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大賞でした(第6回ほっこり・じんわり大賞)

お久しぶりです。
またまたなんの成果もあげられず、noteに来る足が遠のいておりましたが、奇跡が起きました。
アルファポリスさんで開かれていた
「第6回ほっこり・じんわり大賞」

にて、私の作品「君といた夏」がまさかの大賞をいただいてしまいました。
え? マジですか?
作品がコチラ↓

「君といた夏」は前回(リンク参照)、「第6回ライト文芸大賞」で青春賞をいただいた「感情ミュート」同様に
たくさんのサイトコンテストを彷徨ってきた一作でした。
だけど、「じんわり・ほっこり」ってまさに「君といた夏」にギッシリ詰まってるんですけども?
え?行けるか?やっちゃうか?
と、今回アルファポリスさんに投稿するにあたり、大分改稿とテコ入れをしたのでした。
「感情ミュート」と共に「第6回ライト文芸大賞」に出すこともできましたが、どうせなら一作ずつ可能性が高い方に出そうと
青春色の強い「感情ミュート」をライト文芸大賞に。
そして「君といた夏」は、ほっこり・じんわり大賞へと応募したわけです。
結果、大成功すぎる大成功で、私自身がまだ信じられず
なんならば「大賞です」メールも驚き過ぎてただただ手が震え、賞を間違えてはいないだろうかと何度も読み返し、今朝もまた読み返していたというくらい信じられなかったんです。
なぜなら、私は「大賞」を獲ったことがないからです。
最高位が「準大賞」ですから、一生無理なのかもと思っていました。

そういえばね、この話とは少しズレますが、とある出版社様のXスペースを覗いた時に「ウチで落選したとしても、他で評価される作品はいっぱいありますからね」というお話をしてらっしゃいました。
まさに「感情ミュート」も「君といた夏」もそちらのコンテストで落ちちゃった作品なんですが、前回も言ったように相性なんですよね。
だって改稿したとはいえ、実質のストーリー展開事態は同じなんですもん。
今どこかで落ち込んでいる人に届いてほしいこと。
「コンテストは相性、他でダメでも違うサイトでは輝くことが多々ある」です。
アルファポリス様だけではなく、今回魔法のiらんどさんで行われた恋愛創作コンテスト然り、結果を出したお仲間さんたちの作品に「見覚え」がありました。
みんな、どこかで悔しい想いをした作品たちです。
新作を紡ぎ出していくことは勿論大切ですが「このコンテストには、イケるかもしれない」と昔の作品を温めておくことも、とても大事です。
「君といた夏」は「感情ミュート」より先に書いた作品ですし、どちらも三年程前のものですから。
自作を「どうせ私の作品なんか」とは思わないでください。
あなたの作品は、あなたにしか書けない作品です。
今じゃないかもしれない、三年後、五年後かもしれない。
でもいつかどこかで輝く日のために「宝物」として大事にしてあげてくださいませ~!

大分、話ズレましたね笑
戻ります「君といた夏」の話。
最初はエブリスタで連載完結をしておりました。
今から三年も前のことです。
真夏の昼下がり私を運命の人と呼ぶナナシのイケメン幽霊に憑りつかれた
彼を成仏させるために奔走する七日間
幽霊とは思えないほど明るい彼の未練とは一体何?
あなたは一体ナニモノなの?
最初にプロットっぽいものを思い浮かべた時、既にラストを考えてしまって一人で泣いてました←
一緒にいられるのはたったの七日間、ヒロインの結夏、そしてイケメン幽霊の慶くんにとっては、とてもとても濃い一週間となります。
慶の成仏の手助けをする結夏。
でもそれは一方的ではなく、結夏自身も慶に心を救われる。
お互いがお互いの助けになるわけなんですが、今回それを評価していただけたみたいで「よっし、よーーーーーしっ」とガッツポーズでした。
書きながら何度も泣いたのは、感情ミュートと同じですね。
で、書き終えた時は本当にもう呆けてしまって、終わってしまった寂しさと余韻でまた泣いたことを覚えております。
感情移入しまくってましたね。
エブリスタ、アルファポリス、双方ともたくさんの感想をいただき、「感情ミュート」と並び、私の代表作の一つと言って下さる方もおります。
今回の「ほっこり」は、慶というキャラクターだと思います。
一見すると金髪で目つきの悪い不良キャラですが、実は愛想のいい笑顔、不遇な境遇、持ち前の明るさ優しさ、涙もろさがほっこりポイントではないかと。
「じんわり」は、何度も襲います。
結夏の生い立ち、慶の環境、記憶の果てにあるもの、幾人かの登場人物たちの人情に。
東京、大阪、そしてまた舞台は東京へとめぐる中、結夏の気持ちが成長していくことも、私的じんわりポイントです。
複雑な事情の中で辿り着いた未来、ラスト1頁に、一筋の希望を詰め込みました。
今回大きな改稿ポイントとしては、時代再設定でした。
だって三年前の作品ですからね、時代がちょっとずつズレてしまってました。
あとは登場人物のキャラ変更など、初稿時とずい分雰囲気の違う人もいるんですが(信号のとこにいるおばあちゃんだったり)これはわかる人にだけわかればいいかなと思います。
現在読んで下さる人には、このままの「君といた夏」を読んでいただけたら、とても嬉しいです。
ぜひ、「感情ミュート」の方もよろしくお願いいたします笑

最後になりますが、選んでいただけたことはただただ奇跡です。
これを励みとし、まだまだ実力不足な私ですので、今後もふり幅を広げ挑戦し続け努力を怠らないように頑張り続けます。
決意表明のような結びとなってしまいましたが
ずっとずっと応援下さった皆様
この作品を通じ、私を知って下さった方
選出してくださったアルファポリス編集部の皆様
本当に本当にありがとうございました!
ただただ深く感謝いたします!

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