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【英語】日本語と反対!否定疑問文って?

カナダの保育園で
保育士になったばかりの頃
この「否定疑問文」と呼ばれる
英語の返答に何度も困惑していました。


否定疑問文って?


一般的な疑問文って
「○○は好きですか?」ですよね。
これを否定疑問文にすると
「○○は好きじゃないですか?」になります。

例えば
チョコレートは好きですか?【疑問文】
チョコレートは好きじゃないですか?【否定疑問文】

英語にしてみると・・・
【疑問文】チョコレートは好き?
Do you like chocolate?

【否定疑問文】チョコレート好きじゃないの?
Don't you like chocolate?


そして、日本語での返答は・・・
「チョコレート好きじゃないの?」
と聞かれたら

好きな場合
→「いいえ、好きですよ!」

嫌いな場合
→「はい、嫌いなんです」

と答えますよね。



でも、英語での答え方は・・・
好きな場合
"Yes, I like chocolate!"(はい、好きですよ)

嫌いな場合
"No, I don't like chocolate."(いいえ、嫌いなんです)


「はい」と「いいえ」の使い方
日本語と英語で
逆になってるんです。

これが、否定疑問文と呼ばれるもの。


わたしの経験

だから、当時カナダで
保育士になったばかりのわたしは
室内にいる子どもに

Don't you wanna go outside?
(お外遊び行かないの?)」
と聞いて返事が
No.
だと

「え?あれ?どっちや?」
となっていました。(笑)

No.=「そんなことないよ、これから行くつもりだよ」
なのか
No.=「行かないよ」
なのか。

どっち???って。(笑)



否定疑問文への答え方


わたし自身が
Don't you~?
Can't you~?
Didn't you~?

と否定疑問文で実際に聞かれる、
という経験を通して
答え方を覚えていきました。

やっぱり、実体験って大切!☺️✨


答えるときに
「日本語と逆になるんだった!
だから答えは・・えっとYes,I do? No, I don't?」

と頭で考えてしまっては
ごちゃごちゃしてきますね。


ポイントは
英語の時は
Do you like?で聞かれても
Don't you like?で聞かれても

自分にとって肯定なら
Yes, I do.
自分にとって否定なら
No, I don't.

と、シンプルです。


Do you like chocolate?(チョコ好き?)
【好きな場合】
Yes, I do. とかYes, I like chocolate.
【嫌いな場合】
No, I don't.   No, I don't eat chocolate.


Don't you like chocolate?(チョコ好きじゃない?)
【好きな場合】
Yes, I do.   とか Yes, I like chocolate.
【嫌いな場合】
No, I don't. No, I don’t eat chocolate.

答え方は同じなんです!!

これは、英語では
自分を主に、
自分がそうかそうでないか
を主として答えている
のに対し、


日本語では
相手の質問を主に
相手の質問が自分の答えに
合っているか合っていないかに対して
答えている

という違いかあるからかなと感じます。


「チョコ好きじゃないの?」と聞かれたら
(相手の憶測は間違っている)
→「いいえ!好きなんですよ!」
(相手の憶測は合っている)
→「そうなんです~嫌いなんですよね~」

という、
相手を汲み取る、他者を想う
そんな日本人の人柄から生まれた返答の違いなのかもなあと
思ったりしました。(知りませんけどね😂




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