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高学年でこれですか?

小学校の夏休みの宿題
いつも最後に残るのは『自由研究』『図画工作』『作文・感想文・絵日記』
こんな感じ?

特に作文、感想文は
「何でも書いたらいいよ」と言いつつ
書いた内容を見たら
「ちょっと待って、何これ!?」レベルだったり

待てども待てども1枚、1行たりともまだ書かない!?
(正しくは書けない)

まずは

何これレベル

に見える理由の一つに
選んだ言葉のレベルも関係してきます

ちゃんと聞いてみた
ちょっとだけ雨が降っていた

「ちゃんと」や「ちょっとだけ」は話し言葉です
この話し言葉(口語)と書き言葉(文語)の理解がない
(「ら」「い」抜きなども入れるとキリがないので省略)

もちろん文章によっては使っても良いとは思いますが
文章全体がこの言葉使いだと非常にチープな文章になります
低学年ならまだしも高学年でこの状態の場合は
おそらく国語力も非常に弱いと思われます
放っておけば中高・・・大・・・社会に出てまでそのまま

なぜそうなるか
一つには幼い頃からの会話の内容にも関係してきます

まずは
家庭内での会話に少しだけ保護者が気を付ける

子供が「めっちゃすごい夕日」と言ったら
「本当だね、とても大きくて綺麗だね 茜色ってこんな色なのかな」とか
文章を訂正する必要はなく美しい日本語で伝えて耳にいれる

その時に意味がわからなくても大丈夫
ただ「茜色って?」と言われたチャンス!
もっともっと会話を広げてあげましょう

もう一つは
正しく書かれた文章を読む

読めば漫画でも良いとは言いますが
実は子供向け漫画や本はあまり良い表現を使っていません

やはり良いのは推薦図書などになります
人間は読んだものは記憶に残るので
正しい文章を読むことで語彙や正しい文章の書き方まで覚えます

堅苦しく考えるのではなく幼児の頃から
良い絵本をたくさん読んで、触れてください

日本昔ばなし、イソップ物語、昔ながらの絵本もぜひ


そして書けない理由は「Part2」に続きます
こちらにはちょっと胸が痛い理由を書いていきます

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