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それってほんとに聞き上手?

 同僚の話

「仕事でよい(と本人が思っていること)を提案しても否定された…」
と相手が悪いかのようにボヤいてるけど、あなたも無駄だと(自分が思っている)仕事は「共感できない」といってやりたがらないし、「それって意味なくないですか?」って代替案もなしに否定するよね?同じことしてるんだって気づいてる?

提案もこちらに届いてはいないし、思ったり言ったりしているだけで行動には移さないよね。

本音は「やることやってから言えよ」である。「意見しても反論されるから、やりたくないことはやらない人だと認識されていたんだよ」である。

自分のやりたいことをやりたいのなら、それはもう組織で働かなくてもよいのでは?とも思う。そのわりに「主体性」もないし矛盾してると思う。本人は一貫してると思ってても、結構矛盾に満ちた人だったのが逆に人間らしくて面白かった。

まわりのモチベーションが低いから自分もモチベーションが低くなったという言い方にも違和感。
外部要因を原因にすることは普通にあることだけれど、外部環境に依存していることが多すぎる印象を受けた。

自己肯定感の低さと承認欲求の高さとプライドの高さからくるものなのだろう、理由と動機を外部環境に求めすぎていると思う。

自分はダメだって根底で思ってるから、自分の代わりに他人に承認してもらいたいよね。それが生きる意味みたいになっちゃうよね。わかる。

でもね、他人の承認を期待したって思うようにいかないときもあるでしょ?
あくまで他人は他人なんだから。他人に期待しても自分が傷つくだけ。
自分で自分を承認してあげるしかないんだよ。

あと、自分は相談役で聞き上手とか、頼られるのが嬉しいとかいってるけど、最初に「でも…」をつけるのは絶対やめたほうがいい。
口癖になってるけど、これは本当にやめたほうがいい。「この人は私の話を否定する=聞いてくれない人だ」という認識になってしまうから。

「でも…」でという否定から入られるのは誰だって嫌じゃん。意見を求めてる場合であってもとりあえず受け入れてほしい。

自分は相談できないとも言ってたけど、仕事内容の相談くらいしてほしかった。逆に報告連絡相談が全くないので困る。それで「わかってほしい」は無知がある。感情で「自分の仕事」に固執しすぎな印を受ける。


自分で聞き上手って言ってる人、それホント?


聞き上手=「自分の話も聞いてほしいからあなたの話も聞かせてほしいな」
という人、以外と多いんじゃなかろうか。

対価として、自分の話を聞いてくれるよね?という無意識的な圧力。

本当の聞き上手は、「口を絶対挟まず、相手の意見を否定もせず、ただ話を聞いてくれる人」だと思う。

以前、カウンセラー?を派遣してくれるNPO法人に有償依頼し、話をきいてもらったことがあるが、本当に話を聞いて同意くれるだけだった。
でも、私はそれで自分の考えがかなり整理されたし、救われた。

それと同時に、本当に話を聞いてほしいなとおもったらお金払わなきゃいけないんだ…とも思ってしまった。それくらい「人の話を聞く」ということは難しい。

相談に乗るのが好きな人や、人の話を聞くことが好きな人はいるけど、必ずしも聞き上手かはわからない。お金払った方がよい場合もある。

相談を全くしないと変な溝ができてしまうこともので、コミュニケーションの一つの手段としての「相談」は重要なカードであるともおもっている。
相談すると、「私はこの人に頼られているんだ!うれし〜」という相手の肯定感とか優越感が刺激されるし、よっぽど嫌われてない限り、人から相談されるというものは嬉しいものなので。

社会に適応するために、相手にあえて弱みや喉元を見せにいくのは大事なのだ。キツネはキツネなりの生き方がある。
相手が一番油断しているときは、こいつ倒せるぞ!と確信した瞬間なので、そのときにやればいい。FPSの話ではない。

正直組織向けではないと思うし
文章の方が達者ならフリーのライターのほうが向いてると思う。
仕事中もつらつらぼやいてたみたいだし。

私は親切ではないので忠告もなにもしない。
今後会うことがあっても、応援もしたくないし共感もできない。
次も同じようなことに陥らないといいね。


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