えのあるお煎餅や、大好きなグミを持っていきました。食べないにしても、あるとなんとなく安心です。
お水については、機内でペットボトル1本が配られる場合もありますが、もらえなかった場合毎度CAさんを呼んでコップに入れてもらうのって面倒くさい。たくさん飲んだ方が健康にもいいし、保安検査後に必ず買ってから機内に乗り込むようにしています。


とても長くなってしまいましたが、以上が直近2回の長距離フライトで得た学びです。同じような体質の方やフライト前に緊張している方、何を持っていこうか迷っている方の参考になれば幸いです☺

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