ママのいう「ちゃんと」って?
「ほら、ちゃんと座って」
「ちゃんと言いなさい」
よく聞くセリフです。
この大人がいう(ちゃんと)って、どんなふうなんだろう?
と子どものころ思ったのを覚えています。
「ちゃんとって、常識的に考えればわかるでしょ」
そう思う方も多いかもしれません。
でも、その「常識的なちゃんと」はあくまで感覚的なもので、その「ちゃんと」が理解できず集団行動や園・学校生活に漠然とした不安、居心地の悪さを感じる子が増えてきたように感じます。
多様性がうたわれるのに、感覚的な「ちゃんと」を理解できない子が「多動」や「発達障害」といわれることも・・・
そして、こんなこともあると思います。
お子さんに
「なんでそう思うの?」と聞いたとき
「なんでも。」と答える。
大人からすると
「なんでも。じゃわからないでしょ!」ですが
子どもからすると
「大人のいう「ちゃんと」も「すごい」も「いいこ」も全然わかんないよ!」
なのでは?🤔🤔🤔
漠然とした感覚的な表現で伝えるのではなく
より明確に伝える意思が大人にとっても必要だなと感じます。
(それが大人が子どもに行動で示せるコミュニケーションの手段であり、いずれ親子の関係性も深めていきます♡)
例えば・・・
ちゃんと座って ではなく
「背中をまっすぐ座ってごらん」
ちゃんと言って ではなく
「目をみてお話してみて?」
ちゃんと片付けて ではなく
「まだこれが残ってるから箱に入れようね」
そーんなことか。
と思うような日常の中の一瞬の出来事ですが、ママやパパの言葉を浴び、吸収しておおきくなっていくお子さんのためにも
「伝えるための言葉」
を使う姿勢を大切にしていただきたいなと思います🌷😌
ママ、〇〇してくれたから嬉しくなったよ。
〇〇できなかったから次は〇〇するようにしようと思う。
など、語彙を増やしより具体的な表現で、言葉をぐんぐん吸収しているお子さんと関わってみてください☺️💕
みさき