「生活支援員」やってます
はじめましての自己紹介。
東北地方の生活介護事業所で「生活支援員」をやっています。
◆生活支援員とは、障害者を支援する施設で働く人のことです。入所支援、生活介護、就労移行支援、就労継続支援(A型・B型)などがあります。
私がいるのは「生活介護事業所」で、高齢者の方で言うならデイサービスのような感じ?日中の時間帯の生活支援とか、運動、リハビリ、簡単な作業や創作活動のサポート。たまにショートステイ(お泊り)に入ったり。あとは送迎もこなします!
利用者さんは、全員知的障がいがあり、その他自閉症スペクトラム、染色体や遺伝子の障がい、脳性麻痺などバリエーションに富んでいて、その中で更に「強度行動障害」の状態にある方も複数名います。10代~20代が多い事業所です。
◆強度行動障害とは、本人の健康や周囲の生活に著しい影響を及ぼす行為が高頻度で起きる状態のこと。自傷、他害、物壊し、異食などなど。
今年の担当は3名の20代女子。そのうち2名が「強度行動障害」の状態にあります。毎日てんやわんや…といわれたらそうかもしれない。仕事だけで1日8000歩くらい歩いている日もあります。
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仕事のことはこのくらいにして、プライベートの話も少し。
単身赴任の夫(北の大地に行ってます)、大学2年の長男(甲信越地方在住で別居)がいて、現在同居しているのが中学3年生の次男、小学2年生の三男。あと茶トラの猫(♂7歳くらい)です。
最近、子どもに手がかからなくなってきたので一人の時間を謳歌しています。一人の時間は結局、勉強したり情報収集したり講演会に行ってみたりと結局仕事から離れられないのですが(笑)
それほどまでに、障がいって奥が深いって思っています。海外の長編ドラマみたいで、落ち着いたと思ったら何か起きる。
拘りが落ち着いたら、また新しいことをやり始める。あの子たちの発想力はすごいなぁ、こことここ、繋がるんだ…みたいなことが起きる。
日々新しい発見があることに喜びやら苦しみやらを感じて、感情が忙しい毎日を送っています。
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このnoteでは、「支える人」として何を考えているのかを発信していけたらいいなと思っています。
自閉症協会などの当事者会とか、ペアレントメンター制度、各種親の会などで親御さん同士は繋がっていけるけど、支援者の繋がりってなかなか無いことが理由です。
障害をもっている方たちは、生涯、学び続けていくことが必要なのに支援する私はどうなんだろう。
教育から福祉への切り替えの時期を支えていくといっても、情報が足りない、引き出しが欲しい、みんなどうやって対応しているんだろう?とか、そんなことを日々考えています。
そんな仲間が、ここでできるといいなぁって。